全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
長野県軽井沢の塩沢湖畔・軽井沢タリアセン園内に佇む明治四十四年館は、明治44年(1911年)に旧軽井沢銀座に建てられた旧軽井沢郵便局舎を移築復元した、国の登録有形文化財です。鉄道大工・甲田良吉による木造2階建ての洋風建築で、シンメトリーな正面構成、寄棟造瓦葺、ドイツ下見板張のミントグリーンの外壁が美しく、現在は1階にレストラン・ソネット、2階に深沢紅子野の花美術館が入っています。
長野県長野市松代町豊栄に位置する明徳寺の山門は、正徳3年(1713年)に建立された木造2階建の鐘楼門で、令和4年に国の登録有形文化財となりました。三間一戸の楼門形式に挿肘木や花頭窓など江戸期在地大工の洗練された技を残し、参道石段の上に雄大な景観を造り出しています。境内には武田家臣・高坂弾正昌信や硫黄島の指揮官・栗林忠道大将の墓もあり、城下町松代散策の隠れた拠点として歴史好きの旅人を惹きつけます。
長野市松代町に建つ明徳寺本堂は、正徳3年(1713年)建立の曹洞宗典型的平面を伝える国登録有形文化財。高坂弾正の墓所や「蛙合戦」の池でも知られる古刹の魅力を紹介します。
長野県小谷村の小谷温泉、山田旅館の敷地内にひっそりと建つ江戸時代後期の薬師堂。湯治客が病の平癒を祈った祈祷堂として、温泉と仏教信仰が結びついた日本の湯治文化を今に伝えます。国の登録有形文化財。
信州小谷温泉に建つ大正15年改築の浴室。木造2階建・建築面積96平方メートルで、創建当初の上屋を洋風内装に造り替えた逸品。元湯の名泉「現夢の湯」を湛え、長屋・新館と連なる湯治場の町並みを今に伝える登録有形文化財です。
長野電鉄湯田中駅の旧駅舎は昭和2年(1927年)開業の山小屋風木造建築。アメリカ由来のスティックスタイルを取り入れたモダンな佇まいが評価され、平成17年に国の登録有形文化財に登録。現在は「楓の館」として無料開放され、湯田中渋温泉郷や志賀高原を訪れる旅人の最初の見どころとなっています。
長野県山ノ内町、湯田中渋温泉郷の山あいに据わる重力式コンクリート堰堤。昭和19年竣工、堤長39メートル・堤高3.8メートル。令和3年に登録有形文化財となった「赤木砂防」期の近代防災施設である。
長野県湯田中温泉の老舗旅館「よろづや」に、安土桃山時代の伽藍建築を範として昭和28年に完成した「桃山風呂」があります。釘を使わぬ木組みや折上格天井など、再現困難な伝統技法が随所に息づき、平成15年に国登録有形文化財に登録された名湯の魅力をご紹介します。
鳥取市大畑の丘上に鎮座する延喜式内社・天日名鳥命神社の幣拝殿は、大正2年(1913年)に建立された入母屋造妻入の社殿建築です。起り破風の向拝や伝統的な懸魚意匠、そして原寸図の現存が評価され、令和4年に国登録有形文化財に登録されました。千年以上の歴史を持つ式内社の境内景観を形成する貴重な建造物です。
鳥取市大畑の丘上に鎮座する天日名鳥命神社本殿は、延喜式神名帳(927年)に記載された式内社の社殿で、大正2年(1913年)に再建されました。一間社流造銅板葺の端正な建築で、蟇股等の彫刻に近代的な華やかさが見られます。当時の設計書が現存し、近代の社殿造営の様相を伝える貴重な文化財として、令和4年に国登録有形文化財に登録されました。
鳥取市鹿野町に残る国登録有形文化財「飯田家住宅主屋」。城下町の風情を今に伝える伝統的な住宅建築の魅力と見どころをご紹介します。
鳥取県南部町の山間に建つ生田家住宅主屋は、明治35年(1902年)築の登録有形文化財です。豪壮な梁組、繊細な組子欄間、銘木を用いた主座敷など、山陰地方の明治期住宅建築の粋を伝える名建築の魅力と見どころをご紹介します。
鳥取県鳥取市鹿野町に佇む国登録有形文化財「石尾家住宅主屋」。江戸末期に建てられた切妻造の大型町家は、京風格子や出格子など繊細な意匠で旧城下の街路景観の核を成しています。
鳥取県境港市花町、面谷家住宅の南端に棟を連ねる土蔵造二階建。明治後期の建築で昭和19年に改修された。内部は南を土間、北を洋間とし、西面に出窓と格子窓を開く。敷地南西隅の景観を引き締める登録有形文化財である。
境港市花町、面谷家住宅の敷地北側に建つ土蔵造平屋建。大正12年頃の建築で、元は精米所と伝わるが現在は座敷に改修。西から六畳、四畳半茶室、水屋が並び、茶室の床柱には古材が用いられている。2014年登録。
鳥取県境港市花町、境水道南側の通りに西面する間口一〇間の町家。明治前期の建築で、つしに虫籠窓を穿ち、北東隅の座敷に座敷飾を備える。境港に残る数少ない醸造家の遺例として2014年に登録有形文化財となった。
境港市花町、面谷家住宅店舗兼主屋の北に隣接する土蔵造二階建。妻面を道路に向け、主屋とともに屋敷の正面構えを構成する。西面は腰高の簓子下見板張、上部を漆喰塗とし、両開きの鉄扉を備える。2014年登録の登録有形文化財。
鳥取県三朝温泉に佇む木屋旅館は、全館が国の登録有形文化財に認定された木造建築の老舗旅館です。明治・大正・昭和の増築を重ねた迷路のような館内、足元湧出の自家源泉、世界屈指のラドン泉の魅力をご紹介します。
鳥取県米子市の日野川に架かる旧日野橋は、昭和4年(1929年)に完成した全長約366mの曲弦ワーレントラス橋。国登録有形文化財として、大山を背景とする白い6連アーチの美しい景観が地域の人々に愛されています。
鳥取市瓦町に佇む旧吉田医院は、民藝運動の指導者・吉田璋也が1952年の鳥取大火後に自ら設計した土蔵造の医院建築です。白漆喰の外壁に海鼠目地と虫籠窓を備えた伝統的な外観ながら、内部ではバロック風の階段や東洋風の窓桟など東西の意匠を融合させた民藝調の空間が広がります。2021年に国登録有形文化財に登録されたこの建物は、新作民藝運動の建築分野を代表する作品として高く評価されています。