福岡県・江戸
Edo福岡県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
福岡県太宰府市の九州国立博物館が保管する江戸時代の瓶子1口である。同形同文様のもう1口は未指定のままである。倹約令から年代が導かれており、昭和34年(1959年)に重要文化財へと指定された1口である。
福岡県八女市に伝わる重要文化財「五条家文書」は、全17巻369通に及ぶ古文書群。後醍醐天皇の最後の綸旨や後村上天皇宸翰など、南朝の貴重な一次史料を含み、南北朝時代の九州における動乱の歴史を生き生きと伝えます。
九州国立博物館蔵の重要文化財。直径31センチの木盃形尺皿に、稜花を象った深鉢へ太湖石と紅白の牡丹を活けた図を描く。鍋島藩御用窯の最盛期、貞享・元禄頃の作で、染付と色絵の精緻な技が際立つ。
九州国立博物館が保管する重要文化財「灰被天目茶碗(虹)」は、中国・元時代13〜14世紀の天目茶碗。漆黒釉と褐釉を掛け分けた釉境が窯変で銀色に発色し、虹を思わせる景色を見せる。足利義政伝来の大名物として知られる。
有馬家霊屋は、福岡県久留米市の梅林寺にある久留米藩主有馬家の5棟の霊屋で、平成30年に重要文化財に指定された。寛永7年から承応4年に順次建てられ、下段の霊屋と上段の位牌廟を一対に祀る独自の構成をもつ。
香椎宮本殿は福岡市東区香椎の香椎宮にある享和元年(1801年)の本殿で、重要文化財。福岡藩主黒田長順の再建で、入母屋造の正面に千鳥破風、左右に車寄、三方に向拝を付けた檜皮葺の香椎造は、香椎宮にしか見られない。棟札8枚もあわせて指定。
福岡県糸島市の櫻井神社。1610年に開いた岩戸の前に、福岡藩主黒田忠之が1632年に建てた本殿、ほぼ同時期の拝殿・楼門が一列に並ぶ。創建期の社頭が残る希少さから2023年に国の重要文化財に指定された。
福岡市博多区の住吉神社本殿は、元和9年(1623年)に福岡藩主・黒田長政が再建した重要文化財。組物を持たない住吉造で、軒が反らない直線的な屋根、朱の柱と白い板壁、盾形の懸魚など、仏教伝来以前の古い社殿様式を今に残す一棟である。
福岡県添田町、英彦山への旧参道沿いに建つ茅葺の農家。座敷の墨書から天保13年(1842年)の建築と判明した。整形六間取の直屋で、雨の当たる東壁を割竹で覆う。県内の直屋の好例として重要文化財に指定され、内部を無料で見学できる。
福岡城南丸多聞櫓は福岡県福岡市中央区城内の福岡城跡にある江戸時代末期の櫓で、重要文化財。黒田長政が築いた福岡城の遺構で、二重二階の隅櫓と長さ30間の平櫓からなり、嘉永7年(1854年)に大改修を受けている。
福岡県糟屋郡新宮町上府の横大路家住宅は、江戸中期の茅葺の曲屋で、九州地方最古の民家と考えられる。昭和52年に国の重要文化財へ指定された。最澄の伝承から「千年家」と呼ばれる。現在は休館中で外観のみ見学可。
福岡県久留米市の梅林寺境内に営まれた、久留米藩主有馬家の墓所。2代までは金箔で飾る霊屋を伴い、3代以降は霊屋を持たない巨大な三層塔へと姿を変えた。近世大名の墓制の移り変わりを今に残す史跡で、2021年に国の史跡に指定された。
寒北斗酒造安政の蔵は福岡県嘉麻市大隈町にある安政4年(1857年)の酒蔵。桁行22メートル、梁間7メートルの土蔵造2階建で、柱のない1階を丑梁と登り梁の小屋組で支える。建築年の明らかな幕末の酒蔵として登録された。
寒北斗酒造店舗兼主屋は福岡県嘉麻市大隈町の秋月街道沿いに建つ江戸末期の酒造所の主屋。入母屋造妻入の外まわりを鼠漆喰で塗り込め、広い土間と事務所、中庭を囲む角座敷を備える。上質な客間をもつ登録有形文化財。
福岡県大川市小保にある旧吉原家住宅通用門及び煉瓦塀は、江戸末期の棟門と大正末期の鉱滓煉瓦塀。門は片引戸二枚を建て込む珍しい形式、塀は総延長31メートル。平成29年に国の登録有形文化財となった。見学は無料。
福岡県豊前市宇島にある教圓寺鐘楼は、文久3年建立の木造三階建の鐘楼。高さ約13.3メートル、袴腰付で宝形造桟瓦葺、三層目は物見やぐらを兼ねたと伝わる。令和2年に国の登録有形文化財となった。JR宇島駅から徒歩約20分。
福岡県うきは市の楠森河北家住宅に建つ登録有形文化財。北の米蔵は文化九年、南の器蔵は安政四年の墨書をもち、四十五年を隔てて一棟となった土蔵造二階建で、南北の意匠の差に増築の跡が残る。
福岡県うきは市の楠森河北家住宅に建つ登録有形文化財。炭部屋の名をもちながら、一階三室・二階居室を備えた土蔵造二階建で、二階に虫籠窓を設ける。万延二年頃の建築で、西で米蔵と接する重厚な付属棟。
福岡市中央区大名のジョーキュウ醤油仕込蔵は、創業7年後の文久2年(1862年)に建てられた大型の土蔵で、空襲も焼け残り、いまも木桶で醤油を仕込む。桶の上に張る床や高い軸部など仕込蔵の造りと、見学の注意を紹介。
福岡市中央区大名のジョーキュウ醤油若宮神社は、醤油屋の創業より60年あまり古い寛政4年(1792年)建立の小社。珍しい切妻造妻入の見世棚造、木鼻や蟇股の細部、脇に立つ樹齢300年以上とされる小賀玉の木を紹介する。