蘆田家住宅物置とは

蘆田家住宅物置は、兵庫県丹波市青垣町東芦田にある江戸時代後期の木造2階建の物置で、平成18年(2006年)に国の登録有形文化財に登録された。

蘆田家住宅物置は主屋の南側にあり、主屋の南東に付く書斎の、さらに南側に接続して建つ。規模は桁行3間半、梁間2間、建築面積30㎡。屋根は切妻造の桟瓦葺である。

蘆田家住宅物置が登録有形文化財になった理由

蘆田家住宅物置は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録有形文化財に登録された。登録番号は28-0242である。

文化庁の解説は、蘆田家住宅物置を農作業に欠かせない建物とし、主屋と並んで屋敷の正面の景観をつくっていると評価している。茅葺の主屋のすぐ南に瓦葺の2階建が肩を並べることで、西から見た屋敷の構えが横へ長く延びる。

蘆田家住宅物置の見どころ

蘆田家住宅物置でいちばん目を引くのは東側である。1階も2階も東側には壁を造らず、開け放しにしている。残る北・西・南の3方には、本体の屋根から下屋を葺き下ろす。

開いた東面は、農具や収穫物を出し入れしやすくするための造りと考えられる。2階まで同じように開いているので、上の階も物を置いたり干したりする場として使われていたのだろう。

西側には外便所が付属している。主屋の北には登録された便所が別に建っており、この屋敷では屋外で使う便所が2か所にあったことになる。

蘆田家住宅物置の見学

蘆田家住宅物置の内部が公開されているという案内は見当たらない。主屋とともに屋敷の正面側に建つので、主屋のカフェを訪ねる際に外観を眺めることができる。

開け放しの東面は敷地の内側に向いている。物置や外便所は住まいの一部でもあるので、案内のない場所へは入らないようにしたい。屋敷への行き方は蘆田家住宅のページにまとめてある。

Q&A

Q蘆田家住宅物置はいつ建てられましたか?
A江戸時代後期です。蘆田家住宅物置は平成18年(2006年)に登録有形文化財に登録されました。
Q蘆田家住宅物置はどこにありますか?
A主屋の南側で、主屋の南東に付く書斎の南側に接続して建っています。
Q蘆田家住宅物置の造りの特徴は?
A木造2階建、切妻造、桟瓦葺で、1階・2階とも東側に壁を造らず開け放しにしています。北・西・南には下屋を葺き下ろしています。
Q蘆田家住宅物置に便所が付いているのですか?
A西側に外便所が付属しています。主屋の北にある便所とは別のものです。
Q蘆田家住宅物置の中は見学できますか?
A内部公開の案内は見当たりません。主屋と並んで正面側に建つため、外観は主屋のカフェを訪ねる際に眺められます。

基本情報

名称蘆田家住宅物置
所在地兵庫県丹波市青垣町東芦田981
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)登録
員数1棟
寸法建築面積30㎡
所有者個人
公開状況内部公開の案内なし(外観のみ)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)蘆田家住宅物置
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00005332
丹波市 国指定・選択・登録文化財
https://www.city.tamba.lg.jp/soshiki/shakaikyoikubunkazaika/gyomuannai/7/1/1650.html

最終更新日: 2026.10.01