全国の登録有形文化財
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和歌山県橋本市、紀ノ川南岸にある上田家住宅主屋。昭和4年頃に建てられた木造平屋建で、正面に入母屋造の玄関を構える。表座敷は床を西へ向け、離れ座敷と一続きの接客空間をなす。伝統の形式に間取りの近代化を取り入れた登録有形文化財。
和歌山県橋本市、上田家主屋の川側に建つ米蔵及び中蔵。江戸末期の土蔵二棟を隙間を空けて据え、庇と二階壁を続けて一体とする。置屋根や中塗仕上、ひしぎ竹張など質実な技法を残す。屋敷で最も古い登録有形文化財。
和歌山県橋本市、上田家の屋敷西端に建つ離れ座敷。明治後期の木造平屋で、主屋と渡り廊下でつながる。良材を用いた八畳三間続きの接客座敷で、庭側に縁を回す。紀州青石の石垣に建ち屋敷景観を整える登録有形文化財。
上南家住宅コナシヤは紀美野町谷の屋敷で主屋とヒヤの間に建つ納屋。幣串から昭和32年3月5日の上棟と知られ、檜の新材に前身建物の栗の古材を交えて組む。東を土間、西端を板床とし、2019年に登録有形文化財。
上南家住宅主屋は紀美野町谷の山上に建つ江戸中期の農家で、旅人の茶屋も兼ねたという。上手10畳の押板形式の床や床差しの竿縁天井、釿の跡が残る差鴨居が古い形式をよく伝え、2019年に登録有形文化財となった。
上南家住宅長屋門は紀美野町谷の屋敷の南隅に建つ江戸後期の長屋門。東を切妻、西を入母屋とする瓦屋根で、内部の土間には牛小屋と炊事場があり、主屋の台所の役目を担っていた。2019年に登録有形文化財となった。
上南家住宅ヒヤは紀美野町谷の屋敷の北隅に建つ昭和32年頃の離れ座敷。檜の良材を使い、黒塗の竿縁を吹き寄せた天井や付書院の組子に戦後らしさが表れ、座敷から東の眺望を楽しめる。2019年に登録有形文化財。
和歌山県広川町大字広に建つ浦家住宅前蔵・中蔵及び櫨蔵は、江戸末期の土蔵三棟がL字に連なる建築面積117平方メートルの登録有形文化財。腰の海鼠壁と三箇所の戸前、垂木を用いない小屋組に、海運と石灰製造で栄えた商家の備えが残る。
和歌山県みなべ町北道、旧熊野街道に面する主屋の背後に建つ明治前期の酒蔵。桁行9間梁間5間の土蔵造2階建で、二階は一室、棟通り柱2本が牛梁を受ける。現存する醸造蔵としては町内唯一とされ、2014年に国の登録有形文化財となった。
和歌山県みなべ町北道、旧熊野街道に東面して建つ江戸後期の町家。主体部17mに明治期増築の座敷部9.7mが続き、26mを超える間口を見せる。白漆喰のつし二階に虫籠窓を開け、一階は繊細な出格子で覆う。2009年に国の登録有形文化財となった。
岡家住宅主屋は和歌山県九度山町入郷にある明治4年(1871年)の大型の農家住宅で、登録有形文化財。入母屋造つし2階の大屋根に本瓦葺の越屋根を載せ、田の字形の間取りと式台を備えて、集落の最上部で威容を見せる。
岡家住宅中門は和歌山県九度山町入郷にある大正前期の門で、登録有形文化財。主屋前の主庭を区切る間口1.6メートルの切妻造銅板葺の門で、井桁を2段に重ねた板扉と縦板張の袖塀を備え、端正なつくりで主屋の正面を整える。
岡家住宅西蔵及び米蔵は和歌山県九度山町入郷にある江戸末期の土蔵で、登録有形文化財。屋敷で最も古い西蔵の北に明治後期の米蔵を増築し、正面の腰を海鼠壁とした堅牢なつくりで、屋敷の北西の隅を引き締めている。
岡家住宅部屋は和歌山県九度山町入郷にある明治後期の上質な離れ座敷で、登録有形文化財。主屋と渡廊下でつながる入母屋造桟瓦葺の平屋で、8畳2室の続き間に3方の縁を廻し、南室西面の座敷飾りに繊細な意匠を見せる。
岡家住宅門屋は和歌山県九度山町入郷にある明治4年(1871年)の長屋門で、登録有形文化財。主屋と同時に建ち、中央の門口の北に納屋、南に男部屋と牛小屋を収め、与力窓をあけた漆喰壁で堂々とした表構えをつくる。
岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀は和歌山県新宮市高田にある江戸時代末期の石塀で、登録有形文化財。流紋岩の川原石を空積の野面積みとし、屋敷の北・東・西をコの字形に囲む。総延長約76メートル、防風を兼ねる。
岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)主屋は和歌山県新宮市高田にある江戸時代末期の平屋の民家で、登録有形文化財。南に土間、北に6室を配し、北東の座敷の押板の床が古式を伝える。建ちが低く、旧杉皮葺の屋根勾配を残す。
岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)蔵は和歌山県新宮市高田にある元治2年(1865年)の家財蔵で、登録有形文化財。敷地南東隅の一段高い場所に建つ2階建ての板蔵で、小規模ながら太い材で組まれ、旧杉皮葺の貴重な例とされる。
岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)納屋は和歌山県新宮市高田にある明治時代後期の2階建ての納屋で、登録有形文化財。四周に下屋を付け、東面南寄りの深い軒下を作業場とする。1階に牛小屋・便所・物置、2階に板敷の物置を設ける。
岡本家住宅主屋は和歌山県橋本市高野口町九重にある寛政4年(1792年)の茅葺の主屋で、登録有形文化財。庄屋を務めた旧家の住まいで、東を土間とした六間取に付書院だけの簡素な座敷をもち、木太い軸部が目を引く。