明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
財間家住宅主屋は津和野町後田の本町通りに西面する明治後期の町家。間口15m・建築面積408㎡の木造2階建で、2階正面を両端の大壁と広い格子で構成する。造形の規範として2010年に登録有形文化財となった。
財間家住宅漬物倉及び木小屋は津和野町後田の主屋背後から東西に延びる明治後期の木造平屋建。桁行12mの中を井戸のある土間・漬物倉・木小屋の三室に分け、通り側の大壁が街路景観をつくる。2010年に登録された。
財間家住宅部屋の蔵は津和野町後田の主屋北側、庭を挟んで建つ明治後期の土蔵造2階建。建築面積23㎡で、漆喰の壁の腰を海鼠壁とし、通り側の上部に銅製の開き戸を吊る窓を開ける。2010年に登録有形文化財となった。
財間家住宅本門は津和野町後田の本町通りに面する明治後期の一間腕木門。間口1.7mで左右に袖塀を付け、通り側の扉を桟唐戸、棟を輪違とする。主屋・部屋の蔵と屋敷構えをつくり、2010年に登録有形文化財となった。
財間家住宅横門は津和野町後田の財間家住宅の南側の小路に面する明治後期の通用門。漬物倉と上の蔵の間に建ち、間口1.8mで蹴放と楣を設けて板戸を吊り、屋根は両下造、棟は熨斗積。2010年に登録有形文化財となった。
島根県出雲市平田町の木綿街道に建つ酒持田本店土蔵は、建築面積31平方メートルの小さな蔵。背面を平田船川へ懸造状に張り出して地下室を備える。明治後期の建築で、2019年に登録有形文化財となった。現在は一棟貸しの宿として使われている。
津和野・下森酒造場の旧米蔵は明治期の土蔵造で、酒造の原料である米を収めた。東正面上部には、太平の世を象徴する諫鼓鶏の鏝細工が据えられ、白漆喰の妻を静かに飾っている。左官の技が光る一棟である。
津和野・下森酒造場の旧酒蔵は建築面積444平方メートル、群中最大の木造二階建である。中央の酒蔵庫を核に増築を重ね、麹室を突き出した複雑な屋根が形づくられた。酒造りの営みそのものを姿に留めている。
津和野・下森酒造場の店舗兼主屋は明治前期の木造二階建で、西の土間を店舗、東を六間取の住まいとする。七棟で唯一「造形の規範」の基準で登録され、座敷のトコや違棚の良質な意匠が評価されている。
津和野・下森酒造場の門は明治前期の棟門で、店舗兼主屋の正面に南面して建つ。棟を青海波で飾り、一材から削り出した男梁・女梁を架す。間口5.2メートルに家の格式を凝縮した重厚な門構えである。
島田家住宅主屋は島根県益田市乙吉町の小高い丘の南麓に建つ明治21年(1888年)の主屋で、登録有形文化財。かつて酒醸造も営んだ旧家の住まいで、三列八間取の大きな平面をもち、玄関の上に屋号「叶」の鏝絵を飾る。赤瓦の大屋根が印象的である。
角家住宅主屋は安来市西荒島町にある明治39年(1906年)の大型民家。3列9室の床上の北側に土間を置き、入母屋造桟瓦葺の屋根の四方に瓦葺の庇を巡らせ、庇上や妻壁下部を海鼠壁とする。国の登録有形文化財。
角家住宅離れ客間は安来市西荒島町の主屋南西隅に渡廊下でつながる明治39年(1906年)頃の離れ。水屋・茶室・客間を収め、北と東に縁、北に独立した玄関を設け、切妻造の屋根は茶室と客間の上で一段高い。国の登録有形文化財。
角家住宅門長屋は安来市西荒島町の屋敷の東側に建つ明治39年(1906年)頃の門長屋。入母屋造桟瓦葺で、中央やや北寄りの両開きの門の北を物置、南を床の間付きの居室とし、主屋と違い赤瓦を使わない。国の登録有形文化財。
角家住宅煉瓦造煙突は安来市西荒島町の主屋の西寄りに立つ明治39年(1906年)頃の煙突。高さ6mの正方形断面で上へ向かって細くなり、頂部に小さな飾りを付ける。接していた台所は失われた。国の登録有形文化財。
島根県出雲市の常松家住宅で敷地南面の東寄り、主屋玄関の正面に建つ明治7年(1874年)頃の表門。間口3.5m・奥行1.8mの切妻造桟瓦葺で間口いっぱいを門口とし、すべて杉の良材を用いる。軸組に当初材が残る。
島根県出雲市斐川町求院の常松家住宅の中心に建つ明治7年(1874年)頃の主屋。寄棟造茅葺の屋根に桟瓦葺の下屋を回し、東に土間、西に前後各3室と中廊下、前列奥に座敷を配す。出雲平野の伝統的な民家形式をよく示す。
島根県出雲市の常松家住宅で主屋の正面中央から南へ延びる塀に開く明治7年(1874年)頃の中門。間口1.7mの切妻造桟瓦葺の薬医門で、両端に大ぶりの鬼瓦を載せ、用材はすべて欅、妻を蕪懸魚や桁隠で飾っている。
島根県出雲市の常松家住宅で主屋の東に接続しL字に並ぶ明治前期の離れ。南端を入母屋造、北端を切妻造とした桟瓦葺2階建で、北に米蔵、南に17畳半の広間と10畳の座敷を並べ、東面に廊下を通す。二階は物置である。
島根県出雲市の常松家住宅で主屋の背面に建つ明治7年(1874年)頃の本蔵。置屋根式の切妻造桟瓦葺の土蔵造2階建で、漆喰の妻壁を鏝絵で飾る。柱を半間ごとに立て、小屋に大梁を用いる堅牢な道具蔵で、内部は上下階とも板敷。