名古屋陶磁器会館とは

名古屋陶磁器会館は、愛知県名古屋市東区徳川に昭和7年(1932年)に建てられた事務所建築で、平成20年(2008年)10月23日に国の登録有形文化財に登録された。読みは「なごやとうじきかいかん」、登録番号は23-0309である。

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造3階建、建築面積389平方メートルで、昭和21年(1946年)に3階を鉄骨造で増築した。名古屋城の約2キロメートル東に位置する。所有者は一般財団法人名古屋陶磁器会館である。

登録の理由と価値

名古屋陶磁器会館は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、間口24メートルの鉄筋コンクリート造で、外装をスクラッチタイル貼りとし、幾何学的なモチーフを随所にあしらう。名古屋における陶磁器業発展のシンボルとして親しまれている。

名古屋陶磁器会館によれば、名古屋は明治後期から昭和初期にかけて全国でも1、2位を争う陶磁器の生産地で、特に輸出向け陶磁器で圧倒的なシェアをもっていた。瀬戸や美濃の素地に名古屋で絵付けをして輸出する工場が東区や北区に集まり、この会館はその陶業の歴史を伝える建物である。

見どころ

外壁のスクラッチタイルと、随所にあしらわれた幾何学的なモチーフに注目したい。昭和初期の事務所建築らしい装飾が、陶磁器業の拠点にふさわしい表情をつくっている。

1階の展示室では、名古屋から海外へ輸出された陶磁器が展示されている。販売コーナーでは、名古屋絵付けを施した輸出向けの陶磁器製品も限定販売されている(名古屋陶磁器会館)。

見学方法

名古屋陶磁器会館によれば、開館時間は午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)、休館日は土曜日・日曜日・祝日と12月29日から1月4日で、入館料は無料。見学者用に無料駐車場が2台分ある。

地下鉄桜通線高岳駅から北東へ徒歩20分、名鉄瀬戸線森下駅から南西へ徒歩15分。所在地は名古屋市東区徳川1-1003である。

Q&A

Q名古屋陶磁器会館はいつ建てられましたか?
A昭和7年(1932年)に建てられ、昭和21年(1946年)に3階を増築しました。
Q名古屋陶磁器会館が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成20年(2008年)10月23日に登録されました。登録番号は23-0309です。
Q外観の特徴は?
A外装をスクラッチタイル貼りとし、幾何学的なモチーフを随所にあしらっています。
Qなぜ名古屋に陶磁器会館があるのですか?
A名古屋は明治後期から昭和初期にかけて輸出向け陶磁器の一大産地で、この会館はその陶業発展のシンボルだからです。
Q名古屋陶磁器会館の開館日は?
A平日の午前10時から午後5時で、土曜日・日曜日・祝日は休館です。入館料は無料です。

基本情報

名称名古屋陶磁器会館(なごやとうじきかいかん)
所在地愛知県名古屋市東区徳川1-1003
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成20年(2008年)10月23日登録(登録番号23-0309)
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造一部鉄骨造3階建、建築面積389平方メートル
所有者一般財団法人名古屋陶磁器会館
公開状況平日開館(午前10時から午後5時、無料)

参考文献

名古屋陶磁器会館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00007358
ご利用案内(名古屋陶磁器会館)
https://nagoya-toujikikaikan.org/guide/
名古屋陶業の歴史(名古屋陶磁器会館)
https://nagoya-toujikikaikan.org/history/
アクセス(名古屋陶磁器会館)
https://nagoya-toujikikaikan.org/access/

最終更新日: 2026.10.05