明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
福岡県うきは市の南久保田家住宅古蔵は明治前期に建てられた木造2階建の蔵で、屋敷8件のうち最も古い。明治28年(1895年)の家相図に描かれ、大壁漆喰塗で軒裏まで塗り込める。2012年に登録有形文化財となった。
福岡市中央区谷の吉村家住宅の敷地南西隅に建つ明治中期の旧納屋。文政の建築と伝わる旧主屋の付属屋とされ、小作米の収納に使われたと推測される。切妻造桟瓦葺・竪板張で、戦後に2室の居室へ改められた。令和3年登録。
料亭さとう別荘門は福岡県小郡市小郡にある明治後期の表門で、昭和2年(1927年)に移築された登録有形文化財。市の中央を東西に貫く街道に面し、木太い本柱と冠木、高い棟の雄渾なつくりで、歴史的な街道の景観をつくる。
福島県伊達市の保原総合公園に建つ旧亀岡家住宅は、蚕種製造で財をなした亀岡家が明治37年(1904年)頃に桑折町へ建てた住宅。半八角形の塔屋をもつ洋風の外観に、銘木を用いた和風の座敷が同居する。1995年に現在地へ移築された。
旧伊達郡役所は、福島県桑折町にある明治16年築の木造の郡役所庁舎で、昭和52年に重要文化財に指定された。郡役所として残る最大規模の擬洋風建築で、明治20年に外された中央の塔屋は昭和54年に復元された。
福島県福島市笹木野の阿部家住宅蚕蔵は、屋敷の東辺で街路に面する明治中期の土蔵造2階建。1階を繭置場、2階を使用人室に用いた。白漆喰の壁の腰を海鼠壁とし、赤い桟瓦の屋根が目をひく。2008年に登録された。
福島県福島市笹木野の阿部家住宅離れ座敷は、主屋の南に建つ明治中期の木造平屋の座敷。もとは先代の母屋に接続し、8畳と6畳の2室からなる。屋根は南が入母屋、北が切妻で、面皮の長押など造作が丁寧。2008年登録。
福島県福島市笹木野の阿部家住宅文庫蔵は、上座敷と煉瓦蔵の間に建つ明治後期の土蔵造2階建。切石積の上に建ち、白漆喰を置屋根の軒先まで塗り上げ、南妻の窓に黒漆喰の扉を付ける。蔵で唯一「造形の規範」として2008年登録。
福島県福島市笹木野の阿部家住宅味噌蔵は、主屋の北に建つ明治中期の土蔵造2階建で、屋敷の蔵で最も小さい。土壁の腰をモルタル塗とし、戸口と窓のまわりを白漆喰で縁取る。南妻に鉄扉の戸口を開く。2008年登録。
南相馬市小高区の天野家住宅主屋は、肝煎を務めた旧家が明治44年(1911年)に建て昭和2年に改修した住宅。入母屋造2階建ての居室部に起りのある切妻の玄関を付け、一階前面と二階に座敷を置く。平成30年登録。
南相馬市小高区の天野家住宅西蔵は、明治前期に建てられた土蔵造2階建ての家財蔵で、屋敷で最も古い。置屋根式の切妻造妻入で腰壁を海鼠壁とし、通し柱を1尺間隔に立てて小屋を登梁とする頑丈な造り。平成30年登録。
福島県大熊町大川原に建つ石田家住宅土蔵は、明治時代前期の土蔵造二階建で建築面積45平方メートル。本体の上に別構造の屋根を架ける置屋根形式をとり、東妻の下屋を蔵前として扉口を設ける。令和元年12月、主屋ほか3件とともに登録。
福島県大熊町大川原に建つ石田家住宅門は、明治時代中期の切妻造桟瓦葺で、桁行梁間とも一間、間口2.7メートル。敷地南面の水路に架かる石橋を覆って建ち、門をくぐる動作と水を渡る動作が重なる。令和元年12月に登録。
和泉屋旅館土蔵は、奥行きの長い敷地の中央東端に建つ妻入の土蔵造2階建。様式から明治期の建築と推定され、置屋根の上部には昭和9年の大火の跡が残る。営業用の什器を納めた蔵で、平成11年に登録有形文化財となった。
上野家住宅主屋は喜多方市松山町村松に明治9年(1876年)に建った土蔵造2階建の町家。蔵座敷と旧店舗蔵がL字に連なり、建築面積313㎡。1階に漆塗の十八畳座敷を備え、2010年に登録有形文化財となった。
上野家住宅調度蔵は喜多方市松山町村松に明治9年(1876年)、主屋と同じ年に建った土蔵造2階建の蔵。切妻造妻入で東面の下屋を出入口とし、1階を前後二室に分け、内壁を板張りで丁寧に仕上げている。2010年登録。
上野家住宅味噌蔵は喜多方市松山町村松に明治12年(1879年)に建った土蔵造平屋建の蔵。建築面積29㎡と屋敷で最も小さく、土間床に和小屋をあらわす。主屋の勝手口に近く、近代の住生活の一端を示す蔵として登録された。
上野家住宅煉瓦蔵は喜多方市松山町村松に明治後期に建った煉瓦造2階建の蔵。イギリス積で腰と開口に施釉煉瓦を使い、欠円アーチの窓とトラスの小屋組をもつ。漆喰の土蔵が並ぶ屋敷の景観に変化を与える一棟。2010年登録。
上野家住宅煉瓦塀は喜多方市松山町村松にある明治後期の煉瓦塀。延長24m、施釉煉瓦のイギリス積で、通り側は高さ2.6m・厚さ36cm、隣地境は35cm低い。鉄扉の開口をもち、漆喰仕上げの主屋と対照をなす。
大谷家住宅東蔵は福島県南相馬市鹿島区栃窪の塩の道沿いに南面して建つ明治時代後期の米蔵で、登録有形文化財。土蔵造二階建・妻入で、渦紋入りの鉢巻と海鼠壁を廻らし、通り側の妻面の窓に植物紋と水車の家紋の鏝絵を施して華やかに飾る。