全国の登録有形文化財
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糀屋太郎兵衛商店糀室は松阪市魚町に明治26年(1893年)頃建った糀づくりの室。屋根まで漆喰で塗り込めたかまぼこ状の外観に黒い眉を描き、内部は半地下。2021年に「再現することが容易でないもの」として登録された。
糀屋太郎兵衛商店店舗兼主屋は松阪市魚町に明治26年(1893年)頃建った店と住まいを兼ねる町家。黒漆喰の壁に出格子・出窓・虫籠窓が並び、内部は土間の北に4室が一列に続く。2021年に登録有形文化財となった。
糀屋太郎兵衛商店道具蔵は松阪市魚町に安政2年(1855年)に建った土蔵で、明治26年(1893年)の大火を免れた4棟で唯一の江戸期の建物。本瓦葺の妻入で、前には糀蓋を洗う場所があった。2021年に登録。
伊勢神宮外宮の門前通りに南面する小西萬金丹本舗店舗兼主屋は、明治前期の木造二階建。起り付の切妻造妻入に簓子下見板張と出格子を備え、延宝4年創業の売薬商の店構えを今も保つ。2015年に国の登録有形文化財となった。
鈴鹿市寺家の西方寺木枯亭は、本堂の西側に接続する明治前期の書院。式台玄関を突出し、鞘の間の奥に四室を配す。俳人山口誓子が代表句にちなんで命名し、句会の場として通った。2020年に国の登録有形文化財となった。
三重県鈴鹿市石薬師町の佐佐木信綱生家主屋。明治元年に建てられた旧東海道沿いの町家で、明治5年に歌人・国文学者の佐佐木信綱が生まれた。通り土間と二列各3室の間取りを残し、昭和45年から佐佐木信綱記念館として公開される。
三重県鈴鹿市石薬師町の佐佐木信綱生家土蔵。明治8年に建てられた土蔵造2階建の小さな蔵で、昭和7年に現在の位置へ移築された。腰板張の漆喰壁に切妻造桟瓦葺の屋根を載せ、主屋とともに旧石薬師宿の町家の趣を今に伝える。
三重県松阪市飯南町深野の佐野家住宅石垣は、明治前期の石造擁壁。玉石の野面積みで敷地の北辺から東辺を囲い、折曲り延長48メートル。北面には湧水溜を設ける。平成25年に登録有形文化財となった。個人所有で非公開。
三重県松阪市飯南町深野の佐野家住宅小蔵は、昭和前期の土蔵造平屋建。桁行4.8メートル梁間1.5メートル、建築面積7.2平方メートルの道具蔵で、平成25年に登録有形文化財となった。個人所有のため非公開で、公道からの見学に限られる。
三重県松阪市飯南町深野の佐野家住宅主屋は、明治前期建築の木造平屋建で建築面積172平方メートル。東に通り土間、西に食違二列六間取の座敷を配し、平成25年に登録有形文化財となった。個人所有のため非公開、公道から外観のみ見学できる。
三重県松阪市飯南町深野の佐野家住宅土塀は、明治頃の築造。敷地東面の石垣上に延長16メートルにわたり築かれ、南側は棟を下げて潜戸を開く。漆喰を軒裏まで塗り込め、平成25年に登録有形文化財となった。個人所有で非公開。
三重県津市一身田町にある下津家住宅珂雪園は、当主の接客用に建てられた大正11年の離れ。一五畳半と一〇畳からなる主棟に三畳の上段とトコを備え、西側に四畳の茶室延庵を配す。平成26年に登録有形文化財となった。
三重県津市一身田町にある下津家住宅外待合は、珂雪園の主座敷南東側に庭を挟んで建つ大正11年頃の小建築。壁付と独立の腰掛を併せ持つ特異な形式で、軸部は丸太を主材として数寄屋風にまとめる。平成26年に登録された。
三重県津市一身田町にある下津家住宅長屋門は、専修寺の門前通りに北面して建つ江戸末期の長屋門。入母屋造桟瓦葺で、物見格子や与力窓、無双窓を配し、寺内町における寺侍の屋敷構えを伝える。平成26年に登録された。
三重県伊勢市中之町の寂照寺観音堂は、平成23年登録の有形文化財。正面4.8m奥行7.7mの入母屋造妻入本瓦葺で、外壁を漆喰の大壁とし土蔵風に造る。堂内には千姫の縁で飯沼弘経寺から寄進された観音立像を祀る。
三重県伊勢市中之町の寂照寺金毘羅堂は、棟札により天保10年建立と判明する小仏堂。桁行梁間とも3間、乱積の基壇上に建ち、正面のみ円柱として平三斗を組む。中央の鏡天井には筆者不明の龍が描かれる。平成23年登録。
三重県伊勢市中之町の寂照寺山門は、画僧月僊が寛政9年から文化2年頃に建てた一間一戸の薬医門。切妻造本瓦葺で間口3.0m、笈形付大瓶束と鰭付三花懸魚を備え、装飾を抑えて欅の良材を用いる。平成23年登録。
三重県桑名市の寿量寺に建つ旧大黒殿は、昭和10年頃の鉄筋コンクリート造。ヴォールト状の屋根に唐破風の向拝を組み合わせ、縦溝を刻んだ角柱が受ける。昭和20年の空襲で焼け残った二棟の一棟で、平成25年に国の登録有形文化財となった。
三重県桑名市の寿量寺境内南方に建つ鐘楼。方一間・宝形造ながら柱間上部をアーチで繋ぎ、洗い出しで文様を付ける。昭和10年頃の鉄筋コンクリート造で、地域の技術史を示す一棟として平成25年に国の登録有形文化財となった。
三重県亀山市白木町の白川小学校校舎北棟は、昭和29年竣工の木造平屋建校舎。中庭を挟んで南棟と平行に建ち、三本の渡廊下で結ばれる。北に廊下、南に教室を並べ、平成21年に登録有形文化財となった今も児童35名が通う。