鳥取県・大正
Taishō鳥取県 の大正時代(1912 – 1926)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
鳥取市大畑の丘上に鎮座する延喜式内社・天日名鳥命神社の幣拝殿は、大正2年(1913年)に建立された入母屋造妻入の社殿建築です。起り破風の向拝や伝統的な懸魚意匠、そして原寸図の現存が評価され、令和4年に国登録有形文化財に登録されました。千年以上の歴史を持つ式内社の境内景観を形成する貴重な建造物です。
鳥取市大畑の丘上に鎮座する天日名鳥命神社本殿は、延喜式神名帳(927年)に記載された式内社の社殿で、大正2年(1913年)に再建されました。一間社流造銅板葺の端正な建築で、蟇股等の彫刻に近代的な華やかさが見られます。当時の設計書が現存し、近代の社殿造営の様相を伝える貴重な文化財として、令和4年に国登録有形文化財に登録されました。
境港市花町、面谷家住宅の敷地北側に建つ土蔵造平屋建。大正12年頃の建築で、元は精米所と伝わるが現在は座敷に改修。西から六畳、四畳半茶室、水屋が並び、茶室の床柱には古材が用いられている。2014年登録。
鳥取県智頭町の旧因幡街道沿いに建つ下町公民館は、大正3年に智頭町役場として建てられた木造2階建の洋風庁舎。ペディメント付きの玄関ポーチ、白ペンキの西洋下見板張り、鋳鉄製の床下換気口格子が残り、平成14年に国の登録有形文化財となった。
鳥取市気高町日光の杉谷神社拝殿及び幣殿は、大正5年建立、建築面積38平方メートルの社殿。入母屋造妻入桟瓦葺で、内部は畳敷き一室に竿縁天井を高く張る。本殿と一体の境内景観が評価され、令和6年3月に国の登録有形文化財となった。
鳥取市気高町日光の杉谷神社本殿は、大正4年建立の一間社流造。建築面積わずか7.3平方メートルの社殿で、皿斗付大斗に三斗を組み装飾を抑える。設計書が残る点も評価され、令和6年3月に国の登録有形文化財となった。
鳥取県八頭郡八頭町福地の曹洞宗大樹寺本堂は大正9年(1920年)の建築で、令和6年8月に登録有形文化財となった。垂木を湾曲させた向拝の彫刻、大間の折上格天井、建築面積256平方メートルという規模を紹介する。
丸井家住宅待合及び塀・袖垣は倉吉市越中町の茶庭に建つ大正5年頃の建築。北から袖垣、腰掛待合、雪隠が並び、杉皮野地板と皮付丸垂木が山中の庵の風合いを出す。打吹山を借景とする庭園の一部で、内部は公開されていない。
矢城家住宅主屋は鳥取県倉吉市横田に東面して建つ大正2年の木造二階建。南東の庭に面した六間取の座敷と式台に対し、居室部中央の回り階段とトラス小屋組は近代の構法。平成27年に国の登録有形文化財となった。内部は非公開。
鳥取県米子市道笑町に建つ国登録有形文化財「米子専門大店」。大正13年(1924年)ごろに村岡産業が建てた米子初の貸しビルで、設計は原八十吉。鉄筋コンクリート造3階建で、石造風の外壁にアーチ形の入口や米子銀行の記章が残る、商都・米子の歩みを伝える近代建築の見どころを解説します。