蘆田家住宅石垣及び塀とは

蘆田家住宅石垣及び塀は、兵庫県丹波市青垣町東芦田にある江戸時代後期の石垣と土塀で、平成18年(2006年)に国の登録有形文化財に登録された。員数は1所と数える。

蘆田家住宅石垣及び塀は、敷地の西側の土留めとして築かれた石垣と、その南面の上に載る瓦屋根の土塀からなる。石垣の高さは2.5m。西面の延長は34mで、南端で東へ直角に折れ、南面に9mを築く。

蘆田家住宅石垣及び塀が登録有形文化財になった理由

蘆田家住宅石垣及び塀は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録有形文化財に登録された。登録番号は28-0245で、屋敷の5件の最後の番号である。

文化庁の解説は、蘆田家住宅石垣及び塀を敷地正面の景観の重要な要素と位置づけている。蘆田家住宅は西を正面とする屋敷で、主屋も西を向いて建つ。西面の石垣はその正面の足もとにあたり、上に茅葺の主屋と瓦葺の物置が並ぶ構えの土台になっている。

蘆田家住宅石垣及び塀の見どころ

石の積み方を見比べたい。文化庁の解説によると、蘆田家住宅石垣及び塀は西端から7mが野面積で、残りは乱積である。自然の石をほぼそのまま積んだ部分と、大きさのそろわない石を組み合わせた部分とで、石の顔つきや目地の通り方が変わる。

南面では、石垣の上に瓦屋根を載せた土塀が続く。データベースに載る塀の延長は9.0mで、南面の石垣の長さとほぼ重なる。石の壁と土の壁が上下に重なる南側は、西面とは違った表情を見せる。

東芦田の地域おこしグループ「江古花園」は、茅葺の古民家やハス園とともに石垣を農村の景観として生かす活動を続けている。蘆田家住宅石垣及び塀は、集落の景色の一部としても大切にされてきた。

蘆田家住宅石垣及び塀の見学

蘆田家住宅石垣及び塀は屋敷の外まわりにあり、西の正面側から眺めることができる。敷地は個人の住宅なので、石垣に登ったり、上の土塀に触れたりしないようにしたい。

主屋がカフェとして営業している時間帯に訪ねれば、石垣の上に建つ主屋の側からも屋敷の構えを確かめられる。屋敷への行き方は蘆田家住宅のページにまとめてある。

Q&A

Q蘆田家住宅石垣及び塀はいつ築かれましたか?
A江戸時代後期です。蘆田家住宅石垣及び塀は平成18年(2006年)に登録有形文化財に登録されました。
Q蘆田家住宅石垣及び塀の大きさは?
A石垣は高さ2.5mで、西面の延長が34m、南端で東へ折れて南面に9m続きます。塀の延長は9.0mです。
Q蘆田家住宅石垣及び塀の石の積み方は?
A西端から7mが野面積、残りが乱積とされています。
Q蘆田家住宅石垣及び塀の塀はどんな造りですか?
A南面の石垣の上に築かれた、瓦屋根を載せた土塀です。
Q蘆田家住宅石垣及び塀は見られますか?
A屋敷の外まわりにあり、西の正面側から眺められます。個人の住宅なので、石垣に登ったり塀に触れたりしないでください。

基本情報

名称蘆田家住宅石垣及び塀
所在地兵庫県丹波市青垣町東芦田981
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)登録
員数1所
寸法石垣:高さ2.5m、延長34m/塀:延長9.0m
所有者個人
公開状況外観のみ(屋敷の外まわりから見られる)

参考文献

最終更新日: 2026.10.01