全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
神奈川県伊勢原市大山に位置する八段堰堤は、1928年に竣工した重力式コンクリート造の砂防ダムです。関東大震災後の土砂災害を防ぐために築かれ、堤長37m・堤高11mの堂々たる姿は国登録有形文化財に登録されています。伝統的な谷積み技法と近代土木技術の融合が見どころです。
神奈川県愛川町の中津川に架かる平山橋は、1913年(大正2年)に架設が始まった曲弦プラットトラス構造の鋼橋です。大正期のリベット構造の鋼橋として希少な存在であり、国の登録有形文化財および土木学会の「日本の近代土木遺産」に選定されています。太平洋戦争末期の米軍機銃掃射による弾痕が今も残り、戦争遺跡としても深い意味を持っています。
神奈川県伊勢原市大山に所在する袋町堰堤は、1929年(昭和4年)に関東大震災後の砂防対策として築造された重力式コンクリート堰堤です。堤長24m、堤高6.0mの練積工法で造られ、金目川水系の不動沢で下流集落と霊山大山への登拝路を守り続けています。2004年に国登録有形文化財に登録されました。
明治15年創業、大正12年築の本館は国登録有形文化財。繊細な組子細工や透かし彫りの欄間が美しい木造二階建ての旅館建築で、自家源泉かけ流しの温泉と相模の味覚を堪能できる湯河原屈指の老舗宿です。
神奈川県箱根町宮ノ下にある富士屋ホテルアイリーは、明治17年(1884年)に宮ノ下大火後の最初の復興建築として建てられた、富士屋ホテル現存最古の建物です。本館や西洋館にも共通する「正面両端の突出部と中央の唐破風玄関」という富士屋ホテル独特の意匠が、すでにこの建物で確立されていました。平成9年(1997年)に国の登録有形文化財に登録された、わが国最初期のリゾートホテル建築の貴重な遺構です。
神奈川県秦野市に残る山ノ神堰堤は、昭和7年竣工の重力式砂防堰堤で国登録有形文化財です。北伊豆地震を契機に内務省が築いた土木遺産の歴史と見どころをご紹介します。
鎌倉・若宮大路沿いに建つ国登録有形文化財「湯浅物産館」。1936年竣工のスクラッチタイル張りの看板建築は、半円アーチ窓が連なる優美なファサードが特徴。カフェや工芸品店が入る複合商業施設として現在も活用されています。
青森県弘前市にある石場旅館は、明治12年(1879年)創業の弘前最古の旅館建築です。国登録有形文化財に登録された妻入り木造2階建ての建物には、太鼓橋や柱時計「ときの娘」など見どころが満載。弘前城まで徒歩5分の好立地で、城下町の歴史と風情を体感できる宿泊体験をご紹介します。
青森県八戸市小中野に佇む新むつ旅館本館は、明治30年頃に建設された木造2階建の登録有形文化財です。元は貸座敷「新陸奥楼」として東北屈指の花街を彩った建物で、中央の吹き抜けに設けられた洋風意匠のY字状階段や唐破風の玄関など、和洋折衷の独特な建築美が高く評価されています。
昭和5年の津軽鉄道開通時に建てられた唯一現存する駅舎。洋風意匠を取り入れた木造平屋建ての建築美と、太宰治の小説『津軽』の舞台としての文学的価値が評価され、国の登録有形文化財に登録。現在は喫茶店「駅舎」として地域に親しまれています。
青森県平川市に所在する成田和夫家住宅土蔵は、津軽地方の農家の暮らしと建築技術を今に伝える登録有形文化財です。重厚な土壁の蔵の見どころやアクセス情報をご紹介します。
静岡市の登録有形文化財・安倍川橋は、大正12年に英国製鋼材で建設された日本最長のボーストリングトラス橋。東海道の府中宿と丸子宿を結び、100年を超えて街のシンボルであり続ける近代土木遺産の魅力をご紹介します。
修善寺・新井旅館の水蔵は、相原家の美術品を火災から守るため昭和18年に建てられた半地下の鉄筋コンクリート造の蔵。周囲を巡る石積みの堀に水を引き込み、炎から収蔵品を囲うという独特の備えを持つ。
新井旅館紅葉は昭和2年築の上質な客室棟。八畳六畳の続き間を南と東の二方の広縁が囲み、京都産の屋根瓦、銅板葺の庇、ベンガラ塗りの外壁で、伊豆の山あいにありながら京風の趣をまとう一棟である。
新井旅館雪の棟は明治32年築の木造2階建の客室棟。二代当主の庭園「華の池」から引いた二筋の流れに挟まれて建ち、南東にはムクリ付き入母屋屋根と煙出しを備えた特徴的な浴室棟を張り出す。
新井旅館吉野の棟は昭和10年築、敷地の西南端に離れ風に建つ客室棟。別に玄関を構え、ゆったりとした間取りに天城杉の良材を用いる。当時の宿が最も力を注いだ建築として語り継がれてきた一棟である。
新井旅館渡りの橋は明治32年に架けられた屋根付きの太鼓橋。本館の月の棟と雪の棟を結び、床は小幅板を目透かしに張って足もとに水流を見せる。来館記念の撮影場所として長く親しまれてきた。
静岡県三島市の楽寿園内に佇む梅御殿は、明治23年頃に小松宮彰仁親王の別邸として建てられた京風数寄屋造りの建物です。主座敷の床柱に太い梅の木を用いたことからその名がつけられ、敷地の高低差を活かしたスキップフロア構造が特徴的な国登録有形文化財です。
静岡県三島市の三嶋大社前に佇む大正15年築の登録有形文化財「懐古堂ムラカミ屋」。銅板張りの美しいファサードを持つ看板建築の歴史と魅力、ウイスキー蒸留所としての新たな活用を紹介します。
静岡県沼津市西浦河内に佇む海瀬家住宅主屋は、市内最古の住宅建築として2023年に国登録有形文化財となった江戸後期の名主屋敷。寄棟造の大屋根、六間取の座敷、河内天王祭の神輿と神楽の舞台としての民俗的価値まで、伊豆の旧家の魅力を紹介します。