千葉県の登録有形文化財
千葉県 · 登録有形文化財
上総鶴舞駅の旧貨物線に沿って建つ小湊鉄道の大正14年頃の貨物上屋。桁行11m・梁間5.5mの切妻造で、線路側の柱を1間後退させてホーム上の作業空間を確保し、丸太の柱に筋交いを密に打つ。見方を案内する。
小湊鉄道上総鶴舞駅の大正14年頃の木造駅舎。待合室の天井、四半敷状に目地を切ったコンクリートの土間、出札口の造作が往時の趣を残し、造形の規範として登録された。2026年の台風被害による運休の状況も記す。
五井駅から約2.5km、小湊鉄道上総村上駅の昭和2年頃の駅舎。半切妻の当初部分にトタン葺の待合所を足し、線路側の全面に庇を通して一体に見せる。建築面積42平方メートルの沿線でも小さな駅舎の見どころと乗り方を紹介する。
小湊鉄道上総山田駅の大正14年頃の駅舎。事務室と待合室の基本部分は桁行9m・梁間4.5mで、同時期の官鉄の最小規模の標準駅舎をさらに小さくしたつくり。昭和期に3度重ねた増改築の跡と、駅舎の見どころを案内する。
上総鶴舞駅の構内、線路を挟んで駅舎の斜向かいに建つ小湊鉄道の大正14年頃の火力発電所建屋。駅などの鉄道施設だけでなく周辺の家々にも配電し、鉄道会社が電気事業を兼ねた時代を伝える。見学の条件も案内する。
小湊鉄道の起点、五井駅構内に建つ大正14年頃の機関庫と鍛冶小屋。奥行20mの木造機関庫に鍛冶小屋をL字につなぎ、2線を収める。機械設備を含めて大正期の機関区の姿を残す。構内は非公開のため、外から見る際の条件も案内する。
大正14年の開業から翌年まで第一期線の終点だった小湊鉄道里見駅の木造駅舎。官鉄の標準駅舎と違って閉塞取扱所の張出しを設けず、内外装とも旧態をよく保つ。駅舎の見どころと、台風被害のあとの訪ね方を案内する。
上総山田駅の南、田園に架かる小湊鉄道の大正14年頃の鋼製3連桁橋。橋長19m、20フィートのプレートガーダーは大正8年達540号の官鉄標準桁に倣い、補剛材の端をウェブ上でクリンプさせる。田園の中での見方を案内する。
小湊鉄道が初めて養老川を渡る大正14年頃の鋼製6連桁橋。橋長95m、低水路に合わせて19mと13mのプレートガーダーを使い分ける。沿線最多の6径間をもつ小湊鉄道を代表する橋梁の見どころと見方を紹介する。
第一柴の下橋梁の南西に近接する小湊鉄道の大正14年頃の鋼製2連桁橋。橋長11m、15フィートのIビームは大正期として全国でも最大級とされる。隣の第一柴の下橋梁との桁形式の違いと、線路外から見る場所を案内する。
上総牛久駅の西で養老川を渡る小湊鉄道の大正14年頃の鋼製4連桁橋。橋長61m、最大スパン19mの桁に大正13年横河橋梁製作所製の銘板が残り、小判形のコンクリート橋脚が支える。線路の外からの見方を案内する。
養老川の最上流部の渓谷に架かる小湊鉄道の昭和3年頃の鋼製4連桁橋。橋長78m、桁に昭和2年横河橋梁製作所製の銘板が付き、円形断面の高い橋脚と赤い桁が深い谷に印象的な景観をつくる。線路の外からの見方を案内する。
小湊鉄道高滝駅の大正14年頃の木造駅舎。下屋の柱を正面入口側では1間毎、線路側では2間毎に立て、列車の乗降客が通りやすいよう工夫している。屋根はセメント瓦葺。駅舎の見どころと、台風被害後の訪ね方を案内する。
月崎駅の本屋側ホームの東寄りに並ぶ小湊鉄道の大正15年頃の旧下り線ホーム。幅3.5m・延長77m、レール面からの高さ61cmで、笠石にコンクリートブロックを用い、本屋と一体で歴史的な鉄道景観を伝える。
第二期線の終点として大正15年に開業した小湊鉄道月崎駅の駅舎とホーム。正面に間口2間の玄関ポーチを張り出す切妻造の本屋と、笠石にコンクリートブロックを用いた延長76mのホームが、造形の規範として登録された。
里見駅の南、第二期線に造られた小湊鉄道の大正15年頃の隧道。延長135m、平面は弓状に湾曲し、勾配も88分の1から330分の1へ途中で切り替わる。全体を現場打ちコンクリートとする点も特徴で、その見方を案内する。
養老渓谷の玄関口にある小湊鉄道の昭和3年頃の木造駅舎。正面入口にほぼ矩勾配の切妻破風を見せ、間口2間のポーチを付ける。建築面積96平方メートルで沿線の登録駅舎で最大。見どころと台風による運休の状況を案内する。
近藤家住宅主屋は千葉県四街道市下志津新田にある明治41年(1908年)の農家の主屋で、登録有形文化財。明治30年代の陸軍演習地の拡張に関連して新田の南端へ移り建てた家で、寄棟造の大屋根に起り屋根の玄関を張り出す。
近藤家住宅土蔵は千葉県四街道市下志津新田にある明治40年(1907年)頃の土蔵造2階建の蔵で、登録有形文化財。腰を下見板張、上部を白漆喰塗とし、戸口と妻面2階の窓に額縁と引き分けの土戸を入れた丁寧なつくり。
近藤家住宅長屋門は千葉県四街道市下志津新田にある明治40年(1907年)の長屋門で、登録有形文化財。桁行9間の寄棟造で中央に門口、左右に物置を配し、たちの高い姿形が特徴。上棟の破魔矢に大工の名が墨書で残る。