長野県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 長野県長野県に所在する重要文化財。
若一王子神社本殿は長野県大町市大町にある弘治2年(1556年)の一間社隅木入春日造・檜皮葺の本殿で、重要文化財。平安時代末期に仁科氏が熊野那智の若一王子を迎えたと伝わる社で、境内には観音堂と三重塔も残る。7月の例祭では子どもの流鏑馬がある。
白山社奥社本殿は飯田市の風越山、標高約1,490mに建つ永正6年(1509年)の三間社流造。弁柄塗の赤い社殿で、桁を2本・3本並べる珍しい軒や、扉の内側に描かれた霊獣の絵が見どころ。外観のみを登山で訪ねる。
白山神社は長野県木曽郡大桑村殿の神社で、本殿と蔵王・伊豆・熊野の境内社本殿の計4棟が元弘4年(1334年)建築の重要文化財。一間社流造・檜皮葺の見世棚造の社殿で、覆屋の中に並び、通常は外から見えない。
長野県飯山市照岡、名立山の中腹に建つ白山神社本殿は、正面わずか60.7センチの極小社殿。応永32年(1425年)の墨書銘が残り、桁先の鯱や向拝の古い組物に、室町建築の移り変わりが見える重要文化財です。
八幡神社(長野県佐久市蓬田)の境内に建つ高良社本殿は、延徳3年(1491)に造営された旧本殿で、国の重要文化財。三間社流造・こけら葺で、木鼻や手挟に室町後期の特徴を残す。中山道の旧八幡宿に位置し、附指定の棟札5枚も伝わる。
後醍醐天皇の皇子・宗良親王ゆかりの大鹿村に建つ福徳寺本堂。桁行三間の小さなこけら葺の堂で、長野県内では上田の中禅寺薬師堂に次いで古い。室町前期の簡素ながら洗練された意匠を残し、扉は年に一度しか開かれない。
法住寺虚空蔵堂は長野県上田市東内にある文明18年(1486年)の室町時代の仏堂で、重要文化財。正面3間・側面4間の入母屋造で向拝を付け、こけら葺の屋根をかける。堂内の厨子と棟札3枚もあわせて指定されている。
堀内家住宅は長野県塩尻市堀ノ内にある18世紀後半の民家で、重要文化財。旧堀の内村の名主を代々勤めた豪農の家で、本棟造の中でも大型で質がよく、明治期に改造された正面も意匠が力強い。表門も指定されている。
松尾寺本堂は長野県安曇野市穂高有明にある室町時代末期(文化庁DBの年代欄は1528年)の方三間の本堂で、重要文化財。寄棟造・銅板葺で縁先に軒支柱を立て、手法は簡素で地方色が濃く、安曇地方に残る仁科氏文化の遺物とされる。
長野県南木曽町の読書発電所施設は、大正12年完成の発電所本館、木製補剛吊橋の桃介橋、二連アーチの柿其水路橋からなり、平成6年に重要文化財に指定された。桃介橋は町道として歩いて渡れ、発電所と水路橋は外観を眺められる。