全国の登録有形文化財
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松宗蔵は兵庫県高砂市高砂町の堀川の西岸に建つ文政6年(1823年)の土蔵で、登録有形文化財。切妻造・本瓦葺で、西面に瓦葺の庇を付けた出入口を2か所設け、外壁を竪板張とする。海産物や農産物を納めた蔵で、高砂の舟運の繁栄を伝える。
兵庫県朝来市生野町口銀谷に建つ松本家住宅主屋は、明治初期の切妻造部分と大正期増築の寄棟造部分からなる木造2階建の町家。平成16年に国の登録有形文化財となった。銀山の鉱山町の暮らしと町家形式の変化を示す。
松山大学温山記念会館表門は、新田長次郎邸の西寄りに建つ門柱4基の鉄筋コンクリート造門。道路から約11m後退し、本館へのアプローチを整える。歴史的景観への寄与で登録された登録有形文化財である。
松山大学温山記念会館倉庫は、新田長次郎の邸宅で本館の北側に建つ鉄筋コンクリート造2階建。昭和3年に娘婿の木子七郎が本館と同じ意匠で設計した付属屋で、一体の邸宅を構成する登録有形文化財である。
松山大学温山記念会館外塀は、新田長次郎邸を延長約151mで囲う鉄筋コンクリート造の塀。洗い出し仕上げの壁面が洋館の外周を整え、東面には防空壕の出入口も開く。歴史的景観への寄与で登録された。
松山大学温山記念会館第二研修所は、新田長次郎の邸宅で使用人が暮らした木造平屋建。本館と同じ昭和3年に娘婿の建築家木子七郎が設計した付属屋で、阪神間の邸宅の暮らしぶりがうかがえる登録有形文化財である。
松山大学温山記念会館防空壕は、新田長次郎邸の敷地東端に残る鉄筋コンクリート造の掩体。戦時期に増設され、2重耐爆扉やドーム状天井を備える。私設防空壕の遺構として貴重な、稀少な登録有形文化財である。
松山大学温山記念会館本館は、ニッタ創業者で松山大学の前身校を創立した新田長次郎が昭和3年に建てた自邸。娘婿の建築家木子七郎が設計したスパニッシュ様式の洋館で、阪神間モダニズムを代表する登録有形文化財である。
御影公会堂は神戸市東灘区御影石町、国道2号と石屋川の交わる御影の中心に建つ昭和8年(1933年)の公会堂で、登録有形文化財。嘉納治兵衛の寄附、清水栄二の設計、大林組の施工で、モダニズムを基調に多様な造形をまとめた文化施設。
三木屋西館は兵庫県豊岡市城崎町湯島の三木屋の東館の西に並ぶ昭和2年(1927年)の二階建の旅館建築で、登録有形文化財。東館より低い入母屋造で東館と接続し、南面にガラス窓と2階の手摺を設ける。東館とともに北但地震後の復興期の姿を伝える。
三木屋東館は兵庫県豊岡市城崎町湯島の城崎温泉のほぼ中央に建つ昭和2年(1927年)の木造三階建の温泉旅館で、登録有形文化財。1階をロビーと宴会場、2階を客室、3階を舟底天井の大宴会場とし、北但地震後の復興期の姿をよくとどめる。
兵庫県川西市黒川に建つ水口家住宅井戸屋は、明治5年頃の井戸覆いで建築面積3.5平方メートル。平成17年に登録有形文化財となった。主屋・蔵とともに前庭を囲む屋敷構えの一部で、茶の湯の菊炭を焼く里の暮らしを今に残す。
湊川隧道は神戸市兵庫区の会下山を貫く明治34年(1901年)のわが国最初の河川トンネルで、登録有形文化財。延長400メートル、幅7.3メートルの馬蹄形断面の煉瓦覆工で、平成12年(2000年)に役目を終え、月2回一般公開されている。
フランク・ロイド・ライトの愛弟子・遠藤新が1930年に手がけた旧甲子園ホテル。打出の小槌や市松格子光天井など和洋融合の意匠が随所に息づき、戦中の海軍病院期を経て現在は武庫川女子大学の学舎として活用される登録有形文化財。
神戸・御影の住宅街にひっそり建つ、芸術家綿貫宏介自邸の茶室。1969年の建築で、わずか18㎡の宝形造屋根の頂部には陶器の土鍋が伏せられる。傘天井、簾障子、囲炉裏、置き床。鎌倉期の山家に着想した自在な意匠で、2023年に登録有形文化財に。
桃島橋は兵庫県豊岡市の城崎温泉を流れる大谿川の屈曲部に架かる昭和元年(1926年)の鉄筋コンクリート造の人道橋で、登録有形文化財。橋長11メートルで立面を弓形とし、親柱に灯籠と擬宝珠を飾り、温泉街の象徴的な景観をつくる。
兵庫県尼崎市武庫之荘東の森松家住宅衣装蔵は、旧庄屋屋敷の北西隅に建つ江戸後期の2階建の蔵。蔵前で主屋とつながり、花崗岩切石の基礎に竪板を高く張る。屋敷の蔵で最も古く、角地の景観をつくる。2009年登録。
兵庫県尼崎市武庫之荘東の森松家住宅井戸は、旧庄屋屋敷の中央にある江戸末期の石造井戸。厚さ12cmの花崗岩切石を相欠で組んだ0.8m四方の井戸枠は深さ8mに及び、南側に同じ花崗岩の洗い場を備える。2009年登録。
兵庫県尼崎市武庫之荘東の森松家住宅米蔵は、旧庄屋屋敷の北東隅に建つ明治38年頃の土蔵。平屋ながら建ちが高く、花崗岩の基礎に白漆喰と竪板の外壁、南面に軒の深い蔵前を付け、屋敷の東面の景観を引き締める。2009年登録。
兵庫県尼崎市武庫之荘東の森松家住宅主屋は、旧西富松村の庄屋の母屋。江戸末期に移築された入母屋造妻入の大型住宅で、軒や妻壁まで漆喰で塗り込め、隅柱には波頭文様を表す。2009年に登録有形文化財となった。