山口県・明治
Meiji山口県 の明治時代(1868 – 1912)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
山口県山陽小野田市に佇む旧小野田セメント製造株式会社竪窯(徳利窯)は、1883年に建造された日本唯一の現存するセメント焼成用竪窯です。国の重要文化財および未来技術遺産に登録されたこの煉瓦造りの産業遺産は、日本初の民間セメント会社の創業と近代化の歴史を物語ります。無料で年中見学可能。
明治39年(1906年)築、関門海峡を望む唐戸に建つ赤煉瓦の旧下関英国領事館。領事館目的で建てられた建物として日本に現存する最古の一棟で、設計は英国人技師ウィリアム・コーワン。クイーン・アン様式と桟瓦屋根が同居する。
山口県上関町に建つ四階楼は、明治12年(1879年)に維新の志士・小方謙九郎が建てた国指定重要文化財の擬洋風木造四階建て建築です。白漆喰の外壁、フランス製ステンドグラス、龍や鳳凰の鏝絵装飾など、和洋折衷の独創的な意匠が見どころです。入館無料で瀬戸内海を望む最上階からの眺望も楽しめます。
山口県萩市の悴坂峠を貫く鹿背隧道は、明治16年(1883年)着工・明治19年(1886年)竣工の石造道路トンネルです。延長約182メートル、幅員約4.2メートル、高さ約3.9メートルの規模をもち、安山岩の切石で総石張りされた坑内は今も明治の風情をそのまま伝えています。山口県下で最初に開削された石造洋風隧道として記録され、藩庁移転後の萩の経済復興への願いを込めた事業の象徴でもあり、1999年に国登録有形文化財に登録されました。
山口県山口市の登録有形文化財・旧野村家住宅主屋は、明治19年(1886年)に造り酒屋として建てられた町家建築です。現在は「まなび館」として大内塗や萩焼など西の京・山口の伝統工芸と文化を紹介する施設として親しまれています。
山口市下竪小路にある旧野村家住宅土蔵は、明治時代の造り酒屋に付属する「にさんの蔵」として登録有形文化財に登録されています。山口ふるさと伝承総合センター内で見学可能。周辺観光情報やアクセス方法もご紹介します。
山口県岩国市の吉香公園に佇む錦雲閣は、明治18年(1885年)に吉香神社の絵馬堂として建てられた楼閣風建築です。藩政時代の矢倉を模した独特の意匠と、堀の水面に映る優美な姿が魅力で、国の登録有形文化財に登録されています。錦帯橋や岩国城とともに訪れたい岩国の歴史的名所です。
山口県萩市むつみ地域に佇むむつみ村役場旧庁舎は、明治28年(1895年)に建てられた木造2階建ての庁舎で、山口県内最古の現存役場建築として国の登録有形文化財に登録されています。90年以上にわたり村の行政の中心として使われ、建築当初の姿をよく留める貴重な明治期の地方庁舎建築です。
山口県萩市吉部上に佇むむつみ村役場土蔵は、明治29年(1896年)に建てられた木造2階建ての土蔵です。石州瓦の屋根と白漆喰の外壁が美しく、建築当初の姿を保ち続ける貴重な登録有形文化財。旧庁舎とともに、山口県内最古の役場関連建築として明治期の地方行政の歴史を今に伝えています。