全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
熊本県天草市の上田家住宅主屋。文化十一年の大火の翌年、文化十二年(一八一五)に再建された庄屋宅で、桁行十間の堂々たる木造平屋建。高浜焼を営んだ上田家の屋敷の中心をなす登録有形文化財である。
熊本県天草市の上田家住宅正門。棟に鳥衾を飾る明治期の四脚門で、幅の異なる二枚の板戸に潜戸を設ける。敷地前面の中央に立ち、高浜焼で栄えた庄屋・上田家の屋敷構えを形づくる登録有形文化財である。
熊本県天草市の上田家住宅離座敷。十二畳半の座敷に床・棚・書院を備え、ガラス戸を多用した開放的な明治期の客間で、昭和七年に与謝野鉄幹・晶子夫妻が宿泊したと伝わる登録有形文化財である。
熊本県宇城市三角西港の高台に建つ旧三角簡易裁判所本館は、大正9年(1920年)竣工の木造平屋建。司法省営繕による和風色の強い地方裁判所建築の好例として、平成19年に国の登録有形文化財となった。現在は「法の館」として無料公開。
熊本県菊池郡大津町にある登録有形文化財「江藤家住宅主屋」をご紹介。江戸末期に建てられた在御家人の住宅は、入母屋造桟瓦葺の大屋根と独特の角屋構成が特徴。阿蘇の玄関口に佇む近世農家建築の貴重な遺構です。
熊本県山都町にある大川阿蘇神社農村舞台は、国の登録有形文化財に登録された県内最大級の農村舞台です。江戸時代末期から伝わる清和文楽の発祥の地として、今も現役で奉納芝居が上演されています。
熊本県天草市にある旧天草教育会館正門及び塀は、昭和9年に建造された国登録有形文化財です。鉄筋コンクリート造の正門と塀が本館と一体的な意匠を形成し、昭和初期の天草の建築技術と洋風デザインの浸透を今に伝える貴重な建造物です。
熊本県人吉市紺屋町に1931年(昭和6年)に開業した公衆温泉新温泉は、大正から昭和にかけて栄えた人吉の温泉街の姿を今に伝える貴重な木造公衆浴場。令和2年7月豪雨で被災しながらも解体を免れ、2023年に登録有形文化財となった建物の魅力をご紹介します。
熊本県球磨郡相良村にある「相良村ふるさと館」は、昭和17年(1942)に建てられた旧四浦村の役場庁舎を平成12年(2000)に移築した木造2階建の建物。寄棟造・桟瓦葺の屋根と大きな窓が特徴で、戦前の地方役場建築の貴重な遺構として平成19年に国の登録有形文化財に登録されました。さがら温泉「茶湯里」のすぐ隣に佇むその静かな姿と、人吉球磨の歴史・文化的背景をご紹介します。
明治32年(1899)に建てられた網田駅本屋は、熊本県内に現存する最古の木造駅舎です。国の登録有形文化財に指定されているこの寄棟造の建物は、JR三角線の中間駅として今も現役で旅人を迎え、地域の交流拠点「網田レトロ館」としても親しまれています。日本屈指の絶景・御輿来海岸へも徒歩圏内。明治からの125年を刻む木の温もりに触れる、宇土半島ローカル線の旅をご案内します。
熊本県八代市通町に建つシャルトル聖パウロ修道院記念館は、明治33(1900)年にフランスから派遣された修道女たちが貧しい病人や孤児の救護活動の拠点として建てた木造2階建の洋館です。インド経由のヴェランダ建築と英米経由の下見板張りが融合した「ヴェランダ下見板コロニアル」様式の貴重な現存例として、平成12(2000)年に国登録有形文化財に指定されました。八代城跡や松井神社など歴史的名所が徒歩圏内に集まり、八代の近代史を物語る象徴的な建物です。
熊本県八代市通町に建つ、シャルトル聖パウロ修道女会八代修道院煉瓦塀をご紹介。1919年(大正8年)築、フランス由来の意匠を伝える長さ約21メートルの登録有形文化財。明治33年に来日したフランス人シスターたちの足跡と、八代の重層的な歴史を訪ねる旅へ。
熊本市中央区の古町に佇む登録有形文化財「商工クラブ店舗」。肥後細川藩の料理番・料理谷家が明治23年に建てた料亭建築が、飲食・宿泊・文化の複合施設として現代に蘇りました。歴史と美食が交差する城下町の名建築をご案内します。
熊本県菊池市隈府に佇む髙木医院は、1931年築のハーフティンバー風木造二階建て医院建築です。半切妻の銅板葺屋根にドーマー窓を配し、玄関ポーチや窓廻りに洋風意匠を巧みに取り入れた外観は、昭和初期の隈府の面影を今に伝えています。2013年に国の登録有形文化財に登録されました。
熊本県球磨郡山江村に建つ高寺院毘沙門堂は、承応4年(1655年)建立の三間堂で、国の登録有形文化財に登録されています。反り増しを持つ太い垂木など球磨地方特有の建築的特色を持ち、中世から近世前期の寺社建築が多数現存する球磨地方で時代の指標となる重要な建造物です。球磨郡最古の寺院・高寺院の境内に位置し、かつて国重要文化財の毘沙門天立像を安置していた歴史ある仏堂です。
熊本県山都町浜町、日向往還の宿場町に二百五十年以上前から佇む町家「通潤酒造店舗及び主屋」。宿場最大規模の町家として令和3年(2021年)に国の登録有形文化財に登録されました。土蔵造の店舗と木造の主屋を直交させて接続し、千鳥破風を想起させる特異な正面意匠を生み出した上質な建造物です。創業1770年の酒蔵として今も現役で稼働し、無料の蔵見学と試飲で訪れる人を迎えます。西郷隆盛が本陣として宿泊した歴史や、名橋・通潤橋との縁もたどれる、山都町観光の拠点です。
熊本市新町の坪井川沿いに佇む冨重写真所は、明治時代の写真師・富重利平が開設した国登録有形文化財の写真館です。スラント付き撮影室を残す貴重な建築遺構であり、西南戦争前の熊本城や夏目漱石など近代日本の歴史を記録し続けた写真文化の殿堂です。
1874年創業、熊本市新町に佇む九州屈指の老舗書店。保岡勝也設計の大正13年築の建物は国の登録有形文化財。森鷗外や夏目漱石も訪れた文学の聖地で、2階の喫茶室からは路面電車が行き交う城下町の風景を楽しめます。
熊本市中央区水道町に佇む日本福音ルーテル熊本教会は、建築家ヴォーリズが1950年に設計した木造教会堂です。ハンマービーム・トラスの屋根構造や尖頭アーチの開口部など、ゴシック様式を木造で実現した建築美が評価され、2019年に国の登録有形文化財に登録されました。戦後復興のシンボルとして地域に愛される、ヴォーリズ晩年の代表作です。
熊本県玉名市に鎮座する梅林天満宮の石造鳥居は、万治2年(1659年)に建立された国登録有形文化財です。高さ4.8mの明神鳥居は、柱頭部を台輪状に彫り出す独特の意匠と直径約73cmの太い柱が特徴で、九州ならではの地方色豊かな造形美を誇ります。承平6年(936年)創建の古社で、流鏑馬神事や梅の花など見どころも豊富です。