昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
天竜浜名湖鉄道都田川橋梁は浜松市都田町で都田川に架かる昭和15年(1940年)の鉄道橋で、登録有形文化財。橋長123メートル、背の高い円柱の橋脚が鋼製桁を支え、水面から線路までは14メートルを超える。
天竜浜名湖鉄道利木隧道は浜松市三ヶ日町から湖西市利木にかけてある昭和11年(1936年)のコンクリート造トンネルで、登録有形文化財。延長663メートルと沿線で最も長く、14か所の退避所と保線用の金具が残る。
東山荘蔵は静岡県熱海市春日町の東山荘にある昭和21年(1946年)の鉄筋コンクリート造の蔵で、登録有形文化財。美術品の収蔵のために茶室の北端に接続して建てられ、漆喰塗の外壁に人造石洗出しの腰とコーニス風の水切を付ける耐火の収蔵庫。
東山荘正門は静岡県熱海市春日町の東山荘の西辺の道路沿いに開く昭和8年(1933年)の門で、登録有形文化財。総間口3.6メートルの切妻造で、一文字瓦葺の周囲を銅板葺とし、磨丸太で軸部を組む。端正で気品を備えた意匠の正門である。
東山荘茶室は静岡県熱海市春日町の東山荘の本館西側の高みに建つ昭和15年(1940年)の接客施設で、登録有形文化財。多種の丸太を柱に使い、主室の大炉之間は荒加工の梁組と丸竹詰張の天井を現して民家風に見せ、大振りの座敷飾りを備える。
東山荘離れは静岡県熱海市春日町の東山荘にある昭和10年(1935年)ごろの応接棟で、登録有形文化財。本館と渡廊下で結ぶ15畳大の応接室の独立棟で、多様な樹種の丸太を使い、船底天井や網代天井の数寄屋の意匠で上品にまとめる。
東山荘別館は静岡県熱海市春日町の東山荘の南西隅に建つ昭和15年(1940年)の木造平屋建の別館で、登録有形文化財。海側に座敷を雁行に配し、主室の踏込床を残月風に仕立てる。数寄屋風の意匠と太鼓斫の梁による野趣を備える。
東山荘本館は静岡県熱海市春日町の東山荘にある昭和8年(1933年)の別荘の本館で、登録有形文化財。第一銀行頭取の石井健吾の別邸として建てられ、木柄の細い数寄屋を加味した繊細な意匠とし、相模湾側の東面に大きなガラス窓を立てる。
東山荘物置は静岡県熱海市春日町の東山荘の本館南西側に建つ昭和8年(1933年)の付属屋で、登録有形文化財。1階は敷地の高低差を生かした半地下の土間の物置、2階は北に張り出した畳敷の居室とし、別荘の保守管理の様子を伝える。
静岡市葵区平和一丁目の古橋家住宅門及び塀は、静岡浅間神社の北西に建つ昭和3年頃の鉄筋コンクリート造。令和6年8月、主屋とは別件で登録有形文化財となった。釉薬瓦を葺いた塀は総延長三十四メートルに及び、通りから全体を見渡せる。
静岡県浜松市浜名区にある方広寺で、観音堂の西に南面して建つ昭和10年の堂。桁行三間梁間三間、入母屋造本瓦葺で、各面に両折桟唐戸と花頭窓を開く。背面中央の拝所が昭堂につながり、組物は尾垂木付二手先の詰組とする。
静岡県浜松市浜名区にある方広寺で、本堂の南東、沢沿いの参道に南面して建つ昭和28年の門。入母屋造本瓦葺の三間一戸二重門で、下層を出組、上層を尾垂木付二手先とし、中備は間斗束とする。朱塗りの表構えから通称を赤門という。
静岡県浜松市浜名区にある方広寺で、行在所の東の崖下に南面して建つ昭和8年の堂。入母屋造桟瓦葺の妻入で、内部は土間四半敷の一室とし、棟通りに達磨像を安置して両側に畳敷の高床を設ける。天井は竿縁天井とする。
静岡県伊豆市湯ヶ島の温泉旅館おちあいろうに建つ昭和10年頃の木造2階建で、建築面積18平方メートルの一室洋館。赤色桟瓦葺の入母屋屋根、モルタル洗い出しの外壁、漆喰レリーフを備えた小規模な付属施設である。
静岡県伊豆市湯ヶ島の温泉旅館おちあいろうに建つ昭和8年の木造平屋建、建築面積80平方メートル。昭和初期の大改築で最初に建てられた棟で、彫刻欄間と入母屋造の大屋根が見どころ。平成11年に国の登録有形文化財となった。
静岡県伊豆市湯ヶ島の温泉旅館おちあいろうに建つ木造2階建で、建築面積378平方メートルは7棟中最大。1階に30畳余の宴会場3室、2階の108畳の大宴会場には出節の紫檀の柱と框による床構えと付書院がある。
静岡県伊豆市湯ヶ島の温泉旅館おちあいろうに建つ昭和10年頃の建物で、もとは旅館主の居宅だった。斜面を生かした地上2階地下1階の3層構成に和室と洋室が混在し、建具の組子細工に施主の好みがよく表れている。
静岡県伊豆市湯ヶ島の温泉旅館おちあいろうで、眠雲亭と紫檀宴会場をつなぐ木造2階建、建築面積73平方メートル。北半が階段室、南半が配膳室で、材料も良質である。棟梁青木清平の名は7棟中この棟の記録にだけ残る。
静岡県伊豆市湯ヶ島の温泉旅館おちあいろうに建つ昭和8年から10年の木造2階建。東と南の客室から渓流を望むため平面を鍵形に折り、桧の柱に銘木奇木の床や棚を合わせた室内意匠で知られる。銅板瓦棒葺の屋根をもつ。
静岡県伊豆市湯ヶ島の温泉旅館おちあいろうの敷地南端に建つ木造2階建。質の高い数寄屋造風の意匠でまとめられ、各室に源氏物語を題材とした桐板の透彫欄間が入る。棟名は明治7年の創業時の屋号「眠雲樓」に由来する。