徳島県・江戸
Edo徳島県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
徳島県美馬市の西教寺山門は、天保十四年(一八四三年)建立の南北棟の三間薬医門である。二軒の飛檐を板軒とし、その面に雲形を彫り込む意匠が特徴で、切妻造本瓦葺の重厚な構えとともに国の登録有形文化財となっている。
徳島県美馬市の寺町に建つ西教寺本堂は、安政五年(一八五八年)建立の登録有形文化財。桁行十四メートル、梁間十六メートルの浄土真宗本堂で、正面広縁を外陣と一体に扱う平面構成と、向拝を飾る龍虎の彫刻に注目したい。
徳島県板野町の地蔵寺経蔵は、四国霊場第五番札所に建つ文化7年(1810年)建立の土蔵造経蔵です。切石積基礎に漆喰壁、寄棟造本瓦葺で、堂内中央に八角の輪蔵を据えます。平成23年に国の登録有形文化財となりました。
徳島県板野町の地蔵寺大師堂は、四国霊場第五番札所の境内に正徳年間(1711〜1716年)に建てられ、江戸末期に改修された仏堂です。唐破風の向拝、彫刻欄間、天女の鏡天井を備え、平成23年に登録有形文化財となりました。
徳島県板野町の地蔵寺不動堂は、四国霊場第五番札所の本堂北側に接して建つ江戸後期の仏堂です。内部は一室で中央に護摩壇を置き、二重虹梁大瓶束の妻面彫刻で知られます。平成23年に国の登録有形文化財となりました。
徳島県板野町、四国霊場第五番札所の地蔵寺本堂は正徳年間建立の入母屋造本瓦葺。三間四方に一間向拝を付け、外陣と内陣を前後に分ける。隅に絵様肘木を置く。文化庁が「近世に遡る四国札所本堂の好例」と評した堂。
蔵珠院茶室は徳島市国府町芝原の蔵珠院の本堂西側に建つ江戸時代末期の茶室で、登録有形文化財。茶室2室と水屋・控室の棟と上の間の棟を、棟の方向を違えてつなぐ。部屋ごとに趣を変え、多様な銘木をふんだんに用いた上質な数寄屋である。
蔵珠院まい込み泉は徳島市国府町芝原の蔵珠院にある江戸時代末期の井戸で、登録有形文化財。本堂の前方にあり、上部の径約6メートルの擂鉢状の掘込みに螺旋状の通路を設け、底に井筒を埋める。壁面は結晶片岩の割石積みで、類例の稀な井戸である。
徳島県上板町の大山寺回廊は、本堂と大師堂を結ぶ江戸末期の南北棟の廊下。幅を3列に分けて中央に壇を設け三十三観音を安置し、正面を拝所とする。文化庁が特殊な堂宇と評し、2011年に国の登録有形文化財となった。
徳島県上板町の大山寺鐘楼門は、本堂前の石段下に立つ江戸末期の2階建ての楼門。下層は虹梁を架けて間柱を省き、上層は円柱に出三斗、二軒扇垂木、擬宝珠高欄付の縁を備える。2011年に国の登録有形文化財となった。
徳島県上板町の大山寺大師堂は、文久3年(1863年)に建てられた弘法大師をまつる堂。正面3間の宝形造で、角柱に出三斗をのせ、軒は一軒の吹寄垂木とする。文化庁が標準的な大師堂と評し、2011年に登録有形文化財となった。
徳島県上板町の大山寺本堂は、江戸中期に建てられ寛政8年(1796年)に移築された三間仏堂。入母屋造の銅板葺で、向拝の木鼻や手挟を龍・貘・植物の彫刻で飾る。平成23年(2011年)に国の登録有形文化財に登録された。
徳島県阿南市、太龍寺本堂の北側の高台に建つ文久元年(1861年)の塔。下層は方三間で組物を出組とし、上層は円形平面で四手先とし二軒扇垂木を受ける。四天柱内は折上格天井。平成25年に登録有形文化財となった。
徳島県阿南市、太龍寺境内の東端に東面する文化3年(1806年)の門。三間一戸八脚門で間口7.7メートル、九棟で最も古い。中央間に絵様を彫った虹梁を架け、両脇間の後方に仁王像を安置する。平成25年に登録有形文化財。
徳島県阿南市、太龍寺境内の西方に南面する嘉永5年(1852年)の仏堂。五間堂の規模ながら正面のみ柱間を広くとって三間に割り、内部は三間四方を内陣、前一間を広い外陣とする。平成25年に登録有形文化財となった。
徳島県阿南市、太龍寺境内の東方に西面する安政3年(1856年)の経蔵。六角の外殻の内側に禅宗様の八角輪蔵を据え、極彩色と錺金具で飾る。内部に版木刷りの一切経を収蔵する。平成25年に登録有形文化財となった。
高橋家住宅主屋は徳島市南矢三町に建つ寛政11年(1799年)の民家。茅葺の主体部の四方に瓦葺の庇をめぐらす四方蓋の形式をもち、屋敷6件で唯一「造形の規範」として平成11年に登録有形文化財となった。内部は非公開。
篪庵は徳島県三好市東祖谷釣井にある江戸時代中期のもと農家の主屋で、登録有形文化財。寄棟造・茅葺で外壁をヒシャギ竹で養生し、見晴らしのよい山腹に建って山村集落の景観の核をなす。現在は宿泊施設として紹介されている。
椿八幡神社本殿は徳島県阿南市椿町にある安政3年(1856年)頃の一間社流造の本殿で、登録有形文化財。斜め方向にも手先を出す尾垂木付き二手先の組物をもち、組物の間や扉まわりを彫刻で密に飾る、複雑な構造と豊かな装飾の社殿である。
徳島県三好市東祖谷の釣井薬師堂は文久2年(1862年)の建立で、建築面積19平方メートルの三間堂。宝形造銅板葺、四周に切目縁を廻す。祖谷渓の歴史的な集落景観の構成要素として、令和元年に国の登録有形文化財となった。