明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
大久保利通関係資料は、鹿児島県が所有し黎明館が保管する大久保利通の日記・書状・文書・遺品など1650点で、平成16年(2004年)に重要文化財となった。嘉永6年の最初期の書状やロンドンから西郷隆盛に宛てた書状を含む。
秋田市大町の旧秋田銀行本店本館は明治45年竣工の煉瓦造二階建。外観は県技師・山口直昭のルネサンス様式、内部は星野男三郎のバロック様式で、平成6年に重要文化財に指定された。赤れんが郷土館として観覧料310円で公開されている。
北秋田市阿仁銀山の旧阿仁鉱山外国人官舎は、明治15年にドイツ人技師のため建てられた煉瓦造平屋建。四周を木造ベランダが巡る洋館で鹿鳴館より早い。平成2年に重要文化財に指定され、阿仁異人館として無料公開されている。
赤川家住宅蔵は秋田県横手市大森町にある明治18年(1885年)の土蔵で、登録有形文化財。切妻造・鉄板葺の2階建で、のちに外壁に煉瓦を積み、鉢巻と胴蛇腹に煉瓦の歯飾りを廻す。北面に黒漆喰塗の戸口、南面に煉瓦の額縁の戸口を開く。
秋田県大仙市の秋田県立農業科学館に建つ曲屋(旧伊藤家住宅)は、明治33年から36年に建てられた茅葺民家。旧田沢湖町から平成元年に移築され、当初の形式に復原された。馬屋を直角に接ぐ平面と、縁に残る珍しい半蔀が見どころで、入館は無料。
秋田市大町の新政酒造に建つ明治中期の土蔵造平屋建の仕込蔵。文化庁が酒造の中核と解説する蔵で、鉢巻下半と楣を黒漆喰とし、妻壁に「∧ウ」を表す。桁行16.2メートル、梁間7.2メートル。平成26年に登録有形文化財となった。
秋田市大町の新政酒造の敷地北辺西寄りに建つ明治後期の籾蔵。もとは救済団体感恩講の蔵で、桁行25メートル・梁間6.7メートルの細長い土蔵造。西妻に庇付きの戸口を設け、軒先を方杖で支える。平成26年登録。
秋田市大町の新政酒造の敷地北辺に建つ明治後期の土蔵。救済団体感恩講の東籾蔵と米蔵を東西に直列させ、総桁行36メートル、建築面積277平方メートルに及ぶ。軒先を方杖で支える。平成26年に登録有形文化財となった。
秋田市大町の新政酒造の敷地南東隅に建つ明治中期の土蔵造平屋建の仕込蔵。文化庁は現存最古の協会六号酵母発祥の由緒をもつ蔵と解説する。置屋根式桟瓦葺で東面に漆喰窓2か所。平成26年に登録有形文化財となった。
秋田市大町の新政酒造に建つ土蔵造平屋建の仕込蔵で、桁行21.6メートルと敷地の仕込蔵で最大。二重梁で棟木を受ける秋田の地方に見られる小屋組をもつ。文化庁DBの年代は明治20と1945で食い違う。平成26年登録。
勇駒酒造本社西蔵は横手市増田町の旧勇駒酒造の敷地西奥に建つ明治末期の土蔵造の貯蔵蔵。桁行約19メートル、もとは2階建で、床を撤去したいまは束立式の三重梁が棟木を受ける高い内部が現れ、登録有形文化財となっている。
勇駒酒造本社南蔵は横手市増田町の旧勇駒酒造の敷地奥に建つ土蔵造の蔵。棟札から明治19年、棟梁石田常蔵の建築とわかる。もとは蔵座敷で、手斧梁風の起り梁など他の蔵にない細部を持ち、登録有形文化財となっている。
秋田県湯沢市岩崎、味噌・醤油醸造元の石孫本店に残る明治16年(1883年)の文庫蔵。腰壁を煉瓦張りとする洋風の意匠をもち、登録蔵5棟で唯一「再現することが容易でないもの」として登録有形文化財となった。
秋田県湯沢市岩崎の石孫本店で道路沿いに並ぶ4棟のうち最も古い明治30年(1897年)の醸造蔵。醤油の諸味を搾る圧搾工程の製成庫で、隣の2号蔵と同じ規模・外観ながら、小屋組には伝統的な和小屋を用いている。
秋田県湯沢市岩崎の石孫本店で道路沿いに並ぶ醸造蔵の北端に建つ明治43年(1910年)の土蔵。洋小屋を用い1号蔵とよく似た蔵で、平成23年の1号蔵の倒壊後に改築され、現在は醤油の仕込み蔵として使われている。
秋田県湯沢市岩崎の石孫本店で道路沿いに並ぶ明治33年(1900年)の醸造蔵。内部は速造室・仕込場・石造の麹室の三つに分かれ、小屋組は和小屋。同じ棟梁が石孫本店で和小屋を用いて建てた最後の醸造蔵にあたる。
季子家住宅内蔵は横手市増田町吉野の農家の主屋北西に接続し、鞘に収まる明治後期の土蔵造2階建。四段掛子塗の土扉と漆塗の鞘飾りが見どころで、令和3年(2021年)に造形の規範として登録有形文化財となった。
季子家住宅主屋は横手市増田町吉野の集落中央に南面する明治後期の農家主屋。寄棟の茅葺を鉄板で仮に覆い、軒桁を三段に重ね、食違四間取の居室に採光の高窓を設ける。令和3年(2021年)に国の登録有形文化財となった。
季子家住宅外蔵は横手市増田町吉野の農家の主屋南西に矩折れで接続する明治後期の土蔵造2階建の農業用倉庫。板張の鞘に包まれ、内部の重ね梁の小屋組が見どころ。令和3年(2021年)に登録有形文化財となった。
秋田県横手市羽黒町の旧武家町に面する旧片野家住宅の表門と塀。蟇股や懸魚を彫刻で飾る明治中期の薬医門と、黒い下見板張に白漆喰の小壁をのせた総延長126メートルの塀で、2024年に登録有形文化財となった。