江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
大阪府貝塚市、紀州街道に近い寺内町の一角に残る吉村家住宅主屋。江戸時代に油屋と両替商を営んだ商家の主屋で、北側主要部は十八世紀中頃にさかのぼる。貝塚では珍しく幕末に南側へ座敷を増築した町家として、平成十五年に登録有形文化財となった。
大阪府貝塚市の登録有形文化財、吉村家住宅道具蔵。江戸末期の土蔵造二階建で、両替商を営んだ家らしく床下を石積みで高く上げ、地下に穴蔵を備える。貝塚寺内町の町並みに残る一棟で、外観のみ路地から見学できる。
大阪府貝塚市の寺内町に建つ登録有形文化財。薬種を商い代々町年寄を務めた利齋家の主屋で、棟脇の三間を一段高くした段違いの屋根が目を引く。原形は17世紀に遡る可能性をもち、寺内町の歴史的景観に残る貴重な一軒である。
大阪府貝塚市の貝塚寺内町に残る利齋家住宅土蔵。代々孫左衛門を名乗り薬種問屋を営んだ旧家が御下筋に面して建てた、桁行十間に及ぶ長大な袖蔵である。南半分にはかつて薬種が納められた。江戸後期の建築で登録有形文化財。
大阪府島本町の若山神社本殿は、文化4年(1807年)に造営された三間社流造の社殿。大阪府内では数少ない向唐破風を正面に備え、平成30年に国の登録有形文化財となった。三川合流を望む丘の森に静かに鎮座する。
山田家住宅長屋門は大阪府泉南市の庄屋屋敷で表門の内側に建つ江戸時代末期の長屋門で、2つの門のうち内側の門にあたる。間口は約30メートルと敷地の幅をほぼ占め、長い本瓦の屋根が前庭を囲い込んで、屋敷の景観を特徴づけている。
中山家住宅炭蔵綿蔵は、大阪府松原市の大庄屋屋敷で主屋玄関の南に建つ江戸時代後期の土蔵。一棟を仕切って南の3間を土間の炭蔵、北を板敷の綿蔵とし、東の腕木で出した軒下に戸口を2つ開く。建築面積は42平方メートル。
榎原家住宅長屋門は、吹田市豊津町の屋敷の東側で街路に面して建つ江戸時代末期の長屋門。門口の屋根を一段下げて軒を深く出し、南端には旧米蔵、北端には東土蔵が接している。2004年に登録有形文化財となった。
榎原家住宅主屋は、吹田市豊津町に建つ江戸時代末期の民家の主屋。つし2階の入母屋造に下屋を回し、間口は約20m。土間を細かく仕切る新しい間取りと下店の格子窓が評価され、2004年に登録有形文化財となった。
豊中市中桜塚の奥野家住宅門長屋は、敷地西辺の中央に建つ江戸後期の門長屋。南半を両開き板戸と潜戸の門口、北半を物見格子付きの供部屋とし、北で西蔵に接続して屋敷の表構えをつくる。2008年に登録有形文化財となった。
豊中市中桜塚の奥野家住宅東蔵は、敷地北辺の米蔵の東隣に建つ江戸末期の土蔵造2階建。明治後期に西蔵の東方から移築され、白漆喰を塗らない中塗り仕上げの外壁で他の蔵と表情を違える。2008年に登録有形文化財。
大阪府泉佐野市の上善寺経蔵は江戸末期の土蔵造の経蔵。正面4.9メートルの宝形造本瓦葺で、格子戸と漆喰の引分戸を二重に建てて火に備える。境内で本堂と向き合って建ち、平成20年(2008年)に登録有形文化財となった。
大阪府泉佐野市の上善寺本堂は天和3年(1683年)建立の入母屋造本瓦葺の七間堂。典型的な浄土宗平面に広縁と側面各3室を加えた間取りが評価され、平成20年(2008年)に登録有形文化財となった。内部は予約制。
大阪府泉佐野市の上善寺庫裏は江戸後期の切妻造妻入本瓦葺の庫裏。正面14メートル、奥行16メートルの大規模な建物で、棟の煙出、妻の虹梁架構、東の式台玄関がよく残り、平成20年(2008年)に登録有形文化財となった。
大阪府泉佐野市の上善寺鐘楼は寛政9年(1797年)建立の吹放ちの鐘楼。四方転びの円柱に三斗組をのせ、笈形や木鼻に貘・獅子の彫物を配す。2008年に登録有形文化財となり、毎年大晦日には除夜の鐘が撞かれる。
大阪府泉佐野市の上善寺裏門は江戸中期の切妻造本瓦葺の一間薬医門。孝子越街道に北面し、両脇に袖塀と潜りを備える。旧佐野町場の町並みに建つ重厚な門として、平成20年(2008年)に登録有形文化財となった。
刀〈銘小野繁慶/奉納接州住吉大明神御宝前〉は、大阪市の住吉大社が所蔵する江戸時代の刀で、昭和35年に重要文化財となった。作者の繁慶は徳川家の鉄砲鍛冶から刀工に転じた人物で、茎には住吉大明神への奉納銘を刻んでいる。
国宝「青磁鳳凰耳花生〈銘万声〉」は南宋時代の龍泉窯で焼かれた砧青磁の最高峰。後西院が詩句「擣月千声又万声」から銘を授け、東福門院から毘沙門堂へと伝来した。高さ33.6cm、大阪府の和泉市久保惣記念美術館蔵。
大阪・道修町の杏雨書屋が所蔵する国宝「宋刊本史記集解」は、司馬遷『史記』最古の注釈書を宋代の木版印刷で伝える11冊。内藤湖南旧蔵の恭仁山荘善本として知られ、北宋刊本の希少性と確かな伝来で名高い逸品です。
大阪・道修町の杏雨書屋に伝わる国宝、宋版毛詩正義17冊。紹興9年(1139年)刊のきわめて希少な単疏本で、各冊の金沢文庫の蔵書印が鎌倉武家の学問との縁を示す。原本の公開機会、影印本、薬の町道修町の歩き方も紹介する。