全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
昭和15年築、鉄筋コンクリート造二階建121㎡の書庫。第一文庫と設計者も棟梁も同じながら、厳しい資材事情から床下吹き放ちを断念した。二階の展示室が参観で所蔵品を公開する場となる。登録番号26-0028。
京都・嵯峨野に佇む落柿舎は、俳聖・松尾芭蕉の高弟・向井去来が営んだ草庵で、芭蕉が名作『嵯峨日記』を著した場所として知られています。国の登録有形文化財に指定された茅葺きの庵は、江戸時代の俳諧文化を今に伝え、日本三大俳諧道場のひとつに数えられる文学の聖地です。
京都府亀岡市の楽々荘日本館は、京都鉄道の創設者・田中源太郎が明治31年頃に建てた書院造の和館。主人室と夫人室で意匠を変えた床棚に明治期最上等の大工技術が刻まれ、植治作庭の池泉庭園と向き合う。1997年に国の登録有形文化財に登録。
京都府亀岡市に建つ楽々荘洋館は、明治31年(1898)頃に実業家・田中源太郎の本宅として清水組により建てられた煉瓦造一部木造2階建ての洋館で、東面と南面のベランダや各室ごとに異なる暖炉・床仕上げなど、明治後期最高水準の職人技を伝える国の登録有形文化財です。日本館・玄関とともに残る希少な明治邸宅遺構を、七代目小川治兵衛作庭の名園とあわせてご紹介します。
京都・銀閣寺前、哲学の道沿いに佇むレストラン・ノアノア(旧橋本関雪邸洋館)は、日本画の巨匠・橋本関雪が1929年(昭和4年)頃に自邸「白沙村荘」の一画に自ら設計して建てた洋館です。鉄筋コンクリート造2階建、瓦葺の小ぶりな館は、スパニッシュ様式を基調としつつ玄関の庇に和風の垂木形を加えた独自の意匠で、昭和初期の洋風住宅デザインの一つの潮流を今に伝える貴重な遺構として、2005年に国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。当初は関雪が蒐集した西洋古美術コレクションを陳列するための空間でしたが、現在はパスタやピッツァが評判の欧風レストラン「ノアノア」として親しまれ、文化財建築の中で京都東山の自然を眺めながらゆったりと食事を楽しめる、稀有な体験ができる場所となっています。
京都・四条大橋の東詰、南座の真向かいに建つレストラン菊水は、1916年(大正5年)創業、京都における西欧料理の草分け的存在として知られる老舗洋食店です。1926年竣工の店舗は、表現主義を基調にアール・デコやスパニッシュ瓦を取り入れた鉄筋コンクリート造5階建ての名建築で、屋上の放物線塔屋がシンボル。1997年に登録有形文化財に登録され、大正期京都のハイカラ文化を今に伝えています。
京都府舞鶴市の平野屋商店街にある若の湯は、明治三十六年創業、現在の建物は大正十二年築の洋風意匠の銭湯です。二〇一八年に国の登録有形文化財に指定され、平成の名水百選「真名井の清水」と同水脈の地下水を薪で沸かし、銭湯絵師・中島盛男氏による富士山と赤富士のペンキ絵を眺めながら、大正ロマンと地元の人情にひたれる貴重な近代建築です。
新町通花屋町下る、西本願寺の南に建つ和田家住宅主屋は、明治期建築の京町家。桁行四間の表屋に出格子・荒格子・切子格子の三種が並び、つし二階を備える。背後には坪庭・玄関を挟んで台所と座敷が連なり、2008年に登録有形文化財となった。
京都大学桂キャンパスに眠る2,653点のコレクション「建築教育資料(京都帝国大学工学部建築学教室旧蔵)」をご紹介します。関西建築界の父・武田五一が大正期に蒐集したフランク・ロイド・ライト帝国ホテルの石膏模型や法界寺阿弥陀堂模型、ジョサイア・コンドル建築図面など、近代日本の建築教育の黎明期を伝える貴重な文化財をめぐる旅へ。
熊本県天草市の上田家住宅表玄関。西面中央に入母屋造の式台玄関を開く桁行五間半の明治期の一棟で、北の主屋と南の離座敷をつなぎ、庄屋・上田家の接客空間の充実過程を示す登録有形文化財である。
熊本県天草市の上田家住宅主屋。文化十一年の大火の翌年、文化十二年(一八一五)に再建された庄屋宅で、桁行十間の堂々たる木造平屋建。高浜焼を営んだ上田家の屋敷の中心をなす登録有形文化財である。
熊本県天草市の上田家住宅正門。棟に鳥衾を飾る明治期の四脚門で、幅の異なる二枚の板戸に潜戸を設ける。敷地前面の中央に立ち、高浜焼で栄えた庄屋・上田家の屋敷構えを形づくる登録有形文化財である。
熊本県天草市の上田家住宅離座敷。十二畳半の座敷に床・棚・書院を備え、ガラス戸を多用した開放的な明治期の客間で、昭和七年に与謝野鉄幹・晶子夫妻が宿泊したと伝わる登録有形文化財である。
宇城市国際交流村重要資料展示室(旧三角簡易裁判所記録倉庫)は熊本県宇城市三角町の高台に建つ大正9年築の煉瓦造2階建、建築面積45㎡。平成19年に登録有形文化財となった、世界遺産の三角西港を見下ろす小さな書庫を紹介します。
宇城市国際交流村伝統工芸館(旧三角簡易裁判所弁護士等控室)は熊本県宇城市三角町にある大正9年築の木造平屋建、建築面積75㎡。平成19年に登録有形文化財となり、渡廊下で本館と結ばれた区裁判所の構成を示す一棟です。
熊本県宇城市三角西港の高台に建つ旧三角簡易裁判所本館は、大正9年(1920年)竣工の木造平屋建。司法省営繕による和風色の強い地方裁判所建築の好例として、平成19年に国の登録有形文化財となった。現在は「法の館」として無料公開。
熊本県菊池郡大津町にある登録有形文化財「江藤家住宅主屋」をご紹介。江戸末期に建てられた在御家人の住宅は、入母屋造桟瓦葺の大屋根と独特の角屋構成が特徴。阿蘇の玄関口に佇む近世農家建築の貴重な遺構です。
熊本県山都町にある大川阿蘇神社農村舞台は、国の登録有形文化財に登録された県内最大級の農村舞台です。江戸時代末期から伝わる清和文楽の発祥の地として、今も現役で奉納芝居が上演されています。
熊本県大津町森の岡本家石橋は、屋敷地西側の細い水路に架かる明治期の石造桁橋。長さ2.6メートル、幅員2.5メートル。端の石の上面をわずかに反らせ、屋敷地側に親柱を据えて表門への構えを整えている。1999年登録。
熊本県大津町森の岡本家住宅馬屋は、天保11年頃に建てられた木造平屋建、建築面積34平方メートルの付属屋。南側の道路に長い側面を向け、腰の下見板を裏門や南の倉と高さを揃えて街路の景観を整えている。1999年登録。