秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟とは:土蔵造風の外観をもつ7番目の倉庫

秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟は、秋田県秋田市新屋大川町にある昭和9年(1934年)建築の木造平屋建の倉庫で、平成12年(2000年)に国の登録有形文化財に登録された。

旧国立新屋倉庫の8棟のうち、北から7番目に建つ。構造は木造平屋建、鉄板葺で、建築面積は660平方メートル。名称は登録時の施設名で、登録時は短期大学の創作工房棟として使われていた。現在は、平成25年(2013年)に開学した秋田公立美術大学が、北から7棟を「アトリエももさだ」として使っている。

登録の理由と秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟の記録

秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟の登録番号は05-0063、登録基準は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」で、平成12年(2000年)9月26日に8棟そろって登録された。

文化庁はこの棟の記録で、外観と屋根について述べている。各棟の外観は土蔵造風で、屋根は保温のために野小屋を設けた置屋根形式風になっている。大学の施設に転用する際に、妻壁や側壁に明かり窓を設け、各所の越屋根を一続きにつなぐなどの改築が行われたが、当初の面影をよく伝えているという。

秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟の見どころ

外壁を見ると、倉庫らしい閉じた壁面に、大学への転用で開けられた明かり窓が並んでいる。棟の上の越屋根が一続きにつながっているのも改築の跡で、もとの姿と転用後の手の入れ方を見比べられる。

秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟の見学について

秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟は大学の施設で、内部の見学について公式の案内は見当たらなかった。訪問を考える場合は、秋田公立美術大学に事前に確認してほしい。

倉庫群への行き方と、一般に公開されている南端の新屋図書館については、旧国立新屋倉庫のページにまとめてある。

Q&A

Q秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟とはどのような建物ですか?
A秋田市新屋大川町にある昭和9年(1934年)建築の木造平屋建の倉庫で、旧国立新屋倉庫の8棟のうち北から7番目の棟です。建築面積は660平方メートルです。
Q秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟はいつ登録有形文化財になりましたか?
A平成12年(2000年)9月26日に登録されました。登録番号は05-0063です。
Q秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟の外観の特徴は?
A土蔵造風の外観で、屋根は保温のために野小屋を設けた置屋根形式風です。大学への転用で明かり窓が設けられ、越屋根が一続きにつながれました。
Q秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟は現在どのように使われていますか?
A倉庫群の北側7棟は、秋田公立美術大学が「アトリエももさだ」として使っています。
Q秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟は見学できますか?
A大学の施設で、内部見学の公式案内は見当たりません。秋田公立美術大学に事前に確認してください。

基本情報

名称秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟(あきたこうりつびじゅつこうげいたんきだいがくそうさくこうぼうとう)
所在地秋田県秋田市新屋大川町12-3
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成12年(2000年)9月26日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、鉄板葺、建築面積660平方メートル
所有者公立大学法人秋田公立美術学校(文化庁データベースの記載)
公開状況大学施設。内部見学の公式案内なし

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「秋田公立美術工芸短期大学創作工房棟」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00001830
秋田公立美術大学「アトリエももさだ」
https://www.akibi.ac.jp/ateliermomosada

最終更新日: 2026.09.27