大正
Taishō大正時代(1912 – 1926)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
新潟県燕市の玉川堂雁木は、通りに東面して建つ大正期の木造平屋の雁木で、2008年に登録有形文化財となった。桁行9.2m、梁間1.3mの細長い形で、招屋根を載せ、通り側と店舗側とで柱の立て方が異なっている。
新潟県燕市の玉川堂鍛金場は大正期の木造平屋の作業場で、2008年に登録有形文化財となった。火炉を備えた土間と畳敷きの打ち場、仕上げ用の増築部が残り、1日5回の工場見学に参加すれば、職人の仕事を間近に見られる。
新潟県燕市の玉川堂土蔵は大正期の土蔵造2階建で、2008年に登録有形文化財となった。白漆喰の壁に切妻造桟瓦葺の置屋根を載せ、掛子塗の戸を備える。店舗の南西に向きを変えて建ち、蔵前で店舗と主屋につながる。
クズレ沢斜路工は妙高市西野谷のクズレ沢に大正後期に築かれた砂防施設。山の斜面を石張りにした延長12メートル、勾配25%の直線状の水路と床固工を一体に築いた珍しい構造で、平成15年に登録有形文化財となった。
新潟市西蒲区の岩室温泉にある小松屋旅館の、大正14年(1925年)建築の平屋の座敷棟。中庭に面する。床の間の落掛や狆潜り、違棚の束、筆返しに、敷地の老木から取ったという黒柿を多用する。平成28年登録。
新潟市西蒲区の岩室温泉にある小松屋旅館の、大正3年(1914年)建築の平屋の座敷棟。登録4棟で最も古い。八畳の天井を3枚の板で張り、床柱に神代欅、天袋框に黒柿を用いる。平成28年に登録有形文化財に登録。
新潟県新発田市の三光寺本堂は、大正5年(1916年)に建てられた浄土宗寺院の本堂で、寺町通りに西面する。外陣中央に直径1.4尺の磨き丸太の柱を使い、虹梁や貫で柱をつながない内法の高い空間を特色とする。
長岡市地蔵の地蔵堂は新潟県長岡市にある大正11年(1922年)の煉瓦造の小堂で、登録有形文化財。4.8メートル四方のイギリス積みの煉瓦造で、正面に木造の向拝を付け、入口や窓をアーチとする。軒まわりを斜めに持ち出す煉瓦積みが貴重とされる。
習静菴茶室は新潟県小千谷市時水にある大正時代後期の茶室で、登録有形文化財。市内の旧家から移され、平三畳向切の茶室と四畳半の待合を並べて廊下と土庇でつなぐ。土庇と飛石が雁木を思わせる構成で、雪国の茶室にふさわしい。
新潟県胎内市の大輪寺庫裏は、本堂の東に接続する大正9年(1920年)建立の近代禅院庫裏。軒唐破風付の表玄関を構え、二列の室に天井の高い西列と二階の衆寮、十六畳大の飯台座を容れて、禅寺の暮らしを支えてきた。
新潟県長岡市の高橋酒造煙突は、大正11年(1922年)ごろの煉瓦造の煙突。1辺1.2メートルの六角形の平面で高さ約20メートル、頂部近くに装飾的なリングを廻し、出隅に鼻黒煉瓦を使う。地域のシンボルとなっている。
新潟県長岡市の高橋酒造新蔵は、大正11年(1922年)ごろに建てられた木骨煉瓦造3階建の酒蔵。主体部は桁行30メートル、梁間18メートルで、釜場や下屋を備えた大規模なつくり。長大な赤煉瓦の外観が際立つ。
新発田市の長徳寺行在所は、豪商白勢家の新潟別邸にあった明治天皇の行在所を大正10年(1921年)に移築した2階建の座敷棟。玉座と推定される10畳を中心に、長押を廻さない数寄屋風意匠と大正期の建具が見どころ。
新潟市西区赤塚の中原家住宅離れは、主屋の南西に渡廊下でつながる大正前期の座敷棟。入母屋造桟瓦葺で四周に下屋と内縁をめぐらせ、正面と側面を全面ガラス戸とする。八畳・六畳・二畳の3室。公開日のみ見学できる。
新潟市西区赤塚の中原家住宅煉瓦塀は、敷地南側の隣地境に築かれた大正前期の煉瓦塀。延長51メートル、両端の煉瓦柱のあいだを10連アーチの壁体でつなぐイギリス積。明治42年の大火後の拡張時に建てたと伝わる。
新潟県長岡市学校町にある新潟県立長岡高等学校正門は、大正5年建設の煉瓦造校門で、平成23年に国の登録有形文化財に登録された。米百俵の系譜を引く学校に、戦前の校地から残されたただ一つの構築物として立っている。
西野谷用水路は、新潟県妙高市の万内川七号堰堤と一体に築かれた大正15年(1926年)の石造用水路で、平成15年(2003年)に登録有形文化財となった。堤体の右翼部を刳り抜いた中を通して灌漑用水を導く。
新潟県聖籠町の二宮家住宅作業場は、大正8年に建てられた木造平屋の作業小屋です。屋根の南面を葺き下ろして1間幅の土庇をつくり、隣の味噌蔵及び飯米蔵と土庇を連ねて、屋敷の裏方の一続きの南面をつくっています。
新潟市江南区俵柳の二宮家住宅主屋は、大正7年に水害後の再建として建てられた木造平屋建の農家です。切妻造妻入の伝統形式に均質な部材の近代和風を加え、信濃川沿いの農村景観によく調和する登録有形文化財です。
新潟県聖籠町の二宮家住宅涼亭は、大正初期に建てられた寄棟造の木造平屋の離れです。床の大半を弁天潟に張り出し、6畳間の東に銘木の床と棚、南と西に大きな窓を開けた、立地を生かした茶亭として登録されました。