全国の登録有形文化財
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山形県長井市あら町の旧丸中横仲商店砂糖蔵は、明治7年(1874年)建築の土蔵造平屋建。商品の砂糖を納めた桁行約12mの大型の蔵で、置屋根と妻面の上下2段の掛子塗の開口が見どころ。2015年に登録有形文化財に。
山形県長井市あら町の旧丸中横仲商店質蔵は、明治8年(1875年)建築の土蔵造2階建。質物を納めたと伝わる5棟中最小の蔵で、東面の縦長窓は上下階を1枚の土戸で通し、黒漆喰で縁取る。2015年に登録有形文化財に。
山形県長井市あら町の旧丸中横仲商店土蔵は、明治7年(1874年)建築の土蔵造2階建。白い漆喰壁に北面と四周の鉢巻を黒漆喰で締め、南面に上下3か所ずつ掛子塗の開口を並べる。2015年に登録有形文化財となった。
山形市の旧山寺ホテルは、立石寺門前の旅籠「中島屋」を前身とする明治後期の旅館建築。仙山線の開通に合わせて山寺駅側に唐破風の玄関と新館を設けた。現在は「やまがたレトロ館」として結城泰作のペン画を展示している。
山形県南陽市宮内の蔵楽(旧宮内繭市場繭蔵)三号館。昭和2年建築の鉄筋コンクリート造の繭倉庫で、敷地に残る3棟のうち最大の桁行38メートル。蚕糸業で栄えた置賜の歴史を伝え、現在は交流プラザの多目的ホールに使われる。
小嶋総本店一号蔵は米沢の造り酒屋で主屋の南に接続する明治前期の土蔵。地棟を用いずに合掌を組み、中程の束を貫で固める独特の小屋組を持つ。東面に鉄格子窓を並べ、白漆喰の壁の腰を赤瓦の海鼠壁とした長大な蔵である。
小嶋総本店北板塀は主屋の北庭を囲う大正8年頃の木造の板塀。延長16メートル、高さ2.2メートルで、切石の基礎に土台を据えた大和打の塀である。北東の出隅では銅板包みの笠木が交差して突き出し、鳥休の形で終わる。
小嶋総本店五号蔵は米沢の造り酒屋の敷地南側に建つ大正11年の土蔵造2階建の仕込蔵。高い切石基礎に土台を廻らせ、南の妻は道路に向けて窓を開く。1階が仕込蔵、2階が物置で、建築面積183平方メートルは蔵で最大。
小嶋総本店作業場は米沢の造り酒屋の敷地中央を東西に延びる大正後期の木造平屋建。南面に三号蔵・四号蔵の戸口が開いて蔵前をなし、北側にはボイラー室や瓶詰工場が接続する。小屋組はキングポスト・トラスである。
小嶋総本店三号蔵は小嶋総本店の登録12件で最も古い江戸末期の土蔵。西側で庇を含めて大屋根を一連に葺き降ろし、内部は一室の土間。小屋梁の一部を二重に架けて合掌を組む、建築面積151平方メートルの大規模な蔵。
小嶋総本店倉庫は米沢の造り酒屋で二号蔵の南に接続する大正後期の木造倉庫。取合部は台形平面で東に戸口を設け、外壁は波形鉄板張りとする。柱と陸梁を方杖で挟むキングポスト・トラスに、荷摺板を打った内壁を持つ。
小嶋総本店店舗兼主屋は米沢の造り酒屋が大正8年の米沢大火直後に建てた店舗兼住宅。中央に切妻玄関を付けたつし二階で、18畳の客間と田の字の座敷4室を持つ。間口の長い正面が米沢旧城下の町並みをつくっている。
小嶋総本店土蔵は米沢の造り酒屋の敷地北辺に建つ明治前期の文庫蔵で、昭和49年に現在地へ移築された。白漆喰の外壁に赤瓦の海鼠壁の腰を付け、窓は敷地内側の南面だけに開く。建築面積46平方メートルの土蔵造2階建。
小嶋総本店二号蔵は一号蔵の南に通路を挟んで並ぶ明治後期の土蔵。漆喰塗の壁と赤瓦の海鼠壁の腰を一号蔵とそろえ、南北両妻に漆喰塗の両開戸を吊る。小屋組はキングポスト・トラスで、建築面積は142平方メートル。
小嶋総本店三日月稲生社本殿は造り酒屋の中庭にまつる屋敷神の祠で、昭和4年の建築。入母屋造に向拝を付け、内部は折上格天井とする。6.9平方メートルの小さな社殿で、12件で唯一「造形の規範」として登録された。
小嶋総本店門及び板塀は店舗兼主屋の前庭を閉ざす大正8年頃の門と塀。一間一戸の腕木門と大和打の板塀で、銅板包みの大棟と笠木の端をそろって鳥休につくる。門の間口は1.9メートル、板塀の総延長は7.8メートル。
小嶋総本店四号蔵は米沢の造り酒屋の敷地中央に建つ明治中期の仕込蔵。切石の基礎に煉瓦を2段積み、さらに切石を廻らせて柱を立てる。小屋組はキングポスト・トラスで、南北両妻に両開きの戸口を持つ長大な蔵である。
山形県寒河江市の寒河江市役所庁舎。黒川紀章の設計で昭和42年に開庁した鉄筋コンクリート造の庁舎で、4本のコアから3・4階を吊る構成をもつ。吹抜けには岡本太郎の「光る彫刻・生誕」があり、メタボリズムの影響が明確な戦後モダニズム庁舎。
山形県酒田市日吉町の山王くらぶ。明治28年に名棟梁佐藤泰太良が建てた旧料亭で、北前船の船主や商人が利用した。雁行状に奥へ延び、土蔵造の座敷や数寄屋の茶室をつなぐ。現在は酒田の歴史や傘福を展示する施設として公開。
正法寺川北沢第十六号石堰堤の下流に大正14年に設けられた水制工。亀甲形編目の川崎式鉄線蛇籠を2段に重ね、上から密に蛇籠を覆いかぶせた鞍掛水制工9基からなる。平成17年(2005年)に登録有形文化財となった。