明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
徳島県鳴門市大麻町板東、四国霊場第一番霊山寺の参道と旧撫養街道が交わる角地に建つ明治中期の町家。入母屋造本瓦葺、間口12メートル。素麺屋から印刷業へ転じた家業の跡を残し、平成23年に国の登録有形文化財となった。
三好市池田町マチの佐藤家住宅主屋は、明治29年に建てられた木造二階建の町家。正面に袖うだつを備え、一階袖壁の脇には海鼠壁を配する。刻みたばこで栄えた旧街道の景観を伝え、平成28年に国の登録有形文化財となった。
徳島県小松島市、地蔵寺寳珠院蔵は明治36年建築の土蔵造2階建で、寳珠院の8件のうち最も古い。桁行11メートル、梁間4.8メートル。南面の縁で離れや主屋とつながり、西塀と連なって敷地の北西隅を画す。内部は一階二室、二階一室。
徳島県小松島市の地蔵寺寳珠院主屋は明治37年建築の切妻造本瓦葺2階建。四方に桟瓦葺の下屋をまわし、南西隅の表座敷には二方に内縁をとり、二階南東隅に12畳の座敷をもつ。文化庁が「近代和風住宅の秀作」と評した、寳珠院の屋敷の中心となる母屋。
島尾家住宅店舗兼主屋は、徳島県三好市井川町辻の中心地にある明治10年頃の木造2階建ての町家で、平成29年に登録有形文化財となった。街路に南面し、表に店舗、奥に作業場を設けた、町並みに寄与する町家である。
島尾家住宅離れは、徳島県三好市井川町辻にある明治10年頃の木造4階建ての離れで、平成29年に登録有形文化財となった。花頭窓を備えた楼閣風の外観で、町並みの景観の核となる建物である。
徳島県阿南市、太龍寺境内の東方に南面する明治34年(1901年)の仏堂。明治27年の大火からの再建で、粽付の円柱を立て台輪上に詰組を並べる。奥行きは側面四間で、日護摩が続く堂。平成25年に登録有形文化財となった。
徳島県阿南市、太龍寺の本坊から本堂へ上る石段の途中に東面する明治36年(1903年)の楼門。上層に梵鐘を吊り、その正背面中央間に花頭窓を開く。下層に門扉を持たない九棟で最も新しい建物。平成25年に登録有形文化財。
徳島県阿南市、太龍寺境内の北西方に東面する明治10年(1877年)の仏堂。西に並ぶ御影堂を礼拝するための拝殿で、方三間に向拝一間を付け、虹梁や欄間に瑞獣や波紋の彫刻を密に施す。平成25年に登録有形文化財となった。
徳島県阿南市、太龍寺境内の東方に建つ明治28年(1895年)の建物。東半の方丈と西半の庫裏を唐破風屋根の式台玄関でつなぐ、九棟で最大の944平方メートル。方丈は九間取で中央を持仏堂とする。平成25年に登録有形文化財。
徳島県阿南市、太龍寺境内の北西方、大師堂の西に東面する明治11年(1878年)の堂。建築面積16平方メートルは九棟で最小ながら、円柱に出三斗を組み二軒扇垂木とする。平成25年に登録有形文化財となった。
高橋家住宅藍寝床(東納屋)は徳島市南矢三町の屋敷の南東隅に建つ明治初期の木造2階建の藍製造の建物。南と西に広い作業用の庇を張り、外壁は下見板張り。藍製造農家の屋敷構えを示す棟として平成11年に登録された。
高橋家住宅表門は徳島市南矢三町の藍製造農家の正面中央に立つ明治20年代の木造一間薬医門。境界から少し引き込んで建つ武家風の門で、もと徳島藩士という家の出自を示す。平成11年に登録有形文化財となり、内部へは入れない。
高橋家住宅蔵は徳島市南矢三町の屋敷の北西隅に建つ明治初期の土蔵造、平入の土蔵で、藍の製造用に使われた。石積みの高い基礎、少ない小窓、腰下の板張りが西納屋とよく似る。階数の記載に食い違いがある。平成11年登録。
高橋家住宅西納屋は徳島市南矢三町の屋敷の西境に長く延びる明治初期の土蔵造の藍製造用の建物。高く積んだ石の基礎と少ない小窓に藍製造施設の特徴が表れる。階数は資料により平屋と2階建の記載がある。平成11年登録。
高橋家住宅練塀は徳島市南矢三町の藍製造農家の正面を閉じる延長39.1メートルの瓦葺の塀。地元産の緑泥片岩などの小石を積み上げ上部を漆喰で仕上げた構法が評価され、平成11年に「再現容易でない」として登録された。
三好市井川町辻の立川家住宅内蔵は、主屋の背後の中庭の奥に建つ明治36年頃の土蔵造2階建。切妻造本瓦葺で、主屋側の腰を海鼠壁とし、主屋から延びる廊下を蔵前として扉口を開く。平成29年に国の登録有形文化財に登録された。
三好市井川町辻の立川家住宅蔵は、敷地の西端に建つ明治中期の土蔵造2階建。7.9m四方の正方形平面で、北面と東面に深い庇を出し、庇の上に並ぶ格子窓には水切瓦を付ける。平成29年に国の登録有形文化財に登録された。
三好市井川町辻の立川家住宅主屋は明治36年頃に建った刻み煙草商の町家。つし二階の切妻造桟瓦葺に袖卯建を備え、銘木を使った1階の座敷まわりが評価され、平成29年に造形の規範として国の登録有形文化財に登録された。
つるぎ町貞光の長瀬堂は明治30年建立の三間堂で、端四国八十八箇所霊場の二十八番札所。四方吹放ちに縁を廻らし、正面中央間の縁を切りこんで木階を設ける。2017年、霊場の堂十棟とともに国の登録有形文化財となった。所有は宗教法人東福寺。