大阪府の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 大阪府大阪府に所在する重要文化財。
杭全神社の拝殿背後に並ぶ三殿のうち中央に建つ第二殿。永正十年(一五一三)建立の三間社流造で、大阪市内に残る最古級の社殿の一つです。棟札が建立年を伝え、室町時代末の姿を改変少なく今に保つ重要文化財です。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺にある慶長11年(1606年)から江戸時代中期の22棟。上段の五仏堂・薬師堂から東の丘の鎮守社、総門や築地塀までが、令和元年(2019年)に重要文化財「金剛寺」として一括指定された。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺の中心に建つ元応2年(1320年)の金堂。治承2年の五間四方の堂を七間四方に広げた入母屋造本瓦葺の建物で、慶長・元禄・平成の3度の大修理を経た。秋季特別公開で本尊の三尊を拝める。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺で金堂の東に建つ室町時代前期の食堂。南朝の後村上天皇が正平9年(1354年)から5年にわたり行宮とした。桁行7間の入母屋造本瓦葺で入口を妻側に設け、正面には軒唐破風を付ける。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺で金堂の北東に建つ室町時代前期の鐘楼。桁行3間・梁間2間で、下層を裾広がりの袴腰で囲み、入母屋造本瓦葺の屋根をかける。慶長から平成まで修理を重ね、平成29年に保存修理を終えた。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺で金堂の南に建つ平安時代後期の三間多宝塔。こけら葺の屋根をいただき、初層内部には大日如来と極彩色の仏画がある。慶長の大修理から平成21〜29年の保存修理まで手を重ねてきた。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺で弘法大師の御影をまつる慶長11年(1606年)の御影堂。阿観が御影供を始めた堂の流れをくむ宝形造・総檜皮葺の建物で、東に観月亭が付く。檜皮屋根の傷みへの対応が課題になっている。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺で中心伽藍の入口に立つ鎌倉時代後期の楼門。三間一戸で上層だけに入母屋造本瓦葺の屋根をかけ、増長天と持国天の二天像を安置する。門前には昭和13年に建てられた史蹟の標石柱が立つ。
慈眼院金堂は大阪府泉佐野市日根野の慈眼院にある鎌倉時代後期の金堂で、重要文化財。桁行三間・梁間三間の寄棟造・本瓦葺に一間の向拝を付ける。天正13年(1585年)の兵火で伽藍が焼けた中、国宝の多宝塔とともに当初から残る建物。
重要文化財に指定された四天王寺は、元和9年造営の六時堂、元三大師堂、本坊方丈、五智光院、本坊西通用門、石舞台の6棟である。昭和20年の空襲を免れた境内唯一の近世建築群で、昭和29年9月に一括して指定された。
四天王寺鳥居は西門のさらに外に立つ石造明神鳥居で、永仁2年の造立とされる境内最古の建造物である。島木は木製で銅を包み、額束と額は銅製。西に沈む夕日を拝む場として知られ、昭和9年に重要文化財に指定された。
勝鬘院塔婆は大阪市天王寺区夕陽丘町の勝鬘院(愛染堂)にある慶長2年(1597年)の三間多宝塔で、重要文化財。豊臣秀吉が寄進したと伝えられ、内部は柱に金剛界曼荼羅の諸尊を配した立体曼荼羅とする。拝観は無料。
旧杉山家住宅は大阪府富田林市富田林町にある江戸時代前期の町家で、重要文化財。寺内町富田林の創設にかかわった旧家で、のちに造り酒屋として栄えた。富田林の町家の中で最も古い遺構で、江戸中期の拡張で大規模な商家に整い、座敷部も美しい。
泉布観は大阪市北区天満橋にある明治4年(1871年)の旧造幣寮の応接所で、国の重要文化財。ウォートルス設計の煉瓦造2階建で、周囲にベランダを巡らせる。名は明治天皇の命名と伝わる。館内の公開は例年3月の数日間。
総福寺鎮守天満宮本殿は大阪府泉佐野市日根野の総福寺に建つ天正4年(1576年)頃の一間社春日造の本殿で、国の重要文化財。部材の保存がよく、細部の手法に特色があり、近世の神社建築の先駆けをなす遺構とされる。
旧造幣寮鋳造所正面玄関は大阪市北区天満橋にある明治4年(1871年)の造幣寮鋳造所の石造の玄関で、国の重要文化財。保存のため昭和9年(1934年)に明治天皇記念館(現在の公会堂)の玄関として移された。泉布観と同じ敷地にある。
大安寺本堂は大阪府堺市堺区の大安寺にある江戸時代前期の書院造の本堂で、国の重要文化財。豪商・納屋助左衛門の旧宅を移したとの伝えがあり、天和3年(1683年)に移築再建された。内部に狩野派の障壁画が残る。
大威徳寺多宝塔は大阪府岸和田市の大威徳寺に建つ永正12年(1515年)の三間多宝塔で、国の重要文化財。本堂の後方に建つ珍しい配置で、室町時代末期の手法をよく残す繊細な塔である。附として棟札2枚も指定されている。
建水分神社本殿は、一間社春日造の中殿と二間社流造の左右2殿を低い渡廊で結んだ室町時代中期の社殿で、明治33年(1900年)に指定された重要文化財。5柱をまつる神座の構成、屋根の見どころ、見学の条件を紹介する。
大阪府堺市南区の多治速比売神社本殿は、天文10年(1541年)造営の重要文化財。桁行三間、梁間一間の入母屋造で、向拝の手挟には芭蕉に蟷螂という他に例のない彫刻が残る。荒山公園に隣接し、本殿の見学は事前予約制。