愛知県・江戸
Edo愛知県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
愛知県知立市上重原町の萬福寺の山門。天保15年(1844年)建築の入母屋造本瓦葺の門で、拳鼻付きの二手先詰組と各間の蟇股など組物に技巧を凝らし、境内の表構えに重厚さを与える。国の登録有形文化財に登録。
愛知県知立市上重原町の萬福寺の鐘楼。文久2年(1862年)建築の方1間吹放ちの入母屋造桟瓦葺で、内転びの円柱、拳鼻付きの詰組、二軒扇垂木をもつ禅宗様基調の装飾密度の高い鐘楼。国の登録有形文化財に登録。
湊築島弁天社は豊橋市の湊町公園、池の中の築島に建つ寛政7年(1795年)の社殿。三間社入母屋造向拝付、本瓦葺で、2008年に登録有形文化財となった。吹放ちの外陣から、草木を描いた格天井を見上げられる。
名古屋に接する大治町に建つ明眼院旧多宝塔は、もと二層の多宝塔の下層部。明治の濃尾地震で上層を失い、今は大日如来坐像を安置する大日堂として残る。2014年登録の登録有形文化財で、尾張に多い多宝塔の遺例の一つ。
森川家住宅主屋は愛知県一宮市大和町苅安賀にある江戸時代末期の町家。棟札から安政2年(1855年)の建築とされ、間口7間のつし二階建で街路の景観を特徴づける。2008年に登録有形文化財となった。居住中で内部は非公開。
八平神社本殿は愛知県新城市出沢字八ノ平に建つ流造の社殿。元禄13年の棟札が一宮大明神ら三神の合祀を伝え、内陣は三室に区画されて扉が三つ並ぶ。大正7年に屋根を銅板葺へ改修。平成25年に登録有形文化財となった。
山口家住宅主屋は愛知県海部郡蟹江町にある江戸時代後期の民家。桁行14メートル、入母屋造茅葺の上屋に桟瓦葺の下屋を回し、尾張の「四つ建」で建つ。2011年に登録有形文化財となった、個人所有の非公開住宅である。
愛知県新城市出沢の龍泉寺観音堂及び御茶堂は、文政5年(1822年)の観音堂と昭和10年(1935年)の御茶堂からなる。方三間の堂に三十三観音を祀り、南側に柱と壁を共有して茶の接待の場が続く。平成25年に登録有形文化財となった。
愛知県新城市出沢の龍泉寺庫裏は天保14年(1843年)建立、建築面積148平方メートル。中央の大黒柱の北に四室、南のかつて土間だった区画に調理場が置かれる。江戸末期の地方の禅院庫裏を伝える建物である。
愛知県新城市出沢の龍泉寺本堂は文政3年(1820年)建立の仏堂。入母屋造桟瓦葺で建築面積124平方メートル。大間と内陣の境に絵様虹梁が架かり、欄間には雲龍や唐獅子の彫刻が入る。平成25年に登録有形文化財となった。
名古屋市名東区高針の蓮教寺で、本堂の東に建つ宝暦13年(1763年)の庫裏。切妻造桟瓦葺、妻入で、南を土間、北を3列の居室とし、真壁漆喰塗の外壁の妻面に小屋束や梁を現す。国の登録有形文化財に登録された。
名古屋市名東区高針の蓮教寺の山門と脇塀。文化9年(1812年)建築の切妻造本瓦葺の四脚門で、両脇に真壁漆喰塗の脇塀が矩折れに続く。木太く重厚な軸部を随所の彫刻で華やかに飾る。国の登録有形文化財に登録。
名古屋市名東区高針の蓮教寺で、本堂背面に廊下で続く文化9年(1812年)の書院。六間取の平面で東西に広縁を設け、上段の間に付書院と格天井を備えた、高い格式の上質な書院建築。国の登録有形文化財に登録された。
名古屋市名東区高針の蓮教寺の本堂。宝暦8年(1758年)建築の桁行5間、梁間5間の寄棟造本瓦葺で、外陣、矢来内、内陣と余間、後堂からなる典型的な真宗本堂の平面をもつ上質な造り。鼓楼付き。登録有形文化財。
蓮慶寺本堂は愛知県阿久比町植大の蓮慶寺の境内南西隅に建つ文化8年(1811年)の本堂で、登録有形文化財。桁行九間・梁間八間半の入母屋造・本瓦葺に三間の向拝を付け、内陣を上々段として二重折上格天井を張る、格調高い大規模な真宗本堂。
名古屋市蓬左文庫が所蔵する重要文化財「宋版太平聖恵方(金沢文庫本)」は、北宋の太宗の勅命により王懐隠らが編纂した全100巻の医学百科の南宋刊本です。鎌倉幕府執権北条氏の金沢文庫から、豊臣秀次・徳川家康を経て尾張徳川家初代義直に伝わった本書は、現存24冊と慶長補写本27冊を併せ持ち、各巻首に「金沢文庫」墨印・「御本」朱印を留めます。世界的にも貴重な宋版書として、日中医学交流史を物語る一級史料です。
寛永16年(1639)、二歳六か月で尾張徳川家二代光友に嫁いだ千代姫の婚礼調度70件。『源氏物語』初音帖の歌を蒔絵に散らした幸阿弥長重の最高傑作で、現存最古の一括婚礼調度として平成8年に国宝に指定された。