熊本県の登録有形文化財
熊本県 · 登録有形文化財
公衆温泉新温泉は熊本県人吉市紺屋町の温泉街に建つ昭和6年(1931年)ごろの公衆浴場で、登録有形文化財。入母屋造・妻入の平屋建で男女別の入口を開け、番台を置き、田の字形の脱衣室と浴場にガラス戸を多用し、ヴォールト形の湯気抜きを設ける。
熊本県菊池郡大津町の坂本家住宅主屋は、江戸末期に建てられた在御家人の旧宅。広い土間と四間取の平面に角屋の座敷を張り出し、全体に天井を高くとって座敷を貼付壁で飾る。令和4年6月に国の登録有形文化財に登録された。
熊本県菊池郡大津町の坂本家住宅門は、主屋の正面に建つ江戸末期の薬医門。間口2.6メートル、組物のない簡素な構えながら、正面側に板天井を張り引戸を建てるのが珍しい。令和4年6月に国の登録有形文化財に登録された。
熊本県球磨郡相良村にある「相良村ふるさと館」は、昭和17年(1942)に建てられた旧四浦村の役場庁舎を平成12年(2000)に移築した木造2階建の建物。寄棟造・桟瓦葺の屋根と大きな窓が特徴で、戦前の地方役場建築の貴重な遺構として平成19年に国の登録有形文化財に登録されました。さがら温泉「茶湯里」のすぐ隣に佇むその静かな姿と、人吉球磨の歴史・文化的背景をご紹介します。
熊本県八代市本町の作田家住宅主屋は昭和元年建築の木造二階建。東を切妻、西を入母屋とする屋根を持ち、二階には間口いっぱいのガラス戸と高欄、十二畳大の座敷二室が残る。令和3年に国の登録有形文化財となった。
熊本県八代市本町の作田家住宅蔵は大正10年建築の三階建。一階は木造軸組の外周にレンガを積んで見せ、二階以上は木骨煉瓦造をラスモルタルで土蔵造風に仕上げる。令和3年(2021年)に国の登録有形文化財に登録された。
熊本県芦北町の佐敷太郎峠を貫く延長434メートルの煉瓦造隧道。明治34年着工、36年の竣工で、平成14年に登録有形文化財となった。坑門はフランス積、坑内は長手積とイギリス積を使い分ける。町道として今も通行できる。
明治32年(1899)に建てられた網田駅本屋は、熊本県内に現存する最古の木造駅舎です。国の登録有形文化財に指定されているこの寄棟造の建物は、JR三角線の中間駅として今も現役で旅人を迎え、地域の交流拠点「網田レトロ館」としても親しまれています。日本屈指の絶景・御輿来海岸へも徒歩圏内。明治からの125年を刻む木の温もりに触れる、宇土半島ローカル線の旅をご案内します。
熊本市中央区水道町に建つ大正9年建築の家財蔵。全面白漆喰塗の外壁に鉢巻と二段の水切を廻し、東面には掛子塗戸を開く。小屋組は西洋式のキングポスト・トラス。令和7年に国の登録有形文化財に登録された。非公開。
熊本市中央区水道町、オフィスビルが並ぶ市街地中心部に残る明治後期の住宅。庭に南面する寄棟造の平屋で、内部は続き間座敷とし、西座敷の付書院には櫛形窓を開く。令和7年に国の登録有形文化財となった。非公開。
シャルトル聖パウロ修道院記念館は熊本県八代市通町の八代白百合学園高等学校の敷地内に建つ明治33年(1900年)の木造2階建の洋館で、登録有形文化財。下見板張の寄棟造で、1階・2階とも東と南にベランダを回し、コロニアル様式の伝播を伝える。
シャルトル聖パウロ修道女会八代修道院煉瓦塀は熊本県八代市通町の修道院の敷地境界に建つ大正8年(1919年)の煉瓦塀で、登録有形文化財。延長21メートル、高さ1.8メートルの長手積で柱形をつくり、頂部に煉瓦の切妻屋根を載せる。
熊本市中央区西阿弥陀寺町の料亭建築。明治23年(1890年)建築の木造2階建で、1階に出格子と入母屋造の玄関、2階に手すり付きの連窓を構える。細川家の料理人の家系が営んだ商工クラブで、現在は飲食店と宿。
熊本県宇城市小川町の旧薩摩街道に南面する明治16年(1883年)の町家。表を塗り込めた居蔵造の外観で、当初部の通り土間と、上質な欄間や座敷飾を備えた増築座敷部が並ぶ。平成28年(2016年)登録有形文化財。
熊本県宇城市小川町の新麹屋柏原家住宅で主屋と離れの間に建つ大正後期の中庭塀。黒漆喰の壁に市松風の煉瓦積の腰を合わせる。熊本地震で被災し平成30年に修理、令和3年(2021年)に登録有形文化財となった。
熊本県宇城市小川町、新麹屋柏原家住宅主屋の奥に渡廊下で結ばれた大正11年(1922年)に建てられた隠居屋。建ちの高い2階建で、上下階とも東の主室に床と付書院を備え、筬欄間や組子細工に大正期の洗練が見える。
熊本県宇城市小川町、新麹屋柏原家住宅主屋の座敷部玄関の前に開く大正期の門と塀。間口2.0メートルの一間薬医門と、人造石洗出しの基礎に真壁漆喰塗の壁を立てた総延長12メートルの塀。平成28年(2016年)登録。
髙木医院は熊本県菊池市隈府にある昭和6年(1931年)の木造2階建の医院建築で、登録有形文化財。ハーフティンバー風の外観に、半切妻の銅板葺屋根とドーマー窓、洋風の玄関ポーチを備え、昭和初期の隈府の面影を伝える。
高寺院毘沙門堂は熊本県山江村山田の山頂にある承応4年(1655年)の三間堂で、登録有形文化財。柱を省いた内部に須弥壇と格天井を設け、反り増しをもつ太い垂木に地域色がある。寺社建築の多い球磨地方で時代の指標となる建物である。
通潤酒造店舗及び主屋は熊本県山都町浜町にある明治時代前期の土蔵造の町家で、登録有形文化財。日向往還の浜町宿の通りに面し、寄棟造の店舗の背後に主屋を直交させて正面に妻を見せ、虫籠窓を開ける。宿場で最大規模の町家で、今も酒造りが続く。