千葉県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 千葉県千葉県に所在する重要文化財。
千葉県市川市の法華経寺が護持する日蓮の自筆遺文。巻子56巻ほか百余点に及ぶ真蹟で、富木常忍ら在家の信者に宛てた書状と論述が中心をなす。昭和42年に重要文化財へ指定され、現在は境内の聖教殿に保管されている。
千葉県銚子市の円福寺が所有する平安時代初期とされる法具。全長20.3cm、三鈷形の柄と花弁を表した鈴部をもち、金剛鈴のもととも考えられる。類例がきわめて少ない貴重な品である。現在は奈良国立博物館が保管している。
千葉県一宮町の玉前神社に伝わる鎌倉時代の白銅鏡。直径20.5cmの背面に洲浜、梅の老木、2羽の雀、ススキを写実的に表す。縁の2穴から神前に懸けた御正体とみられる。現在は大多喜城分館に寄託され、分館は改修のため休館中。
千葉県鋸南町の日本寺に伝わる元亨元年(1321年)の梵鐘。下野の鋳物師卜部助光の作で、下野の天宝寺から鎌倉の浄妙寺を経て日本寺に渡った経緯を銘に刻む。鐘楼が2019年の台風で被災し、現在は法堂内で保管している。
千葉県館山市の小網寺に伝わる弘安9年(1286年)の梵鐘。鎌倉の名工物部国光の作で、総高107.5cm。池の間に梵字の大随求陀羅尼、銘に寺の旧名金剛山大荘厳寺を刻む。県内の名鐘の一つで、境内の鐘楼に懸かる。
千葉県長柄町の眼蔵寺に伝わる弘長4年(1264年)の梵鐘。紀年銘をもつ鐘として県内最古で、乳の代わりに胎蔵界四仏の種子を鋳出す全国でも3例しか知られない無乳の鐘である。作者は上総国刑部郡の鋳物師広階重永である。
千葉県松戸市の本土寺に伝わる建治4年(1278年)の梵鐘。上総の鋳物師大中臣兼守の作で、佐倉の大福寺から文明14年に移された際、十二神将の種子を削って日蓮以下の名を刻んだ。実物は宝物殿に保管されている。
大久保利通関係資料は、国立歴史民俗博物館が保管する3,053点の歴史資料で、平成16年に重要文化財となった。維新の元勲宛ての書状や日記、暗殺の日に所持していた血痕の残る書簡、歯ブラシなどの日用品を含む。