校地の東の一角に建つ茶室

甲南女子中学校・高等学校茶道教室は、兵庫県神戸市東灘区森北町の甲南女子中学校・高等学校にある木造平屋建ての茶室で、昭和46年(1971年)に村野藤吾の設計で建てられ、令和4年(2022年)6月29日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0778)。

甲南女子中学校・高等学校茶道教室は校地の東の一角にある。昭和43年(1968年)の移転から3年後に加わった建物で、登録された8棟のなかで年代が最も新しく、全体を木造とするのもこの1棟だけである。

寄棟の屋根と銅板の土庇

甲南女子中学校・高等学校茶道教室は寄棟造の桟瓦葺で、南西に銅板葺の土庇を付ける。建築面積は70平方メートルある。

内部は、玄関を入ると六畳と八畳の座敷が東西に並ぶ。玄関の北には水屋と手洗いが外へ突き出している。

ガラス戸を採り入れた平明な座敷

甲南女子中学校・高等学校茶道教室の座敷の意匠は平明で、建具にガラス戸を採り入れている。文化庁の解説は、これをモダニズムに通じる和風意匠をよく示すものと評価している。

登録の基準は「造形の規範となっているもの」で、令和4年(2022年)に西門守衛室とともに追加で登録された。鉄筋コンクリートや鉄骨の校舎を手がけた同じ設計者が、木造の小さな甲南女子中学校・高等学校茶道教室では別の顔を見せている。

見学について

甲南女子中学校・高等学校茶道教室は学校の施設で、一般には公開されていない。校地の東の一角、キャンパスの内側にあるため、外から見ることも難しい。

学校の成り立ちやキャンパスへの行き方は、甲南女子中学校・高等学校のページにまとめてある。

Q&A

Q甲南女子中学校・高等学校茶道教室はどこにありますか?
A神戸市東灘区森北町の甲南女子中学校・高等学校で、校地の東の一角に建っています。
Q甲南女子中学校・高等学校茶道教室は誰が設計しましたか?
A建築家の村野藤吾です。昭和46年(1971年)に建てられました。
Q甲南女子中学校・高等学校茶道教室の間取りは?
A玄関を入ると六畳と八畳の座敷が東西に並び、玄関の北に水屋と手洗いが突き出しています。
Q甲南女子中学校・高等学校茶道教室はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
A令和4年(2022年)6月29日に「造形の規範となっているもの」として登録されました。登録番号は28-0778です。
Q甲南女子中学校・高等学校茶道教室は見学できますか?
A学校の施設のため一般公開はなく、校地にも立ち入れません。

基本情報

名称甲南女子中学校・高等学校茶道教室
所在地兵庫県神戸市東灘区森北町5丁目4-1他
指定区分登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0778
指定年令和4年(2022年)6月29日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積70平方メートル
所有者学校法人甲南女子学園
公開状況非公開(学校施設)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 甲南女子中学校・高等学校茶道教室
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014273
文化遺産オンライン — 甲南女子中学校・高等学校茶道教室
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/588583

最終更新日: 2026.10.07