大阪府・安土桃山
Momoyama大阪府 の安土桃山時代(1573 – 1603)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
天正十四年(一五八六年)の年紀をもつ堀川国広の脇指。新刀の祖と称される刀工の日向時代、古屋打ちと呼ばれる一群の一作で、京都で大成する以前の初期の手を示す重要文化財。大阪府の個人蔵で常時公開はされていない。
大阪の南蛮文化館が所蔵する六曲一双の重要文化財。十六世紀末に来航した南蛮人と、聖堂でのキリスト教の習俗を金地に濃彩で描く。現存する第一類型の白眉とされ、群青の発色が美しい。開館は毎年五月と十一月のみ。
大阪府枚方市に鎮座する片埜神社本殿は、慶長7年(1602年)に豊臣秀頼が再建した三間社流造・檜皮葺の重要文化財建造物です。大阪城の鬼門鎮護の社として、朱漆塗に極彩色の壮麗な桃山建築と、四面を飾る精巧な蟇股彫刻が見どころです。
大阪市天王寺区にそびえる勝鬘院塔婆(通称:愛染堂多宝塔)は、慶長2年(1597年)に豊臣秀吉により再建された桃山時代を代表する多宝塔です。高さ約22.44m、一辺約6.5mの堂々たる規模を誇り、大阪市内に現存する最古の木造建造物として国の重要文化財に指定されています。蟇股に十二支が彫られた意匠や、内部を覆う立体金剛界曼荼羅も必見。毎年6月30日〜7月2日の愛染まつり期間中にはご開帳され、桃山建築の内部空間を体感できます。
大阪府泉佐野市の総福寺境内にたたずむ天満宮本殿は、梁間わずか約60cmの極小社殿ながら、桃山時代の一間社春日造・檜皮葺の技法を精緻に伝える国指定重要文化財です。日本遺産「日根荘」の構成文化財として、500年以上続く天神信仰と中世荘園の歴史を今に物語ります。
大阪府池田市に鎮座する八坂神社本殿は、天元元年(978年)創建の古社に慶長15年(1610年)再建された桃山時代の社殿建築です。蟇股や木鼻に見られる華やかな装飾彫刻が評価され、昭和46年に国の重要文化財に指定されました。この地方では数少ない桃山時代の遺構として貴重な存在です。
大阪・船場の湯木美術館に所蔵される重要文化財「志野茶碗 銘 広沢」。桃山時代に美濃で焼かれた半筒形の名碗で、淡雪のような白い長石釉と緋色の火色、隠見する鉄絵文様が独特の茶趣を醸し出します。卯花墻(国宝)、羽衣と並ぶ志野茶碗の優品の魅力、来歴、見どころ、湯木美術館へのアクセスを詳しくご紹介します。
大阪城天守閣に所蔵される重要文化財「豊臣秀吉辞世和歌(一通)/豊臣家家臣等血判起請文(十通)/豊臣秀吉朱印状幷慶長役陣立書(二通)」を紹介します。秀吉自筆の「つゆとをち つゆときへにし わがみかな なにわの事も ゆめの又ゆめ」の辞世、前田利家ら重臣が秀頼への忠誠を血で誓った熊野牛王宝印の起請文、慶長の役の出兵を命じた朱印状と陣立書――令和二年指定の十三通の文書群を、見どころ・歴史背景・観覧情報とともに解説します。