全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
熊本県菊池市隈府に佇む髙木医院は、1931年築のハーフティンバー風木造二階建て医院建築です。半切妻の銅板葺屋根にドーマー窓を配し、玄関ポーチや窓廻りに洋風意匠を巧みに取り入れた外観は、昭和初期の隈府の面影を今に伝えています。2013年に国の登録有形文化財に登録されました。
熊本県球磨郡山江村に建つ高寺院毘沙門堂は、承応4年(1655年)建立の三間堂で、国の登録有形文化財に登録されています。反り増しを持つ太い垂木など球磨地方特有の建築的特色を持ち、中世から近世前期の寺社建築が多数現存する球磨地方で時代の指標となる重要な建造物です。球磨郡最古の寺院・高寺院の境内に位置し、かつて国重要文化財の毘沙門天立像を安置していた歴史ある仏堂です。
熊本県山都町浜町、日向往還の宿場町に二百五十年以上前から佇む町家「通潤酒造店舗及び主屋」。宿場最大規模の町家として令和3年(2021年)に国の登録有形文化財に登録されました。土蔵造の店舗と木造の主屋を直交させて接続し、千鳥破風を想起させる特異な正面意匠を生み出した上質な建造物です。創業1770年の酒蔵として今も現役で稼働し、無料の蔵見学と試飲で訪れる人を迎えます。西郷隆盛が本陣として宿泊した歴史や、名橋・通潤橋との縁もたどれる、山都町観光の拠点です。
熊本市新町の坪井川沿いに佇む冨重写真所は、明治時代の写真師・富重利平が開設した国登録有形文化財の写真館です。スラント付き撮影室を残す貴重な建築遺構であり、西南戦争前の熊本城や夏目漱石など近代日本の歴史を記録し続けた写真文化の殿堂です。
1874年創業、熊本市新町に佇む九州屈指の老舗書店。保岡勝也設計の大正13年築の建物は国の登録有形文化財。森鷗外や夏目漱石も訪れた文学の聖地で、2階の喫茶室からは路面電車が行き交う城下町の風景を楽しめます。
熊本市中央区水道町に佇む日本福音ルーテル熊本教会は、建築家ヴォーリズが1950年に設計した木造教会堂です。ハンマービーム・トラスの屋根構造や尖頭アーチの開口部など、ゴシック様式を木造で実現した建築美が評価され、2019年に国の登録有形文化財に登録されました。戦後復興のシンボルとして地域に愛される、ヴォーリズ晩年の代表作です。
熊本県玉名市に鎮座する梅林天満宮の石造鳥居は、万治2年(1659年)に建立された国登録有形文化財です。高さ4.8mの明神鳥居は、柱頭部を台輪状に彫り出す独特の意匠と直径約73cmの太い柱が特徴で、九州ならではの地方色豊かな造形美を誇ります。承平6年(936年)創建の古社で、流鏑馬神事や梅の花など見どころも豊富です。
熊本県玉名市に鎮座する梅林天満宮は、承平6年(936年)に太宰府天満宮から勧請された由緒ある天満宮です。国登録有形文化財である拝殿は、江戸後期の精緻な彫刻と唐破風の向拝を備えた端正な建築で、梅鉢文の蟇股や透彫の手挟など見応えある意匠が随所に施されています。毎年11月25日には県指定無形民俗文化財の流鏑馬が奉納される、歴史と伝統が息づく神社です。
熊本県玉名市に鎮座する梅林天満宮本殿は、承平6年(936年)に太宰府天満宮から菅原道真公の御分霊を勧請して創建された古社です。江戸時代後期に再建された本殿は、入母屋造・銅板葺の優美な建築で、波涛文の彫刻や透彫の手挟など精巧な装飾が上方に集中する独自の造形美を持ち、2003年に国の登録有形文化財に登録されました。毎年11月25日に奉納される流鏑馬は熊本県指定重要無形民俗文化財であり、菊池川流域日本遺産の構成文化財でもあります。
熊本県玉名市の菊池川左岸に鎮座する梅林天満宮は、承平6年(936年)に太宰府・安楽寺天満宮から勧請されたと伝わる由緒ある天満宮です。江戸後期に再建された楼門は、本殿・拝殿・鳥居とともに平成15年(2003年)に国土の歴史的景観に寄与するものとして登録有形文化財に登録されました。鎮守の杜と水田に囲まれた静謐な参道と、毎年11月25日の流鏑馬神事の舞台としても知られる、九州有数の格式ある農村神社の入口を訪ねる旅のご案内です。
熊本市小島の浜田醤油の敷地に立つ、高さ約7メートルの煉瓦造の給水塔。昭和25年頃に六代目が築き、今もポンプで地下水を汲み上げ醤油づくりに用いる。熊本地震で倒壊寸前となったが復元され、登録有形文化財として残る。
熊本市西区小島に立つ浜田醤油三番蔵は、明治中期に築かれた建築面積218平方メートルの大型土蔵である。妻入の大壁と店舗から連なる海鼠壁が街路景観に変化を与え、平成19年に登録有形文化財となった。文政元年創業の醤油醸造の歩みを今に残す。
熊本市西区小島、文政元年(1818年)創業の浜田醤油に残る主屋。明治初期の木造2階建で、腰になまこ壁、窓に格子を備え、北隣の店舗と統一感のある重厚な外観をつくる。土蔵が連なる町並みの一角を占める登録有形文化財である。
熊本市西区の港町・小島に建つ浜田醤油店舗は、江戸後期の木造2階建。塗り込めの外壁の南半に深い下屋庇、北半の腰に海鼠壁を配し、左右で意匠を違える。隣接する三番蔵と一連の景観をなし、登録有形文化財に登録された。
熊本市小島の浜田醤油の敷地東南角に建つ、建築面積約8平方メートルの登録有形文化財。昭和5年頃にもと煙草店として建てられ、洗出し仕上げや山型妻壁の板張の妻飾に、昭和初期らしい洋風意匠を見せる小さな角屋である。
熊本県益城町に建つ登録有形文化財。阿蘇外輪の西裾の集落に残る在宅侍の旧宅で、東を入母屋、西を寄棟とする木造平屋建である。正面に残る式台の痕跡や、上質な床構えの座敷に、城下を離れて在郷に住んだ武家の格式がうかがえる。
大正13年(1924年)に建てられた早野ビルは、熊本で最初の貸しビルと伝えられる鉄筋コンクリート造の建物です。2・3階を通した連続窓や外壁の装飾柱が特徴的で、国の登録有形文化財に登録されています。現在もギャラリーやデザイン事務所が入居する「生きた文化財」として、大正ロマンの風情を今に伝えています。
坪井川のほとり、明十橋のたもとに建つ旧第一銀行熊本支店。大正8年竣工、設計は西村好時。石と煉瓦の外観に連続するアーチ窓と塔屋を備え、熊本市初の本格的鉄筋コンクリート造建築として知られる登録有形文化財です。
熊本県氷川町宮原に建つ登録有形文化財。天保3年(1832年)に商家の井芹家が住宅として建て、明治6年に増築した木造2階建の大型町家。薩摩街道の宿場町だった面影を残し、漆喰塗込の正面や水切瓦、磁器タイルの床が見どころ。
熊本県氷川町宮原、旧井芹家住宅の敷地西端に南北14mにわたって延びる漆喰塀。明治後期の築で、腰は縦板張、上部は真壁造とし、腕木が桟瓦葺の小屋根を受ける。屋敷側には溶結凝灰岩の角柱を控えに据え、丁寧な造作を今に残す登録有形文化財。