山口県・江戸
Edo山口県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
室町の画僧・雪舟の肖像を、雪舟四代孫を称した萩藩絵師・雲谷等益が描いた一幅。雪舟の自画像を典拠とし、大徳寺百八十五世・玉舟宗璠の追賛をともなう。二〇二三年に重要文化財へ指定され、山口市の常栄寺が所有する。
山口県防府市の毛利博物館が所蔵する、雲谷等益筆「四季山水図」。雪舟の国宝「山水長巻」を実寸で写した約16メートルの絵巻で、長く附指定だったが、2023年に作者を等益と改めて単独で重要文化財に指定された。
高洲家文書は、南北朝時代から江戸時代初期(1351年〜1643年)にかけての古文書127通と日明貿易船旗からなる重要文化財です。萩藩士高洲家に伝来し、毛利氏の赤間関代官として国際貿易を管理した高須氏の活動を伝える貴重な歴史資料です。
菊屋家住宅は、山口県萩市呉服町にある萩藩御用の豪商菊屋家の住宅で、主屋など5棟が昭和49年に重要文化財に指定された。全国でも最古に属する大型の町家で、白壁となまこ壁の菊屋横町が美しい。
国分寺金堂は山口県防府市国分寺町の周防国分寺にある安永8年(1779年)の金堂で、重要文化財。毛利重就を施主とする二重・入母屋造の大きな仏堂で、創建以来の寺地に建ち、床下には奈良時代の礎石が残る。大規模な金堂は全国の国分寺でも珍しい。
大照院は山口県萩市椿にある臨済宗の寺院で、萩藩主毛利家の菩提寺。延享4年(1747年)の火災後に再建された寛延3年(1750年)の本堂・庫裏・書院・鐘楼門と宝暦5年(1755年)の経蔵の5棟が重要文化財で、格式の高い禅宗伽藍を伝える。
山口県山口市古熊の古熊神社拝殿は昭和24年に指定された重要文化財。二階建の楼門と拝殿が一棟に重なり、左右に切妻造の翼廊が伸びて背後の本殿へと続く。山口・防府周辺に分布する楼拝殿造の代表例とされる建物。
山口県山口市古熊の古熊神社本殿は大正6年に指定された重要文化財。正面三間の蟇股に松竹梅と大内菱を彫り、建築装飾に松竹梅を用いた現存最古の例とされる。入母屋造・檜皮葺の三間社で、権現造の先駆とも評される社殿。
國安家住宅は山口県岩国市岩国の本町筋にある嘉永3年(1850年)以前の町家で、登録有形文化財。鬢付油の製造販売業「松金屋」の主屋で、つし2階の正面に横格子の虫籠窓をあける。岩国市観光交流所「本家 松がね」として公開されている。
功山寺総門は山口県下関市長府川端の功山寺にある室町時代の四脚門で、登録有形文化財。本柱を棟木の際まで延ばす禅宗様の門で、仏殿のある伽藍の東側正面に建つ。軒まわりは改変されたが、軸部は室町時代中期の形式を伝える。
山口県下関市内日上の中野家住宅石垣は、江戸末期に築かれた総延長58メートルの打込接乱積の石垣です。屋敷の東辺と進入路の両側を高さ約3メートルで固め、目地の切れ目や出隅の丁寧な曲線に見どころがあります。
山口県長門市日置上の中野家住宅穀物蔵は、江戸後期にさかのぼる土蔵造2階建の蔵で、屋敷の登録8件で最も古い年代です。江戸期の大火で焼け残ったと伝わり、漆喰壁に石張りの腰、南北2室に仕切った内部を持ちます。
山口県下関市内日上の中野家住宅主屋は、江戸末期の茅葺農家です。北に土間、床上に6室を並べた整形六間取で、南東の8畳座敷に床と仏壇を備えます。寄棟造の屋根に瓦庇を廻らす外観と、見学時の注意を紹介します。
山口県下関市内日上の中野家住宅納屋は、江戸中期にさかのぼる茅葺の付属屋です。桁行9間の中央4間半がもとの牛小屋で、せがい造の軒を渦付の持送りで支える丁寧なつくりを見せます。見学時の注意もあわせて記しました。