長崎県の登録有形文化財
長崎県 · 登録有形文化財
長崎県島原市の森岳商店街に建つ大正後期の木造2階建洋館。玄関上部に花頭窓風のアーチとキーストーンを組み合わせた特異な意匠を持ち、平成15年に国の登録有形文化財となった。現在は喫茶店として活用されている。
鮎川家住宅石垣及び石段は、長崎県平戸市田平町の屋敷地南面を二段に固める昭和14年頃の石造工作物。延長218メートルの谷積に、布積と亀甲積の石段側壁が続く。石材は鷹島産の阿翁石とされ、平成20年に国の登録有形文化財となった。
長崎県平戸市田平町の谷あいに建つ鮎川家住宅主屋は、昭和14年建築、建築面積317平方メートルの木造住宅。入母屋造の二階建に寄棟造と切妻造を継ぎ、東南隅の主座敷に座敷飾りを備える。平成20年に国の登録有形文化財となった。
池上家住宅は長崎市大浦町にある明治20年代末の木造2階建洋風住宅で、平成10年に登録有形文化財となった。下見板張の外壁、2階前面のベランダ、中央玄関から左右対称に居室を配する平面が特徴。個人住宅のため内部は非公開。
猪原金物店主屋は島原市上の町にある木造2階建の町家で、平成15年に登録有形文化財に登録された。万延2年の棟札を持つ上手部分と明治後期の下手部分が一体をなす。明治10年創業の金物店として現役で、湧水を引く茶房を併設する。
長崎県波佐見町宿郷の今里酒造洗い場は、本蔵と中蔵の北に建つ桁行11間梁間4間、鉄板葺の木造平屋建。小屋組に洋式のキングポストトラスを用い、棟に煙出し、西端に試験室を張り出す。平成18年に登録有形文化財となった6棟の一つ。
長崎県波佐見町宿郷の今里酒造新蔵は、桁行18間梁間6間、建築面積491平方メートルの木造総2階建。酒蔵の解体材を用いたと伝わり、周囲の切妻造と違って寄棟造で建つ。平成18年に登録有形文化財となった6棟の一つ。
長崎県雲仙市にある雲仙観光ホテルは、昭和10年(1935)10月10日に開業した、外国人観光客誘致を目的とする「国策ホテル」のひとつです。竹中工務店設計・施工による、スイス・シャレー様式と日本在来意匠を融合させた木造一部鉄筋コンクリート造の名建築で、平成15年(2003)に国の登録有形文化財に登録されました。1階は地元産の溶岩石、2階は校倉風の半丸太、3階はハーフティンバーという三層三様の外観構成を特徴とし、日本クラシックホテルの会加盟9ホテルの一つとして、創業当時の面影を今に伝えています。
長崎県佐世保市の早岐瀬戸に架かる観潮橋は、1954年建設のポニーワーレントラス形式の鋼製橋梁です。平戸八景「潮之目」の地で激しい潮流を間近に体感でき、三菱造船長崎造船所製作の歴史と海上輸送による架設工法が評価され、2021年に国の登録有形文化財に登録されました。
第一次世界大戦の地中海作戦で活躍した佐世保鎮守府所属艦艇の武勲を讃え、大正12年に建設された凱旋記念館。煉瓦と鉄筋コンクリートの古典主義建築は国の登録有形文化財・日本遺産に認定。入館無料で見学可能な佐世保の近代化遺産をご紹介します。
長崎県島原市新町の旧三村家住宅東面、鯉の泳ぐ湧水溝に沿って建つ石造の門と塀。長さ約2メートルの横長材を江戸切仕上げで四段積み、総延長は12メートル。門の間口は1.5メートル。平成26年登録の有形文化財である。
長崎県島原市新町、地面を50センチ掘れば水が出る土地に昭和10年頃建った木造平屋建、建築面積158平方メートルの住宅。中廊下の南に庭へ向く座敷を配し、栂材の造作が残る。平成26年登録の有形文化財で、入館無料。
長崎県島原市新町の旧三村家住宅を囲む煉瓦造の塀。前を流れる湧水溝の側石積みから半枚厚で高さ約2メートルまで立ち上がり、総延長は30メートル。2.4メートル間隔の控柱が支える。平成26年登録の有形文化財。
長崎県島原市上の町の清水家住宅主屋は、明治後期の木造2階建町家で、平成15年に国の登録有形文化財となった。島原街道の東側、小路が分かれる角地に西面して建ち、正面に前庭を設けない近代の平面を示す。内部は非公開。
長崎県平戸市の仙禽庫は、江戸末期に建てられ明治前期に現在地へ移された土蔵造2階建で、平成26年に国の登録有形文化財となった。床を高く上げた防湿仕様が、平戸城内の文庫を移したという伝承と符合する。内部は非公開。
長崎県島原市の堤内家住宅主屋は、島原城跡三の丸南東部に位置する大正後期の木造平屋建住宅。東南の庭へ各室を雁行させて縁を廻らし、南西の座敷は床構えを備え、書院を組子で繊細に仕上げる。令和6年3月に国の登録有形文化財に登録。個人住宅で非公開。
長崎県島原市の堤内家住宅亭は、島原城跡三の丸の屋敷地東端に建つ昭和8年頃の寄棟造茅葺の離れ。四畳半の主室と三畳二室からなり、有明海を望む二面に縁を廻す。各室は趣を変えた数寄屋意匠。平成31年に登録有形文化財となった非公開の建物。
長崎県島原市の堤内家住宅門及び石塀は、島原城跡三の丸南東部の通りに面した石造工作物。高さ2.3メートルの門柱と、安山岩を切込み矧ぎで積み総延長20メートルに及ぶ石塀からなる。令和6年に登録有形文化財となり、公道から外観を見学できる。
長崎市の出島橋は、明治23年に新川口橋として架けられ明治43年に現在地へ移設された鉄製トラス橋。アイバーのピン結合に米国系橋梁の特徴を残し、令和3年に登録有形文化財となった。車両を通す道路橋として国内最古とされる。
長崎県波佐見町の中尾山うつわ処赤井倉は、明治23年に陶磁器卸商が建てた商家建築。ドマ・ミセ・ザシキの三分割が明快に残り、平成15年に登録有形文化財となった。現在は波佐見焼のギャラリー兼店舗として公開されている。