全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
長崎市旧市長公舎は、大正11年(1922)に建築家・末広平作の設計で建てられた木造2階建ての洋風住宅です。マンサード屋根、テラコッタ貼の外壁、玄関ホールに残るセセッション風意匠など、大正モダニズムの特徴をよく伝える貴重な建物として、平成21年に国の登録有形文化財に登録されました。諏訪神社や長崎歴史文化博物館にも近く、長崎の近代建築散策に欠かせない一棟です。
長崎大学経済学部・片淵キャンパスに残る拱橋(こまねきばし)。明治36年(1903年)に架設された石造単アーチ橋で、旧長崎高等商業学校創立当初から現存する貴重な近代橋梁。国登録有形文化財。
大正15年(1926年)に完成した全長642メートルの道路トンネル。日本が自動車時代を迎えた初期の本格的隧道であり、大正期の様式美を伝える坑門デザインが高く評価され、国の登録有形文化財に登録されています。長崎街道最大の難所「西の箱根」日見峠の歴史とともに、近代土木遺産の魅力をご紹介します。
長崎市伊王島の高台にそびえる馬込教会(大天使聖ミカエル天主堂)は、潜伏キリシタンの子孫が建てた国登録有形文化財のゴシック様式教会。リブ・ヴォールト天井やステンドグラスの美しさ、海と白壁のコントラストをご紹介します。
長崎県島原市弁天町に堂々とそびえる三階建ての土蔵造建築、マルイチ葬祭斎場(旧小林家住宅酒蔵)。明治末期に深江町で酒蔵として建てられ、昭和初期に現在地へ移築された後は、製糸工場、線香工場、そして葬祭斎場へと用途を変えながら一世紀以上にわたり島原の街並みを見守ってきました。棟高14メートル・建築面積580平方メートルという九州屈指の大規模木造建築は、平成26年(2014年)に国の登録有形文化財に登録され、その規模・由緒・建設当初の様相において高い価値が認められています。
三菱重工業長崎造船所ハンマーヘッド型起重機(通称ジャイアント・カンチレバークレーン)は、明治42年(1909年)に英国スコットランドから輸入された吊上能力150トン・高さ約62メートルの巨大電動クレーンです。同型としては日本初の設置であり、稼働している世界最古のハンマーヘッド型起重機として国際的に高く評価されています。2003年に国の登録有形文化財、2015年には世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産に指定されました。長崎水辺の森公園や長崎港遊覧船などから、その雄大な姿を望むことができます。
長崎県佐世保市の弓張岳山頂に建つ弓張岳展望所は、1965年に西海国立公園指定10周年を記念して建設された展望施設です。国立代々木競技場の構造設計でも知られる坪井善勝によるHPシェル構造の屋根と、彫刻家・本郷新のレリーフが融合した建築美が評価され、2025年に国登録有形文化財に登録されました。九十九島・佐世保港・市街地を一望する絶景と日本夜景100選にも選ばれた夜景が楽しめます。
明治40年に個人邸宅として建てられ、2015年に登録有形文化財となった長崎市鍛冶屋町の料亭春海。書院造を基調とした風雅な建築で、長崎独自の和華蘭文化が育んだ伝統の卓袱料理を味わう特別な時間をご紹介します。
長野県東筑摩郡麻績村に残る芦澤第三号石積堰堤は、明治20年(1887年)に築かれた国の登録有形文化財。「六つ巻」空石積工法による砂防施設の歴史と見どころ、アクセス情報をご紹介します。
長野県塩尻市宗賀の岩垂家住宅主屋は、天保7年(1836)に建てられた本棟造民家。文久元年(1861)に和宮の中山道行列に伴うお供宿として上段の座敷が増築された、国登録有形文化財です。
長野県上田市にある上田蚕種協業組合事務棟は、大正6年(1917年)頃に建てられた国の登録有形文化財です。左右対称の正面やペディメントをもつ端正な洋風意匠が特徴で、蚕種製造で全国トップクラスを誇った「蚕都上田」の歴史を今に伝える貴重な建築遺産です。
長野県上田市にある上田聖ミカエル及諸天使教会堂は、昭和7年(1932年)に建てられた神社仏閣様式の木造キリスト教会堂です。入母屋造の瓦屋根に十字架が立つ独特の外観と、木曽ヒノキによる三廊式の堂内空間が高く評価され、2021年に国の登録有形文化財に登録されました。
長野県松本市の牛伏川支流・合清水沢に築かれた、明治時代の石積砂防堰堤。令和3年(2021)に国の登録有形文化財に登録。高さ7.8m、堤長17.5m。優美な曲線状の水通しと、上流の緩勾配の堆砂地が見どころで、内務省による明治期砂防事業の貴重な現役遺産です。
長野市松代町に位置する恵明寺山門は、延宝5年(1677年)に松代藩三代藩主・真田幸道が建立した黄檗宗寺院の門です。文政8年(1825年)の大火で唯一焼け残った建造物で、独特の構造と時代相応の装飾を持つ江戸時代前期の貴重な宗教建築として、国登録有形文化財に登録されています。
長野市松代町に佇む恵明寺鐘楼は、天保4年(1833年)に第8代松代藩主・真田幸貫により再建された国登録有形文化財です。延宝5年(1677年)に第3代藩主・真田幸道が開基した黄檗宗寺院の境内に建ち、あんず姫・豊姫ゆかりの地としても知られています。中国風の建築意匠や六文銭の家紋が残る城下町松代の歴史的景観をお楽しみください。
長野市松代町にある国登録有形文化財・恵明寺本堂をご紹介。1677年に真田幸道が開基した黄檗宗の寺院で、龍の天井絵や中国風建築、豊姫の墓所など見どころが豊富です。
長野県松本市保福寺町、旧保福寺宿の本陣を務めた小澤家の主屋。明治の火災後、大正二年に再建された妻入本棟造風の木造二階一部三階建で、三層吹抜の茶の間に天窓の光が落ちる登録有形文化財。
松本市保福寺町の小澤家に建つ四棟最古の土蔵。江戸末期の建立で、妻面を旧街道へ向け、腰に白い海鼠壁をめぐらす。旧宿場の景観を形づくる現存する最大級の蔵として国の登録有形文化財となった。
松本市保福寺町の小澤家、主屋東の離れ。昭和初期の木造二階建で、一階は漆喰の折上天井やステンドグラス、絵タイルを配し、二階は続き間座敷とする。造形の規範として登録された近代和風の一棟。
松本市保福寺町の小澤家、屋敷地西辺に東面して建つ南土蔵。明治四十一年の建築で、軒先まで漆喰を塗り込めて垂木形を見せ、腰は海鼠壁とする。一階は中央土間と両脇の板敷からなる実用本位の蔵。