秋田県の重要無形民俗文化財
秋田県 · 重要無形民俗文化財
八月初旬の夜、秋田市の竿燈大通りに約280本の竿燈が立ち上がる。実った稲穂をかたどり、高さ12メートル・提灯46個の大若を差し手が額や肩、腰で支える。ねぶり流しの習俗から生まれ、1980年に重要無形民俗文化財に指定された。
秋田県仙北市角館で毎年九月七日から九日に行われる神明社と薬師堂の祭礼で、国指定重要無形民俗文化財。約十八台の曳山が町を巡り、優先権の交渉が決裂すると八トンの山がぶつかる「やまぶっつけ」が見せ場。飾山囃子と手踊りも楽しめる。
秋田県大仙市刈和野で旧暦小正月の夜に行われる伝統の綱引き行事。上町が雄綱、下町が雌綱を稲ワラで作り、蛇口結びで結び合わせて数千人が引き合う。重さ各十トン、五百年以上の歴史をもつ国指定の重要無形民俗文化財。
秋田県にかほ市象潟町小滝の金峰神社で、5月最終土曜日に奉納される国指定重要無形民俗文化財。鳥海修験が育んだ延年の舞で、陵王や納曽利の古面を着け、九舎・小児・閻浮など七番の演目を約六〇センチの土舞台で舞う。花笠の花を持ち帰る習わしも残る。
秋田市土崎港地区で毎年7月20日と21日に行われる重要無形民俗文化財。武者人形を飾る曳山は毎年作り替えられ、祭りの翌日には解体される。二日目夜の戻り曳山では、赤い灯篭をともした山車が囃子に乗って港町を勇壮に駆け抜ける。
秋田県鹿角市で毎年8月に行われる花輪祭の屋台行事。前部に床のない屋台に乗り込んだ太鼓の叩き手が、歩きながらリズムを取って囃子を奏でる。10基の屋台が二夜にわたり町を巡る、ユネスコ無形文化遺産の祭りを紹介する。
秋田県由利本荘市鳥海町の十三集落で四百年近く受け継がれてきた獅子舞番楽。修験者・本海坊が伝えたとされ、歯を打ち鳴らす激しい獅子舞を中心に、武士舞や女舞など多彩な演目が舞われる。2011年に国の重要無形民俗文化財に指定された。