長崎県の登録有形文化財
長崎県 · 登録有形文化財
長崎県川棚町の片島で大正7年(1918年)、陸から沖の射場へ架けられた長さ45メートルの5連アーチ橋。形の違うコンクリートの塊を積んで造られ、天端に魚雷運搬用の2線の軌道跡が残る。令和6年に登録有形文化財となった。
長崎県川棚町で大正7年(1918年)に片島の機械室及び水雷調整室の南側に建てられた石造の燃料庫。凝灰岩の針尾石を精緻に積み、隅は算木積、破風まで石で仕上げる。魚雷試射に欠かせない施設として令和6年に登録有形文化財となった。
長崎県波佐見町の旧福幸製陶所絵書座は昭和元年頃の木造平屋の工場棟。桁行23メートルのトラス小屋組の空間で成形した器を乾かし絵付けをした。南面に事務所が張り出す。いまは生活道具の店「HANAわくすい」として営業する。
長崎県波佐見町の旧福幸製陶所細工場は昭和元年頃の木造平屋の工場棟。桁行32.6メートルのトラス小屋組の空間で粘土を置き器を成形した。平成18年からは店とギャラリーを兼ねた「モンネ・ポルト」として営業している。
長崎県波佐見町の旧福幸製陶所事務所は昭和元年頃の木造の事務所棟。ペンキ塗りの下見板と連続するガラス窓、北側の玄関跡の張り出しが特徴で、いまはカフェ「モンネ・ルギ・ムック」として正午から営業し、店内に入れる。
長崎県島原市城内の武家屋敷を囲む小早川家住宅石塀は、江戸後期の石塀。灰色・桃色・青色の島原石の切石を亀甲状に積み、上部に拳大の割石を載せる。高さ1.6メートル内外、総延長98.7メートル。2012年に登録有形文化財となった。
長崎県島原市城内の武家屋敷の中央に建つ小早川家住宅主屋は、明治23年(1890年)の木造平屋建。庭園に面した10畳の座敷棟に、仏間をもつ玄関棟と台所棟を雁行形に連ねる。2012年に登録有形文化財となった。通常は非公開。
長崎県島原市城内の小早川家住宅門は、江戸時代末期の一間薬医門。桁行2.6メートル、見付0.26メートルの五平材の親柱を控柱と貫で固めた質実な表門で、主屋玄関の正面に開く。2012年に登録有形文化財となり、外観は道路から見られる。
長崎県島原市城内の武家屋敷の北面を区切る小早川家住宅煉瓦塀は、明治後期の煉瓦塀。傾斜した道路に沿って高さを3段階に変え、半枚厚の壁を内側の控壁で補強する。明治期の道路拡幅に伴う築造と伝わり、2012年に登録有形文化財となった。
佐世保市民文化ホールは、第一次世界大戦での艦艇の活躍を記念して大正12年(1923年)に開館した旧海軍の凱旋記念館で、平成9年(1997年)に登録有形文化財となった。左右対称の外観と幾何学的な装飾が特徴である。
長崎市西泊町の佐藤家住宅主屋は、明治32年(1899年)頃の木造2階建、瓦葺の母屋。北の道路に面し、隣地境界の東側に煉瓦造の防火壁を立ち上げる。伝統的な木造に煉瓦造を取り入れた珍しい住宅として平成9年に登録された。
長崎市西泊町の佐藤家住宅石造倉庫Aは、明治初期とされる石造2階建の倉庫。砂岩を積んだ外壁の軒蛇腹と妻壁に、長崎特有の薄く平たいコンニャク煉瓦を積む。三叉路に面して建ち、平成9年(1997年)に登録された。
長崎市西泊町の佐藤家住宅石造倉庫Bは、明治32年(1899年)頃の石造2階建の倉庫で、建築面積33平方メートル。幕末から明治中期に居留地で多く造られ、今はほぼ失われた石造倉庫の姿を伝え、平成9年に登録。
長崎市西泊町の佐藤家住宅木造附属屋は、明治32年(1899年)頃の木造平屋建。石造倉庫Bと主屋をつなぐ蔵前の役を果たし、東西の外壁を煉瓦造の防火壁とする。建築面積17平方メートルと5件で最も小さく、平成9年に登録された。
長崎市西泊町の佐藤家住宅木造別棟は、主屋の南に建つ明治初期の離れ。石造の1階に、細い部材で組んだ数寄屋風の木造2階を載せる。石造の住宅建築は数少なく、平成9年(1997年)に国の登録有形文化財となった。
長崎県島原市新町の旧三村家住宅東面、鯉の泳ぐ湧水溝に沿って建つ石造の門と塀。長さ約2メートルの横長材を江戸切仕上げで四段積み、総延長は12メートル。門の間口は1.5メートル。平成26年登録の有形文化財である。
長崎県島原市新町、地面を50センチ掘れば水が出る土地に昭和10年頃建った木造平屋建、建築面積158平方メートルの住宅。中廊下の南に庭へ向く座敷を配し、栂材の造作が残る。平成26年登録の有形文化財で、入館無料。
長崎県島原市新町の旧三村家住宅を囲む煉瓦造の塀。前を流れる湧水溝の側石積みから半枚厚で高さ約2メートルまで立ち上がり、総延長は30メートル。2.4メートル間隔の控柱が支える。平成26年登録の有形文化財。
長崎県島原市上の町の清水家住宅主屋は、明治後期の木造2階建町家で、平成15年に国の登録有形文化財となった。島原街道の東側、小路が分かれる角地に西面して建ち、正面に前庭を設けない近代の平面を示す。内部は非公開。
長崎県平戸市の仙禽庫は、江戸末期に建てられ明治前期に現在地へ移された土蔵造2階建で、平成26年に国の登録有形文化財となった。床を高く上げた防湿仕様が、平戸城内の文庫を移したという伝承と符合する。内部は非公開。