千葉県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 千葉県千葉県に所在する重要文化財。
千葉県成田市大竹の房総のむらにある明治時代の講堂1棟である。ふりがなが文化庁と成田市とで違っている。東京から二度にわたって移されており、昭和48年(1973年)に重要文化財へと指定された1棟になる。る
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館にある文書で、所有は大学共同利用機関法人人間文化研究機構である。ここまで扱った物件では見られなかった所有者の種別にあたる。昭和16年(1941年)に重要文化財へ指定された。
千葉県内に個人蔵として伝わる平安時代の太刀。茎に銘はないものの、三条宗近の弟子であり山城国五条派の祖と伝わる刀工・兼永の作と鑑定され、昭和三十年(一九五五年)に国の重要文化財に指定されました。直刀から湾刀へと日本刀が姿を整えていった平安後期の貴重な現存例であり、平安京の貴族文化が育んだ静かで気品ある美意識を今に伝えています。
千葉市美浜区に伝来する重要文化財「刀〈無銘吉岡一文字〉」をご紹介します。鎌倉時代中期、備前国吉岡で生まれた名刀で、刃長72.8センチメートル、反り2.6センチメートルの堂々たる姿を今に伝えます。上杉謙信から景勝へと受け継がれ、景勝自らが選び抜いた「御手選三十六腰」のひとつとされる稀有な来歴を持つ一振り。鍔元の刃こぼれが実戦使用の歴史を物語ります。吉岡一文字派の特徴、見どころ、関連博物館もあわせてご案内します。
下総国一宮・香取神宮の大禰宜職を世襲した香取家に残る三百八十一通の古文書。平安後期から江戸期に及び、藤原摂関家政所の発給文書十四通や応永の検田取帳など、中世の神領支配を明らかにする史料を含み、昭和六十年に重要文化財へ指定された。
全五十四帖のうち三十二帖が残る、鎌倉時代書写の源氏物語の古写本。紫式部の自筆本は現存せず、いま読まれる本文はこうした写本にさかのぼる。千葉県に個人蔵として伝わり、昭和34年に重要文化財へ指定された。一般公開はされていない。
千葉県に所蔵される重要文化財「狭衣(伝為家筆)」は、平安時代後期の宮廷恋愛物語『狭衣物語』の鎌倉時代の写本です。藤原定家の子で歌壇の重鎮であった藤原為家の筆と伝えられる全四帖の典籍で、複雑な伝本系統を持つ同物語の研究に不可欠な資料として高く評価されています。
西願寺阿弥陀堂は千葉県市原市平蔵にある明応4年(1495年)の茅葺の阿弥陀堂で、重要文化財。鎌倉の大工が建てたことが墨書からわかり、かつて金箔と朱塗りで「平蔵の光堂」と呼ばれたという。三間四方の寄棟造で、厨子もあわせて指定されている。
千葉県君津市・鹿野山にある神野寺の表門は、室町時代・永正年間の四脚門。壁下の腰長押を除きほぼ禅宗様でつくられ、上下をすぼめた粽柱が立つ。2019年の台風15号で倒壊したが、古材を生かして修理され2021年末に復旧した。
泉福寺薬師堂は千葉県印西市岩戸、印旛沼の西方にある室町時代後期(1467〜1572年)の茅葺の仏堂で、重要文化財。方三間の寄棟造で和様と禅宗様を交え、古材の保存も良く、中世の関東地方の建築の流れを知るうえで重要とされる。
大聖寺不動堂は千葉県いすみ市大原の大聖寺の境内に建つ室町時代後期の仏堂で、国の重要文化財。三間四方の堂に茅葺の寄棟屋根を載せ、大正5年(1916年)という早い時期に保護の対象となった。厨子も附として指定されている。
滝田家住宅は千葉県白井市平塚にある17世紀末の民家で、国の重要文化財。手賀沼の開拓以来の旧家で名主をつとめた滝田家の住宅で、桁行17.3メートルの寄棟造茅葺の大きな建物は、千葉県の民家として古い遺例である。
宝珠院観音堂は千葉県印西市の宝珠院の境内に建つ永禄6年(1563年)頃の仏堂で、国の重要文化財。三間四方の小さな堂に茅葺の寄棟屋根を載せる室町時代後期の建物で、厨子と棟札2枚も附として指定されている。
鳳来寺観音堂は千葉県市原市吉沢にある室町時代後期の仏堂で、重要文化財。正面・側面とも3間の一重の堂で、寄棟造の屋根を茅で葺く。昭和6年(1931年)に指定され、昭和42年(1967年)に修理工事の報告書がまとめられた。
千葉県市川市の法華経寺に立つ五重塔は、元和8年(1622年)に本阿弥家10代光室が両親の供養のために建立した。総高約31.6メートル、落ち着いた和様の朱塗りの塔で、江戸時代以前の様式を残す千葉県唯一の五重塔として知られる。
二本の本柱と前後の四本の控柱からなる切妻造の四脚門。本柱と控柱を結ぶ海老虹梁や柱上の組物に唐様の特徴がみられ、頭貫の木鼻や懸魚の絵様彫刻から室町時代の作とされる。大正5年に国の重要文化財に指定された。
千葉県鋸南町の妙本寺に伝わる、日蓮が建長6年(1254年)に感得した愛染明王と不動明王を自ら描き弟子に授けた2幅の古文書。昭和43年に重要文化財に指定。寺宝で常時非公開、10月の虫干しで公開されることがある。
千葉県が所有する南北朝時代の大薙刀。刃長80.6cm、反り3.8cm。無銘だが但馬の法城寺派の作と伝え、作られた当時の形を保つ生ぶ茎が貴重とされる。実物を置く大多喜城分館は施設改修のため休館中である。
千葉県旭市の大原幽学記念館が収める、江戸後期の農村指導者・大原幽学の著述稿本・仕法文書・日記・書状・遺品の計407点。性学と先祖株組合の実態を伝え、平成3年に重要文化財に指定された。旭市の記念館で公開している。
千葉県匝瑳市の長徳寺に伝わる鎌倉時代の仏画。縦136cm・横65.5cmの絹本に、石畳の上の宝瓶に坐る朱色の六臂の愛染明王を描く。昭和50年に重要文化財に指定。公開は年に一度、1月下旬の日曜日に限られる。