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千葉県の重 要 文 化 財

Important Cultural Property of 千葉県

千葉県に所在する重要文化財。

183 千葉県
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旧学習院初等科正堂
千葉県 明治 重要文化財
旧学習院初等科正堂

明治32年に建設された旧学習院初等科正堂は、西洋デザインと日本の伝統的木造建築技術が融合した貴重な講堂建築。成田市の房総のむらで無料公開中。皇室ゆかりの歴史と建築美をご紹介。

紙本墨書帝系図
千葉県 南北朝 重要文化財
紙本墨書帝系図

1371年(建徳2年/応安4年)に制作された紙本墨書帝系図は、南北朝動乱期の日本の皇室系譜を記録した貴重な古文書です。国立歴史民俗博物館所蔵の重要文化財の魅力と見どころをご紹介します。

刀〈無銘伝兼永〉
千葉県 平安 重要文化財
刀〈無銘伝兼永〉

千葉県内に個人蔵として伝わる平安時代の太刀。茎に銘はないものの、三条宗近の弟子であり山城国五条派の祖と伝わる刀工・兼永の作と鑑定され、昭和三十年(一九五五年)に国の重要文化財に指定されました。直刀から湾刀へと日本刀が姿を整えていった平安後期の貴重な現存例であり、平安京の貴族文化が育んだ静かで気品ある美意識を今に伝えています。

刀〈無銘吉岡一文字〉
千葉県 鎌倉 重要文化財
刀〈無銘吉岡一文字〉

千葉市美浜区に伝来する重要文化財「刀〈無銘吉岡一文字〉」をご紹介します。鎌倉時代中期、備前国吉岡で生まれた名刀で、刃長72.8センチメートル、反り2.6センチメートルの堂々たる姿を今に伝えます。上杉謙信から景勝へと受け継がれ、景勝自らが選び抜いた「御手選三十六腰」のひとつとされる稀有な来歴を持つ一振り。鍔元の刃こぼれが実戦使用の歴史を物語ります。吉岡一文字派の特徴、見どころ、関連博物館もあわせてご案内します。

香取大禰宜家文書(三百八十一通)
千葉県 平安~江戸 重要文化財
香取大禰宜家文書(三百八十一通)

下総国一宮・香取神宮の大禰宜職を世襲した香取家に残る三百八十一通の古文書。平安後期から江戸期に及び、藤原摂関家政所の発給文書十四通や応永の検田取帳など、中世の神領支配を明らかにする史料を含み、昭和六十年に重要文化財へ指定された。

源氏物語
千葉県 鎌倉 重要文化財
源氏物語

全五十四帖のうち三十二帖が残る、鎌倉時代書写の源氏物語の古写本。紫式部の自筆本は現存せず、いま読まれる本文はこうした写本にさかのぼる。千葉県に個人蔵として伝わり、昭和34年に重要文化財へ指定された。一般公開はされていない。

狭衣(伝為家筆)
千葉県 鎌倉 重要文化財
狭衣(伝為家筆)

千葉県に所蔵される重要文化財「狭衣(伝為家筆)」は、平安時代後期の宮廷恋愛物語『狭衣物語』の鎌倉時代の写本です。藤原定家の子で歌壇の重鎮であった藤原為家の筆と伝えられる全四帖の典籍で、複雑な伝本系統を持つ同物語の研究に不可欠な資料として高く評価されています。

西願寺阿弥陀堂
千葉県 室町後期 重要文化財
西願寺阿弥陀堂

千葉県市原市平蔵に佇む西願寺阿弥陀堂は、明応4年(1495年)に鎌倉の名工によって建立された国指定重要文化財です。かつて金箔に覆われ「平蔵の光堂」と讃えられたこの堂は、千葉県内で最も本格的な禅宗様建築として知られ、円覚寺舎利殿に通じる精緻な組物と茅葺寄棟造の美しい姿を今に伝えています。

神野寺表門
千葉県 室町後期 重要文化財
神野寺表門

千葉県君津市・鹿野山にある神野寺の表門は、室町時代・永正年間の四脚門。壁下の腰長押を除きほぼ禅宗様でつくられ、上下をすぼめた粽柱が立つ。2019年の台風15号で倒壊したが、古材を生かして修理され2021年末に復旧した。

