愛知県・明治
Meiji愛知県 の明治時代(1868 – 1912)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
愛知県南知多町にある国指定重要文化財「旧内田家住宅」は、明治2年築の尾州廻船・内海船船主の壮大な邸宅です。9棟の建造物が当時の姿をほぼ完全に留め、屋久杉の天井や航海安全の神屋など、廻船主の暮らしと文化を今に伝えます。
愛知県半田市の小栗家住宅は、酒造から肥料商・海運で栄えた豪商の主屋。明治前期の建築で、豪壮な土間の梁組と、数寄屋風に中国風を取り入れた座敷や茶室が評価され、2022年に国の重要文化財に指定された。庭の白モッコウバラも名高い。
重要文化財に指定された旧伊勢郵便局舎(宇治山田郵便局舎)は、明治時代の本格的な木造郵便局舎として現存する唯一の建物です。愛知県犬山市の博物館明治村に移築保存され、ハーフティンバー様式の斬新な洋風意匠やV字型平面、円錐ドームなど見どころ満載。現在も簡易郵便局として手紙を投函できます。
愛知県犬山市・博物館明治村にある重要文化財「旧呉服座」の魅力を紹介。明治25年に大阪・池田で建てられた芝居小屋は、回り舞台や奈落など江戸時代以来の劇場建築を今に伝える貴重な遺構です。
愛知県犬山市の博物館明治村に移築保存された重要文化財・旧西郷従道住宅。フランス人建築家レスカスが設計し、耐震構造や舶来の建築金物を備えた明治初期の洋風上流住宅の傑作。西郷隆盛の弟・従道の外交の舞台となった邸宅の魅力と見どころを紹介します。
明治31年(1898年)に札幌市大通に竣工した旧札幌電話交換局舎は、北海道初の電話交換業務を支えた石造二階建ての建物です。地元産の札幌軟石を用いたルネッサンス風の優美な意匠が評価され、国の重要文化財に指定されています。現在は博物館明治村(愛知県犬山市)で電話の歴史を伝える展示施設として公開中です。
三重県の菅島灯台とともに一八七三年に建てられた灯台官舎。英国人技師リチャード・ブラントンの指導による煉瓦造の洋館で、国産の煉瓦と瓦を用いる。現在は博物館明治村に移築され、一九六八年に重要文化財に指定された。
明治35年、木曽三川分流工事で行き来を絶たれた木曽川と長良川を再び結ぶために築かれた煉瓦造の複閘式閘門。青木良三郎らが設計し、いまも現役で船を通す。我が国最初期の閘門として平成12年に重要文化財へ指定された。
名古屋の油商から銀行業へ転じた東松家の町家。明治34年に増改築を重ね木造三階建てとなり、現在は犬山の明治村に移築公開。黒漆喰の塗屋造の外観と、三階までの吹抜けや数寄屋風の茶室を備えた内部の対比が見どころ。
名古屋市昭和区の八勝館は、材木商の明治期別荘を始まりとする料亭。令和二年に九棟と土地が重要文化財に指定された。中心は堀口捨己が昭和二十五年に昭和天皇の宿泊所として設計した御幸の間棟で、近代数寄屋の到達点として知られる。
明治12年に完成し、明治天皇の行幸を迎えた現存唯一の明治初期県庁舎。間口54mの擬洋風建築の傑作を、愛知県犬山市の博物館明治村でゆっくりとご見学いただけます。
愛知県安城市の安城農林高等学校正門門柱は、明治36年頃に建てられた県内最古の学校門柱。擬宝珠状の装飾を戴いた石造の古い意匠で、平成29年に県立13校の現役門柱とともに全国で初めて登録有形文化財となった。
井上家屋敷の西端、主屋から裏庭を越えた奥に建つ明治初期の土蔵。建築面積三十一平方メートルの小規模な蔵で、外壁全体を押縁の下見板で覆い、二階に窓を開ける。深い町家の敷地を締めくくる構成要素として、二〇〇四年に登録有形文化財となった。
犬山城下町の本町通りに東面して建つ明治初期の町家。今は守口漬や奈良漬を商う店と茶寮として使われ、内部に入って中庭や太い梁を間近に眺められる。同家の蔵・付属屋とともに、二〇〇四年に登録有形文化財となった。
愛知県知立市の牛田八幡社中殿及び袖廊は、明治四十二年の建立。拝殿と覆殿の間に置く珍しい中殿で、両脇に袖廊を直交させたT字平面をとる。正面の虹梁や妻飾を龍・虎・鶴の彫刻で密度高く飾る、二〇二四年登録の建造物である。
愛知県知立市の牛田八幡社拝殿は、明治十五年の建立で中心社殿の南端に建つ。拳鼻付の出組や支輪を彫刻で飾り、内部に小組格天井を張る。近年クラウドファンディングで屋根瓦を葺き替えた、生きた登録有形文化財である。
本堂の北に続く永住寺開山堂及び位牌堂は、寺を開いた僧を祀る開山堂と、檀家の位牌を安置する位牌堂を一棟に収める。明治26年の建立で、花頭口の奥に仏龕を張り出す。曹洞宗伽藍を一体で残す貴重な登録有形文化財の一棟である。
愛知県犬山市の城下町、本堂と庫裏のあいだに佇む圓明寺僧寮は、明治時代中期に建てられた登録有形文化財です。切妻造・桟瓦葺の素朴な意匠と、本堂側に設けられた切妻造の式台玄関が大きな特徴で、平成24年(2012年)8月13日に本堂・庫裏・山門・鐘楼とともに登録されました。樹齢約300年の枝垂桜で知られる真宗大谷派の古刹の境内で、江戸から昭和へと続く寺院建築の変遷を静かに物語る一棟です。
愛知県犬山市の奥村家住宅東高塀は、呉服商であった奥村家の屋敷の東境に沿う延長約17.4メートルの漆喰塗の塀です。明治期の建築で、隣の棟門の軒先ほどの高さがあり、塀を支える斜めの控柱が特徴。屋敷の九棟とともに登録有形文化財に登録されています。
愛知県犬山市の旧城下町に残る奥村家住宅渡り廊は、主屋と米蔵をつなぐ明治期の通路である。井戸屋形を兼ね、西面を吹放ち、東面の腰に煉瓦を貼る点に特色がある。九棟の登録有形文化財のひとつで、現在は料理店として使われている。