全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
光栄菊酒造旧麹室は佐賀県小城市三日月町の昭和前期の麹室。水路の石積に御影石の布基礎を回し、木造軸組の外面に高さ3メートルまで煉瓦を化粧で積む。小屋組はキングポストトラス。建築面積98平方メートル。令和3年登録。
光栄菊酒造通り蔵及び本蔵は佐賀県小城市三日月町の酒蔵。大正9年の通り蔵と昭和2年の本蔵を南端でつないだコの字形、建築面積955平方メートル。内部に2列の独立柱と吹抜の小屋組を持ち、南面の大屋根が景観をつくる。令和3年登録。
光栄菊酒造ムロマエは佐賀県小城市三日月町に残る明治中期の酒造施設で、施設内で最も古い。麹室の前を意味する名のとおり旧麹室の北に接し、両下造・桟瓦葺、建築面積94平方メートル。上部の壁はもと漆喰仕上げ。令和3年登録。
光栄菊酒造モトクラは佐賀県小城市三日月町の昭和5年の酒造施設で、酒母(酛)をつくる蔵とみられる。北面半切妻造・南面切妻造、建築面積113平方メートル。北と東の壁に一間ごとの掃出窓が並び、内部に2階の床組が残る。令和3年登録。
佐賀県小城市の小柳酒造煙突。昭和16年建造、1.8メートル角のイギリス積煉瓦造で、敷地内で最も高い構築物。高さは文化庁の構造欄17メートル、解説文16.5メートルと食い違っており、その点も含めて解説する。
佐賀県小城市の小柳酒造釜場。昭和3年建造、桁行11メートル、建築面積96平方メートルの平屋建。米を蒸す作業が越屋根とキングポストトラスという形を生んだ。煙突・東西の貯水槽との関係についてもあわせて解説する。
佐賀県小城市の小柳酒造検査室。昭和5年の建造で、建築面積20平方メートルの木造平屋建である。南・東・北の3面に引違いガラス窓を並べる。酒税検査という制度の側から生まれた建築の性格を、窓の配置から読み解く。
佐賀県小城市の小柳酒造麹室。昭和3年建造、建築面積67平方メートルの木造平屋建。3面は縦羽目板張でありながら、入口のある妻面だけ梁下までイギリス積の煉瓦壁とする。その使い分けの理由を工程から読み解く。
佐賀県小城市の小柳酒造主屋。江戸後期の切妻造・妻入の塗屋造町家で、木造2階建、建築面積205平方メートル。道路拡幅で正面の下屋を失った経緯、桁行をめぐる資料間の食い違い、売店部分の見学条件までを解説する。
佐賀県小城市の小柳酒造昭和西蔵。昭和3年建造、桁行34メートル、建築面積431平方メートルの敷地内最大の蔵。腰の煉瓦積と簓子下見、半切妻の納まりを解説し、小城蒸溜所として開放されている見学条件も示す。
佐賀県小城市の小柳酒造昭和東蔵。昭和3年建造、桁行14メートル、建築面積112平方メートル。西壁を昭和西蔵と共有し、押縁間隔の広い下見板張が水路沿いに洋風の景観をつくる。隣接する西蔵との違いも解説する。
佐賀県小城市の小柳酒造西貯水槽。昭和16年建造、建築面積4.8平方メートル、高さ4.5メートル。煉瓦の柱脚で水槽を持ち上げ重力で配水した設備で、開き止めの鉄棒や生子鉄板の招き屋根が示す意味を解説する。
佐賀県小城市の小柳酒造離れ。大正10年頃の入母屋造平屋建で、4畳半と床の間付き6畳の2室に縁廊下が回る。買い足した隣地に建ち主屋の角屋に接続する。設備更新に先立つ事業拡大の跡を、屋根形式と平面から読む。
佐賀県小城市の小柳酒造東貯水槽。昭和16年建造、建築面積4平方メートルで敷地内最小の登録建造物にあたる。6本の煉瓦柱脚をアーチで繋いで水槽を支える構法を、隣接する西貯水槽との違いを通して読み解いていく。
佐賀県小城市の小柳酒造ビン詰場。昭和3年建造、建築面積77平方メートルの木造平屋建。二重梁の小屋組によって梁間9メートルを柱なしに渡している。三方を蔵と釜場に囲まれた位置が示す、工程順の建物配置も解説する。
小柳酒造ポンプ小屋は佐賀県小城市にある昭和3年築の煉瓦造建築。建築面積5.3平方メートル、平面1.8×3メートルの小屋で、鉱滓煉瓦の壁と欠円アーチの開口、陸屋根をもつ。大正15年着手の設備改良の一環で、平成14年に登録有形文化財となった。
小柳酒造ムロマエは佐賀県小城市の酒造場に建つ昭和3年築の木造平屋建。麹室の東妻面から昭和西蔵の西面へ屋根を架け渡し、建築面積47平方メートルの作業空間を生んだ。切妻造・桟瓦葺で南面に土庇を付す。平成14年登録の有形文化財。
佐賀県小城市の齊藤商店店舗兼主屋は、小城羊羹の店に砂糖を卸した商家の昭和2年(1927年)頃の町家。建ちが高くトラスを組んだ大屋根をもち、正面に型ガラスとショウウインドウを用いる。平成30年に登録された。
佐賀県小城市のJR唐津線小城駅本屋。石炭輸送を主な目的に敷かれた唐津線の中間駅として明治後期に建てられた寄棟造の木造の駅舎で、漆喰塗に腰板張の外壁や内部の出札口の造作など、開業当初の様相をよく留める。
佐賀市本庄町の庄野家住宅隠居所は、家督を譲った当主が移り住むための昭和前期の木造平屋建。床棚付の八畳座敷に額入障子や付書院障子の精緻な組子を備え、令和4年に国の登録有形文化財となった近代和風の書院である。