明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
秋田県横手市の旧武家町に建つ明治中期の旧片野家住宅主屋。中庭を囲んで玄関応接棟・座敷棟・大広間棟を配し、唐破風の玄関と良材の座敷、洋室をそなえる。建築面積327平方メートル、2024年に登録有形文化財となった。
秋田県横手市の旧片野家住宅で主屋の北西に接続し、かつて文書類を納めた土蔵。明治38年(1905年)頃の土蔵造2階建で、白漆喰の大壁に鉢巻を廻し、置屋根をのせた防火重視のつくり。2024年に登録有形文化財。
秋田県横手市の旧片野家住宅で主屋の北に接続する味噌醸造用の蔵。明治22年(1889年)築の土蔵造2階建で、1階は石敷の醸造場、2階は板敷の物置、南には作業場の落棟をもつ。2024年に登録有形文化財となった。
秋田県横手市の旧片野家住宅で主屋の南西に接続する家財蔵。棟札から明治38年(1905年)の上棟と分かる煉瓦造2階建で、内部の柱や梁を透漆塗で艶やかに仕上げている。令和6年(2024年)に登録有形文化財となった。
旧対川荘は秋田県羽後町西馬音内にある明治時代後期の木造2階建の庭園建築で、登録有形文化財。西馬音内川に西面して建ち、1階・2階とも眺望のためにガラス戸を建てて開放的とし、2階にトコを構えた座敷と次の間を並べて三方に縁をめぐらせる。
秋田県横手市増田町の旧長江八兵衛商店味噌蔵は、明治前期建造・大正期改修の土蔵造2階建。桁行8.2メートルの小さな蔵で、東妻面のトマエに掛子塗三段の土扉を中心からずらして吊る。2009年登録の登録有形文化財で、内部は非公開。
秋田県立博物館分館 旧奈良家住宅の北米蔵は、明治41年(1908)建築の土蔵造で、附属屋七棟のうち最大。南米蔵と屋根を一連に葺き、一本の長い棟をなす。両開きの土戸を構える。入館無料。
秋田県立博物館分館 旧奈良家住宅の北野小休所は、明治14年(1881)に明治天皇の御小休所として建てられ、後に当家敷地へ移築。寄棟屋根の北に入母屋の塔屋が立つ。造形の規範として登録。入館無料。
秋田県立博物館分館 旧奈良家住宅の座敷蔵は、明治23年(1890)建築の土蔵造二階建。二階に八畳座敷を備え、貯蔵と接客を兼ねる。白漆喰の壁の腰に切石を張る。豪農の格を示す一棟。入館無料。
秋田県立博物館分館 旧奈良家住宅の新住居は、明治28年(1895)に主屋へ接続して建てられた木造二階建。昭和41年の主屋修理で切り離された。二階に四畳茶室を備える。主屋と対で読める。入館無料。
秋田県立博物館分館 旧奈良家住宅の味噌蔵は、明治7年(1874)棟上げの土蔵造で、年代の判る附属屋七棟のうち最古。招き屋根形の置屋根に銅板を葺き、小屋組に曲がりの強い登り梁を用いる。入館無料。
秋田県立博物館分館 旧奈良家住宅の南米蔵は、明治26年(1893)建築の土蔵造。北米蔵と屋根を一連に葺き、一本の長い棟をなす。豪農の米を納めた対の蔵の先発。両開きの土戸を構える。入館無料。
雄物川舟運で栄えた秋田県大仙市角間川町に建つ、明治33年築の登録有形文化財。東列に座敷三室、中列に仏間と納戸、西列にオエを配し、矩折れの通り土間と高窓が豪雪地の暮らしを映す。設計は小峰興義、棟梁は寺嶋庄右衛門。
秋田県大仙市角間川町。慶応3年着工、明治2年竣工の土蔵造二階建。外側の鞘に包まれ屋内から出入りする秋田県南特有の内蔵形式で、桁行16.4メートル、柱は漆で拭う。四棟のうち最古で、有料ガイドツアーで内部を見学できる。
秋田県由利本荘市矢島町の金嶺山龍源寺本堂は、戊辰戦争で全焼した曹洞宗寺院を明治13年に再建したもの。桁行24メートル、梁間16メートルの大規模な茅葺で、棟札から棟梁佐々木光信の名が判明している。矢島藩生駒家の菩提寺でもある。
秋田市新屋の酒蔵で、各醸造施設と主屋を結ぶL字形平面の木造平屋建。南を米を蒸す釜場、北を搾りの槽場とする。明治後期の建築で敷地最大の床面積を持ち、醸造工程の動線を示す中枢施設である。
明治四十一年建築、桁行十八間に及ぶ敷地最長の仕込蔵で、仕込蔵のうち最も古い。正面入口は扉廻りを掛子塗とし、門構風に盛り上げて眉形の繰形を付すなど、新屋の醸造が支えた左官の技を示している。
主屋北側に建つ明治四十一年の土蔵で、酒造の登録建物では唯一の二階建。もと文庫蔵を酒母培養の蔵に転用したもので、門構風の扉廻りに眉形の繰形を付す、古い蔵に共通する左官の意匠を残している。
由利本荘市石脇の斎彌酒造店ギャラリー(旧米蔵)は明治35年頃の土蔵造平屋建。両開き土戸のまぐさに装飾を施した敷地内でも豪華な蔵で、壜蔵・漬物蔵とともに一つの覆屋に納まる。内部は改修され現在はギャラリーとして使われている。
由利本荘市石脇の斎彌酒造店住宅・店舗は明治35年頃の木造2階建。通りへ庇を差し出す町家の構えに2階の洋風意匠が重なり、東に続く住宅は和風で通す。平成10年に登録有形文化財となった11棟の筆頭にあたる。