愛知県・鎌倉
Kamakura愛知県 の鎌倉時代(1185 – 1333)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
熱田神宮に伝わる重要文化財・太刀〈銘元弘三年六月一日実阿作/鎬地ニ文祿四年守勝ノ寄進銘アリ〉は、鎌倉幕府滅亡の年一三三三年に筑前の名工実阿が鍛え、二六二年後の文禄四年(一五九五)に松下小一郎守勝が諸願成就を祈って奉納した一振り。実阿の現存作は極めて少なく、刃長八三・七センチに腰反りの深い太刀姿、二箇所に刻まれた銘の対比など、刀剣史と神宮信仰を同時に語る貴重な国宝級の名刀です。
愛知県名古屋市の熱田神宮に伝わる重要文化財「太刀 銘真行」は、平安末期から鎌倉時代にかけて伯耆国で活躍した刀工・真行による太刀です。元亀二年(1571年)八月八日、戦国武士・大久保与九郎によって熱田大明神に奉納され、その奉納銘が刀身にそのまま切り付けられています。古伯耆鍛冶の優美な作風と、戦国期の信仰の息吹を一振りに宿した、稀有な名刀です。
鎌倉時代末期の名工・来国光が鍛えた国宝の短刀。豊臣秀頼から織田有楽斎へ下賜され、加賀前田家に伝来した享保名物帳所載の至宝を、名古屋刀剣博物館で鑑賞できます。華麗な刃文と豪壮な姿、そして日本史を彩る壮大な来歴をご紹介します。
愛知県稲沢市・亀翁寺に伝わる木造虚空蔵菩薩坐像は、康安元年(1361年)の銘を持つ重要文化財。25年に一度しか拝めない秘仏として、宝冠や持物まで当初の姿を残し、南北朝時代の祈りを静かに伝えています。
京都の来派を代表する刀工・来国俊が、76歳ごろに鍛えたと考えられる国宝の短刀。茎の裏に「正和五年十一月日」(1316年)の年紀を切る稀少な一口で、所有は名古屋の熱田神宮、現在は東京国立博物館に寄託されている。
鎌倉時代中期の刀工・備前三郎国宗が鍛えた国宝の太刀。華やかな丁子乱れの刃文と腰反りの高い姿が見どころで、元文4年(1739)に尾張8代藩主徳川宗勝が持参して同家に伝来した。名古屋の徳川美術館が所蔵する。
本能寺の変後、明智光秀が安土城から持ち出し家老の津田遠江守重久に与えた織田信長の愛刀。鎌倉時代の刀工長光による華やかな丁子刃文の国宝で、前田家と将軍家を経て尾張徳川家に伝来し、名古屋の徳川美術館が収蔵する。
備前長船派の祖・光忠の希少な在銘太刀。元禄11年(1698年)、五代将軍綱吉の御成の際に尾張家三代綱誠が拝領したと伝わる国宝で、名古屋の徳川美術館が所蔵する。刃長72.4cm、蛙子丁子の刃文と乱映りが見どころ。
正応5年(1292年)の年紀と花押を刻む国宝太刀。来孫太郎銘は来国俊の俗称と伝わるが作例は本作のみ。徳川家康から尾張徳川家に伝来し、名古屋の徳川美術館が収蔵する。身長77.3cm、鎌倉時代の優美な太刀姿を残す。
徳川家康の遺品として尾張徳川家に伝来した国宝短刀「庖丁正宗」。幅広で重ねの薄い異形の姿と、刀身を貫く素剣の透かし彫りで知られる鎌倉時代の名工正宗の傑作を、徳川美術館での鑑賞ポイントや周辺情報とともに紹介します。
名古屋・徳川美術館所蔵の重要文化財「藤原公経筆懐紙(詠花有歓色和歌)」は、鎌倉時代の最高権力者であり百人一首の歌人としても知られる西園寺公経が、花の歓びを詠んだ和歌を自筆で記した貴重な書跡です。懐紙の歴史、公経の人物像、鑑賞のポイント、アクセス情報を詳しくご紹介します。