明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)は東京都港区元赤坂にある明治42年(1909年)の宮殿建築で、国宝。片山東熊の設計による左右対称のネオ・バロック様式で、明治期最大の記念建築とされる。現在は迎賓館として使われ、公開日に参観できる。
日本橋は、東京都中央区の日本橋川に架かる明治44年竣工の石造二連アーチ橋で、平成11年に重要文化財に指定された。日本の国道の起点で、米元晋一の設計、妻木頼黄の装飾による青銅の麒麟や獅子で飾られている。
東京国立博物館の本館左手に佇む表慶館は、1908年に竣工したネオ・バロック様式の重要文化財。大正天皇のご成婚を記念し国民の奉献金で建てられた日本初の本格的美術館で、片山東熊が設計を指導しました。緑青ドーム、阿吽のライオン像、フランス産大理石の十六稜星モザイク床など、明治末期の洋風建築の粋が今も健在です。
妙法寺鉄門は東京都杉並区堀ノ内の妙法寺の楼門脇にある明治11年(1878年)の鋳鉄製の門で、重要文化財。工部省の設計・施工で、柱に工部省工作分局のネームプレートを残す。和風を基調に洋風を加え、扉上に鳳凰、扉にアカンサスの文様を飾る。
明治学院インブリー館は東京都港区白金台の明治学院の構内にある明治22年(1889年)ごろの宣教師館で、重要文化財。木造2階建・銅板葺で、宣教師W・インブリーが明治30年から大正11年まで暮らした。柱梁構造にバルーン・フレームを混用する。
明治7年に英国グラスゴーで建造された明治丸は、日本に現存する唯一の鉄船として昭和53年に重要文化財へ指定された。船舶では初の指定である。明治天皇の乗船が「海の日」の由来となった船で、東京海洋大学構内において無料で公開されている。
東京都調布市入間町の新井家住宅旧蚕室は、外蔵の東隣に並ぶ明治中期の養蚕の建物。木造2階建・切妻造鉄板葺で、周囲にガラス戸を立て腰を下見板張とする。戦後の転用後も小屋組は当初の構造を残す。平成26年(2014年)登録。
東京都調布市入間町の新井家住宅外蔵は、主屋と前庭をはさんで北を向く明治中期の旧穀物蔵。桁行3間・梁間2間半の土蔵造2階建で、モルタル洗出しの外壁に鉢巻と水切、東妻上部に屋号を表す。平成26年(2014年)登録。
東京都調布市入間町の新井家住宅中門及び塀は、主屋の前面から西へ延びて前庭と主庭を区切る明治中期の門と塀。中門は間口1.5mの腕木門で庭側に控柱を立て、塀は竪板張目板打ちで総延長8.5m。平成26年(2014年)登録。
東京都福生市熊川の石川酒造雑蔵は、明治31年(1898年)頃の土蔵造2階建で、もとは米蔵。屋敷の南辺に街路に沿って建ち、置屋根と北面の下屋庇をもつ。2階は入館無料の史料館で、明治20年のビール造りの資料も並ぶ。
東京都福生市熊川の石川酒造新蔵は、棟札から明治31年(1898年)とわかる土蔵造2階建の蔵。本蔵の西の街路沿いに桁行35メートルで延び、置屋根式の鉄板葺と板張りの腰をもつ。いまは酒の熟成に使われている。
東京都福生市熊川の石川酒造本蔵は、石川家が熊川で酒造りを始めた明治13年(1880年)の土蔵造2階建の酒造蔵。南を切妻、北を入母屋とする大屋根をもち、桁行32メートル・梁間23メートルの内部でいまも多満自慢を造る。
東京都福生市熊川の石川酒造向蔵は、棟札から明治29年(1896年)とわかる土蔵造2階建の蔵で、もとは石炭小屋。扉口や窓を鳥居型に縁取る意匠をもち、いまは1階をビール工房として多摩の恵などを醸造している。
伊勢五蔵は東京都文京区千石三丁目の米穀店・伊勢五にある土蔵造2階建の道具蔵で、建築面積25平方メートル。明治前期の建築を昭和3年に改修し、平成15年に国の登録有形文化財となった。石造風に目地を切ったモルタル壁と軒蛇腹が見どころ。
伊勢五主屋は東京都文京区千石三丁目にある米穀店の店舗建築で、明治前期の木造2階建、建築面積124平方メートル。平成15年に国の登録有形文化財に登録された。出桁造りの低い軒と格子窓を残し、享保年間創業と伝わる米屋が今も商いを続ける。
台東区上野桜木の市田家住宅裏門は明治40年頃の腕木門。間口1.5メートル、切妻造鉄板葺で、引き違いの板戸を建て込み、鴨居棟木間の中央に照明器具を吊る。腕木の刳形が屋敷背面の景観を整え、平成17年に登録されました。
台東区上野桜木の市田家住宅表門は明治40年頃の腕木門。間口2.0メートル、切妻造桟瓦葺で、小壁に連子窓を嵌め、柱や腕木に面を取る。黒漆喰塗の袖塀を従え、道路から後退して建ち、歴史的景観への寄与で登録されました。
台東区上野桜木の市田家住宅蔵は明治40年頃の木骨煉瓦造2階建、建築面積25平方メートル。木造軸部の外に煉瓦を厚1枚半に積み、人造石で仕上げて石目地を切る。1階を仏間とし、主屋と同じ清水組の施工と伝わります。
東京都台東区上野桜木の市田家住宅主屋は、明治40年に日本橋の布問屋が隠宅として建てた木造2階建。6畳と8畳の座敷を東西に並べ、当時の住宅間取実例図集にも載った和風住宅の一例で、平成17年に登録有形文化財となりました。
明治42年(1909)に学習院図書館として目白の地に建てられた木造建築。設計は文部省技師・久留正道。スティックスタイルの外観と、校章の桜花を象った持送り・床下換気口が見どころ。2009年登録有形文化財。