千葉県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 千葉県千葉県に所在する重要文化財。
浮世絵の祖・岩佐又兵衛の重要文化財「弄玉仙図」。秦の仙女・弄玉が簫を奏でると鳳凰が舞い降りる伝説を、淡墨と薄い金泥で夢のように描く。旧金谷屏風の一図で、福井時代の基準作。千葉・摘水軒コレクションが所蔵する。
弘安元年、幕府が計画したという宗論の風聞を受け、かねて公場対決を待ち望んでいた日蓮が、身延山で歓喜のうちに認めた自筆の返書です。縦31.5センチ、本文21行。昭和43年指定、千葉・本土寺所蔵の重要文化財です。
成田山仏教図書館が所蔵する『住吉物語』は、鎌倉末期に写された現存最古の写本「成田本」。継母にしいたげられた姫君が大阪の住吉へ逃れ、長谷観音の夢告で救われる擬古物語で、本文研究の基礎となる重要文化財である。
千葉県の香取神宮が所蔵する双竜鏡は、久安5年(1149年)の銘をもつ白銅製の和鏡。大陸の様式を映した双竜の鏡背文様をもち、鏡背に文様をもつ在銘の和鏡として現存最古とされる、年代の基準となる一面である。
千葉県松戸市の本土寺が伝える重要文化財「大学三郎御書」。鎌倉で滅んだ比企一族にただ一人生き残り、日蓮の庇護者となった比企能本に宛てた縦30.2cm・全長3.8mの書状を、あじさい寺として知られる古刹とともに紹介します。
昭和二十五年、未盗掘の石室から五個の純金製の鈴が見つかり、二子塚古墳は金鈴塚古墳と改名された。六世紀末から七世紀初頭の東国屈指の前方後円墳で、二十口近い飾大刀など豪華な副葬品が重要文化財に指定されている。
松戸市の幸田貝塚から出土した縄文時代前期前半の遺物一括266点。平成6年に国の重要文化財に指定。注口付き深鉢や羽状縄文の土器、玦状耳飾、イノシシ牙製垂飾などを含み、約6000年前の集落の暮らしを具体的に残す。松戸市立博物館蔵。
成田市の南羽鳥中岫1遺跡で、ゴルフ場造成に伴う発掘により見つかった縄文前期の墓坑群からの一括出土品。約5500年前の人頭形土製品をはじめ、けつ状耳飾や赤彩の浅鉢など20点が国の重要文化財。実物は非公開だが、複製を下総歴史民俗資料館で見られる。
延慶2年(1309)、亡き願主・実政の追善のために実胤が鋳造させた金銅の地蔵菩薩坐像。香取神宮の本地仏として造られた観福寺の懸仏4躯の一つで、先に造られた釈迦・観音の二躯には元寇に際した「異国降伏」の銘が刻まれている。
弘安5年(1282年)に仏師蓮願が鋳造した金銅の釈迦如来坐像。香取神宮の本地仏として円形の鏡板を背に負う懸仏形式で、銘文には蒙古襲来に際し元軍の調伏を願う「異国降伏」の文字が刻まれる。千葉県香取市・観福寺所蔵の重要文化財。
千葉県香取市の観福寺に伝わる銅造十一面観音坐像。香取神宮の本地仏として弘安5年に仏師蓮願が鋳造し、釈迦如来とともに元軍退散を願う「異国降伏」の銘を刻む。鏡板を光背とした四躯一具の重要文化財で、伊能忠敬ゆかりの古刹に納められている。
千葉県印西市の結縁寺に伝わる重要文化財。像高約47センチの小さな鋳銅製不動明王で、裳前面の刻銘から嘉元元年(1303年)の造像と分かる。両眼を見開く忿怒相が特徴で、秘仏として毎年9月28日のみ開帳される。
千葉県栄町・龍角寺の本尊、銅造薬師如来坐像。首から上は7世紀後半・白鳳期の作で、関東に残る数少ない白鳳仏のひとつ。元禄の火災で失われた体部は正徳年間に再鋳された。像高130cm、深大寺の白鳳仏と並び称される名宝。
千葉県香取市の観福寺が伝える銅造薬師如来坐像は、もと香取神宮の本地仏として鋳られた金銅の懸仏4躯の一つ。明治の廃仏毀釈で吹き潰される寸前に救われた鎌倉時代の名品で、像高約33センチながら重要文化財に指定されている。
建長元年(1249)から明治初年まで、およそ620年分。日常置文に始まり、千葉氏の寄進状や大奥の参詣書状に至る839通が令和6年に重要文化財へ。市川・中山の大本山と、その文書が語る歴史を訪ねる手引き。
千葉県市川市の法華経寺が護持する日蓮の自筆遺文。巻子56巻ほか百余点に及ぶ真蹟で、富木常忍ら在家の信者に宛てた書状と論述が中心をなす。昭和42年に重要文化財へ指定され、現在は境内の聖教殿に保管されている。
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館が所蔵する重要文化財「大久保利通関係資料」。西郷隆盛・木戸孝允・岩倉具視らとの書簡を含む3,000点超の貴重な一次資料の魅力と見どころをご紹介します。