福岡県・平安
Heian福岡県 の平安時代(794 – 1185)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
12世紀に制作され、求菩提山の聖なる洞窟から発見された銅板法華経。九州国立博物館で展示される、銅板に刻まれた貴重な国宝をご紹介します。
福岡県太宰府市の九州国立博物館に常設展示される重要文化財「多宝千仏石幢」は、中国・遼の大康10年(1084)に建立された総高5.5メートル・重量3.5トンの八角石造仏教モニュメント。如来・菩薩・飛天・伽陵頻伽など多彩な尊像と梵字の真言・陀羅尼が彫られ、遼代仏教彫刻の基準作例として国際的にも貴重。1927年に京都へ寄贈され、2005年に九州国立博物館へ移設されました。
福岡・舞鶴公園に眠る鴻臚館跡は、古代に外国の賓客をもてなした客館。越州窯青磁やイスラム陶器、便所跡から出土した木簡が、7~11世紀の対外交流の実態を示す。瓦を供給した女原窯も平成26年に追加指定された。
福岡市西区今津の誓願寺に伝来する国宝「誓願寺盂蘭盆縁起〈栄西筆/治承二年七月十五日〉」は、臨済宗の開祖・明菴栄西が治承2年(1178年)7月15日、同寺の盂蘭盆会のために法華経書写を勧進した由来を自ら認めた縁起巻です。赤・白・藍の雲母摺装飾料紙に、宋・黄庭堅の影響を受けた力強い筆致で書かれ、昭和28年に国宝に指定されました。現在は九州国立博物館に寄託され、特別展での拝観機会に限られる貴重な一巻です。
総高約22.5センチの金銅の箱は、康治元年(1142年)に求菩提山の僧・頼厳らが銅板法華経33枚を納めて造った。四面に阿弥陀三尊や不動明王を線刻し、末法の世に経を未来へ守り伝えるため山中の洞窟に封じられた国宝である。
福岡県鞍手町の長谷寺に伝わる木造十一面観音立像。大和の長谷寺の僧が背負ってきたと伝わる、平安時代の一木造で、像高約187センチ。面長で厳しい顔立ちと、樟の一枚板に彩色した挙身光背をもつ、九州最古級の仏像です。