泉福寺薬師堂
千葉県 室町後期 重要文化財
泉福寺薬師堂

千葉県印西市岩戸に佇む泉福寺薬師堂は、室町時代末期の建築技法を伝える国指定重要文化財です。和様と禅宗様を融合させた折衷様の茅葺き三間堂で、古材の保存状態も良好。中世関東地方の建築史を語る貴重な遺構を訪ねてみませんか。

大聖寺不動堂
千葉県 室町後期 重要文化財
大聖寺不動堂

千葉県いすみ市の大聖寺不動堂は、室町時代後期に建てられた国指定重要文化財の仏堂です。海中から発見された不動明王像を祀る「波切不動」として漁業関係者の厚い信仰を集めています。

滝田家住宅(千葉県印旛郡白井町)
千葉県 江戸中期 重要文化財
滝田家住宅(千葉県印旛郡白井町)

千葉県白井市の下手賀沼のほとりに佇む滝田家住宅は、17世紀中頃から後半に建てられた寄棟造・茅葺屋根の古民家です。江戸時代から名主を務めた旧家が300年以上にわたり住み続ける、千葉県内唯一の現住国指定重要文化財として、東関東の農家建築の歴史を今に伝えています。

宝珠院観音堂
千葉県 室町後期 重要文化財
宝珠院観音堂

千葉県印西市の台地に佇む宝珠院観音堂は、室町時代後期(1563年頃)に建立された茅葺寄棟造の仏堂です。内部の須弥壇や厨子、天井に残る鮮やかな色彩装飾から「光堂」と呼ばれ、昭和9年に国の重要文化財に指定されました。印西市に残る3棟の中世茅葺仏堂の一つとして、貴重な建築遺産です。

鳳来寺観音堂
千葉県 室町後期 重要文化財
鳳来寺観音堂

千葉県市原市吉沢に建つ鳳来寺観音堂は、室町時代後期の禅宗様建築の特徴を今に伝える国指定重要文化財です。粽柱や扇垂木、詰組など、簡素ながらも力強い建築意匠が見どころ。静かな里山の中で中世日本の建築美を堪能できます。

法華経寺五重塔
千葉県 江戸前期 重要文化財
法華経寺五重塔

千葉県市川市の法華経寺に立つ五重塔は、元和8年(1622年)に本阿弥家10代光室が両親の供養のために建立した。総高約31.6メートル、落ち着いた和様の朱塗りの塔で、江戸時代以前の様式を残す千葉県唯一の五重塔として知られる。

法華経寺四足門
千葉県 室町後期 重要文化財
法華経寺四足門

二本の本柱と前後の四本の控柱からなる切妻造の四脚門。本柱と控柱を結ぶ海老虹梁や柱上の組物に唐様の特徴がみられ、頭貫の木鼻や懸魚の絵様彫刻から室町時代の作とされる。大正5年に国の重要文化財に指定された。

絹本著色日蓮上人像
千葉県 鎌倉 重要文化財
絹本著色日蓮上人像

千葉県市川市の法華経寺支院・浄光院に伝わる重要文化財「絹本著色日蓮上人像」。両手に経巻を開いて読誦する鎌倉時代の日蓮を、胡粉や朱、大和絵の彩色で写実的に描き、信徒が「水鏡の御影」と呼んできた一幅を紹介します。

絹本著色普賢延命像
千葉県 鎌倉 重要文化財
絹本著色普賢延命像

千葉県匝瑳市の長徳寺が伝える国の重要文化財。四頭の六牙白象に支えられた蓮華座に、二十本の手をもつ普賢延命菩薩が坐す鎌倉後期の絹本著色画。金泥の肌や截金に時代の特色が表れる。公開は年1回、1月下旬の日曜のみ。

古瀬戸黄釉狛犬
千葉県 鎌倉~室町 重要文化財
古瀬戸黄釉狛犬

千葉県の香取神宮に伝わる古瀬戸黄釉狛犬は、瀬戸で焼かれた阿吽一対の陶製狛犬。高さ十七センチ台と小さく、手びねりに篦描きの毛並み、朽葉色の黄釉と荒い貫入が見どころ。中世の陶製狛犬は数例しかなく、昭和二十八年に重要文化財へ指定された。

金銅密教法具
千葉県 鎌倉~室町 重要文化財
金銅密教法具

令和5年に国の重要文化財となった小網寺の金銅密教法具20点。金剛盤などに刻まれた「金澤審海」の銘は、東京湾対岸の称名寺を開いた高僧とのつながりを示す。館山市立博物館で会える中世密教の優品を紹介します。