全国の登録有形文化財
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紀の川市中三谷の井上家住宅(旧岩田家住宅)主屋は大正5年(1916年)頃の近代和風の農家。田の字の四間取の西に座敷を突き出し、付書院の床を西面、違棚の床脇を北面に分けて庭への眺めを確保した。2023年登録。
紀の川市中三谷の井上家住宅(旧岩田家住宅)土蔵は屋敷で最も古い江戸末期の2階建の蔵。切妻造の置屋根で、棟木や母屋を妻面の柱で受け、戸口に鳥居枠を飾る。外壁は土塀と一続きで屋敷の外郭をなす。2023年に登録。
紀の川市中三谷の井上家住宅(旧岩田家住宅)土塀は、大正前期に築かれた総延長59メートルの瓦葺の塀。石積みの基礎に載り、外面に緑泥片岩(青石)の小石を隙間なく貼り付けた独特の仕上げをもつ。2023年に登録された。
紀の川市中三谷の井上家住宅(旧岩田家住宅)長屋門は、昭和45年(1970年)に通りに面して建てられた入母屋造の長屋門。中央に両開きの門扉と潜り戸、東に納屋、西に舟底天井の室をもち、土塀や水路と屋敷構えを整える。
和歌山県橋本市、紀ノ川南岸にある上田家住宅主屋。昭和4年頃に建てられた木造平屋建で、正面に入母屋造の玄関を構える。表座敷は床を西へ向け、離れ座敷と一続きの接客空間をなす。伝統の形式に間取りの近代化を取り入れた登録有形文化財。
和歌山県橋本市、上田家主屋の川側に建つ米蔵及び中蔵。江戸末期の土蔵二棟を隙間を空けて据え、庇と二階壁を続けて一体とする。置屋根や中塗仕上、ひしぎ竹張など質実な技法を残す。屋敷で最も古い登録有形文化財。
和歌山県橋本市、上田家の屋敷西端に建つ離れ座敷。明治後期の木造平屋で、主屋と渡り廊下でつながる。良材を用いた八畳三間続きの接客座敷で、庭側に縁を回す。紀州青石の石垣に建ち屋敷景観を整える登録有形文化財。
上南家住宅コナシヤは紀美野町谷の屋敷で主屋とヒヤの間に建つ納屋。幣串から昭和32年3月5日の上棟と知られ、檜の新材に前身建物の栗の古材を交えて組む。東を土間、西端を板床とし、2019年に登録有形文化財。
上南家住宅主屋は紀美野町谷の山上に建つ江戸中期の農家で、旅人の茶屋も兼ねたという。上手10畳の押板形式の床や床差しの竿縁天井、釿の跡が残る差鴨居が古い形式をよく伝え、2019年に登録有形文化財となった。
上南家住宅長屋門は紀美野町谷の屋敷の南隅に建つ江戸後期の長屋門。東を切妻、西を入母屋とする瓦屋根で、内部の土間には牛小屋と炊事場があり、主屋の台所の役目を担っていた。2019年に登録有形文化財となった。
上南家住宅ヒヤは紀美野町谷の屋敷の北隅に建つ昭和32年頃の離れ座敷。檜の良材を使い、黒塗の竿縁を吹き寄せた天井や付書院の組子に戦後らしさが表れ、座敷から東の眺望を楽しめる。2019年に登録有形文化財。
和歌山県広川町大字広に建つ浦家住宅前蔵・中蔵及び櫨蔵は、江戸末期の土蔵三棟がL字に連なる建築面積117平方メートルの登録有形文化財。腰の海鼠壁と三箇所の戸前、垂木を用いない小屋組に、海運と石灰製造で栄えた商家の備えが残る。
和歌山県みなべ町北道、旧熊野街道に面する主屋の背後に建つ明治前期の酒蔵。桁行9間梁間5間の土蔵造2階建で、二階は一室、棟通り柱2本が牛梁を受ける。現存する醸造蔵としては町内唯一とされ、2014年に国の登録有形文化財となった。
和歌山県みなべ町北道、旧熊野街道に東面して建つ江戸後期の町家。主体部17mに明治期増築の座敷部9.7mが続き、26mを超える間口を見せる。白漆喰のつし二階に虫籠窓を開け、一階は繊細な出格子で覆う。2009年に国の登録有形文化財となった。
岡家住宅主屋は和歌山県九度山町入郷にある明治4年(1871年)の大型の農家住宅で、登録有形文化財。入母屋造つし2階の大屋根に本瓦葺の越屋根を載せ、田の字形の間取りと式台を備えて、集落の最上部で威容を見せる。
岡家住宅中門は和歌山県九度山町入郷にある大正前期の門で、登録有形文化財。主屋前の主庭を区切る間口1.6メートルの切妻造銅板葺の門で、井桁を2段に重ねた板扉と縦板張の袖塀を備え、端正なつくりで主屋の正面を整える。
岡家住宅西蔵及び米蔵は和歌山県九度山町入郷にある江戸末期の土蔵で、登録有形文化財。屋敷で最も古い西蔵の北に明治後期の米蔵を増築し、正面の腰を海鼠壁とした堅牢なつくりで、屋敷の北西の隅を引き締めている。
岡家住宅部屋は和歌山県九度山町入郷にある明治後期の上質な離れ座敷で、登録有形文化財。主屋と渡廊下でつながる入母屋造桟瓦葺の平屋で、8畳2室の続き間に3方の縁を廻し、南室西面の座敷飾りに繊細な意匠を見せる。
岡家住宅門屋は和歌山県九度山町入郷にある明治4年(1871年)の長屋門で、登録有形文化財。主屋と同時に建ち、中央の門口の北に納屋、南に男部屋と牛小屋を収め、与力窓をあけた漆喰壁で堂々とした表構えをつくる。
岡﨑家住宅(旧栗須家住宅)石塀は和歌山県新宮市高田にある江戸時代末期の石塀で、登録有形文化財。流紋岩の川原石を空積の野面積みとし、屋敷の北・東・西をコの字形に囲む。総延長約76メートル、防風を兼ねる。