全国の登録有形文化財
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旧陸軍歩兵第四四連隊講堂は高知市曙町の旧陸軍跡地に建つ明治時代後期の木造平屋建の講堂で、登録有形文化財。下士官の学科教育のために建てられ、白色塗装の下見板張にキングポスト・トラスの小屋組をもち、一間幅の窓を密に配する。
旧陸軍歩兵第四四連隊弾薬庫は高知市曙町の旧陸軍跡地に建つ明治時代後期の煉瓦造平屋建の弾薬庫で、登録有形文化財。厚さ約50センチの外壁に高床の3室を並べ、出入口の両開き戸を鉄板で覆う。ほぼ完存する明治期の弾薬庫として貴重。
高知県吾川郡仁淀川町相能の仁淀川に架かる昭和10年の鉄筋コンクリート橋。欄干がなく、増水時に水没することを前提とした沈下橋で、補強した岩盤に支間13メートルのアーチを架け渡す。平成16年に国の登録有形文化財となった。
高知県安田町の久保家、建物と菜園の間に立つ大正期の石塀。延長6.6メートル、玉石を主に竪目地をずらし横目地を揃え、端部に大石を据える。屋敷の内に地域の石積みの技法を伝える塀である。
高知県安田町の旧町並みに残る久保家の土蔵。大正期の土蔵造二階建で、上部を土佐漆喰、腰壁を鉄板張とし、その境に水切り瓦を廻す。多雨の土佐に応じた商家建築の知恵を伝える小さな蔵である。
高知県安田町の久保家に残る石塀で、登録された物件のうちで最も古い江戸末期の造。玉石や半割石を練積とし瓦葺屋根をのせる。土佐特有のイシグロが路地に沿って特色ある景観を築く石塀である。
高知県安田町の久保家、路地に面して建つ大正期の離れ。木造二階建で一階に床付の六畳座敷を設け、来客の宿泊に用いた。外壁は鉄板張、路地側は二階のみ開口し、路地の景観を静かに整える別棟である。
高知県安田町の久保家、店舗兼住宅の南に開く大正期の通用門。間口約1.9メートル、切妻桟瓦葺で、店舗側に片引の舞良戸を立てる。商家の暮らしと裏の畑をつなぐ簡素で実用的な小さな門である。
高知県安芸郡安田町の旧市街、角地に東面して建つ大正期の呉服店。北側に間口4間の店舗、南側にトコ付きの座敷6畳と次の間4畳半を並べる。竪板張の妻面が沿岸の町並みを形づくる。平成19年に国の登録有形文化財となった。
高知県安芸郡田野町にある大正初期の登録有形文化財。屋敷地の東南端に建ち、桁行二間半のうち南方一間半を門、北方一間を便所に充てる。便所と一体となった門は当地では珍しく、主屋とは長さ三間半の渡廊下で結ばれている。
高知県安芸郡田野町にある登録有形文化財。主屋の西方に南北棟で建つ江戸末期の木造二階建蔵で、藩主の宿所であった本陣・岡御殿からの移築と伝える。桁行二間梁間二間と小規模ながら、たちが高く屋敷地内では目立つ。
高知県安芸郡田野町にある登録有形文化財。大正初期の木造平屋建で、桁行四間梁間四間の田の字型平面をもち、南面には郷士住宅の系譜をひく式台を設ける。南北の下屋付け根に二段の水切瓦を回す、土佐の気候に応じた造り。
桑瀬神社本殿は高知県吾川郡いの町桑瀬の滝の横の峻険な山肌を切り開いた小さな社地に建つ、明治初期の一間社で、平成16年(2004年)に登録有形文化財となった。鞘殿に収まり、龍・獏・鳳凰の彩色彫刻で飾る。
渓鬼荘は高知県香美市香北町猪野々にある昭和9年(1934年)の茅葺の小庵で、登録有形文化財。歌人吉井勇が隠遁生活のために建てた居間と書斎、広縁だけの簡素な建物で、丸竹の棹縁など風趣ある数寄屋の意匠を備える。
高知県安芸市の五藤家住宅板塀は、主屋の玄関脇から納屋へ延びる明治29年(1896年)の板塀で登録有形文化財。高さ1.8メートル、延長5.0メートルの目板付き竪板壁の頂部に瓦を載せ、南寄りに片引の竪舞良戸の潜戸を設ける。
高知県安芸市の五藤家住宅事務所は、屋敷の東側に建つ昭和24年(1949年)の木造平屋で登録有形文化財。建築面積17平方メートルの小さな建物に、わずかに起りのある入母屋造の屋根を載せ、南面と西面に大きなガラス窓を開ける。
高知県安芸市の安芸城跡に建つ五藤家住宅主屋は、明治29年(1896年)の木造平屋で登録有形文化財。寄棟造桟瓦葺の上屋の四周に下屋を回し、北西に釜屋を張り出す。右瓦と左瓦を屋根の面ごとに葺き分ける土佐の伝統を残す。
高知県安芸市の五藤家住宅納屋は、主屋の北に中庭を挟んで建つ昭和24年(1949年)の木造2階建で登録有形文化財。竪羽目板張りの外壁の西妻面と南面の上部を土佐漆喰で仕上げ、内部は東西2室に分けてそれぞれ階段を設ける。
高知県安芸市の五藤家住宅離れは、主屋の西に建つ明治29年(1896年)の木造平屋で登録有形文化財。床と棚を備えた6畳と次の間4畳半の2室に南の縁が付き、寄棟造の屋根を西面と南面は右瓦、東面と北面は左瓦で葺き分ける。
高知県安芸市の安芸城跡に建つ五藤家住宅付属屋は、昭和29年(1954年)の木造平屋で登録有形文化財。4畳半と3畳の2室を東西に並べ、西側に便所と台所が棟を違えて付く。北面は黒く塗った竪羽目板張りで出窓を設ける。