全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
石川県かほく市の西田幾多郎記念哲学館敷地内に佇む「骨清窟」は、近代日本最大の哲学者・西田幾多郎が京都で愛用した書斎です。1923年築の大正期文化住宅の洋館部分で、2003年に国の登録有形文化財に登録。愛用の机や約2,000冊の蔵書が当時のまま保存され、「西田哲学」が生まれた知的空間を体感できます。
石川県金沢市今町に佇む八田家住宅南蔵は、国登録有形文化財に登録された明治23年築の土蔵造建築です。旧北国街道沿いの農家屋敷の歴史と建築の魅力をご紹介します。
石川県七尾市の歴史ある一本杉通りに建つ春木屋洋品店は、大正10年(1921年)に呉服商の洋服部門として建てられた木造二階建の洋館です。モルタル塗りの外壁に半円アーチ窓やコーニスを配した洗練された洋風意匠が特徴で、2014年に国登録有形文化財に登録されました。能登半島の港町・七尾の近代化を物語る貴重な商業建築です。
石川県七尾市に佇む春成酒造店主屋は、昭和9年築のせがい造の町家建築。慶応元年創業の酒蔵の主屋として、能登街道沿いの歴史的景観を今に伝える国登録有形文化財です。
昭和6年(1931年)築の近代和風住宅「彦三町家」は、2018年に国の登録有形文化財に登録されました。切妻造妻入のアズマダチの意匠を持つ伝統的な建築で、現在はNPO法人金澤町家研究会の活動拠点として金沢の町家文化の保全・発信に貢献しています。
石川県金沢市菊川に位置する平木家住宅主屋は、加賀藩城下町の旧足軽組地に建つ江戸末期の武家住宅です。木造2階建、建築面積約102㎡の建物は、南に庭を設け東側に用水路が流れる城下町特有の配置を保ち、2004年に国登録有形文化財に登録されました。百万石の財力で足軽にも庭付き一戸建てを与えた加賀藩の歴史を物語る貴重な建造物です。
石川県金沢市の犀川右岸に佇む平木屋旗店は、宝暦年間(1751〜1763年)創業の老舗染物店です。江戸時代末期に建てられた町家は国登録有形文化財および金沢市指定文化財に登録され、加賀藩御用達の旗・暖簾・のぼりの伝統を今に受け継いでいます。茶室を備えた二階や長い土間など、金沢町家の特徴を集約した建築も見どころです。
千葉県大多喜町の夷隅神社参道脇に佇む大屋旅館は、江戸時代後期に創業し明治18年頃に建てられた国登録有形文化財の老舗旅館です。正岡子規やつげ義春ゆかりの宿として知られ、漆喰で描かれた屋号や明治期の調度品が往時の面影を伝えています。
千葉県館山市の館山港に面して建つ小高記念館は、大正11年頃に古川銀行鴨川町支店として建築され、昭和5年に現在地へ移築された洋風木造建築です。白い下見板張りの外壁と赤い鉄板屋根が港町の風景を彩るこの建物は、国登録有形文化財に登録されており、現在はフェアトレードカフェとして100年の歴史を紡ぎ続けています。
千葉県香取市の香取神宮境内に建つ国登録有形文化財「香雲閣」。明治33年頃に完成した木造2階建の壮麗な和風建築は、唐破風造の玄関と均整のとれた外観で境内空間に調和しています。歴史・見どころ・アクセス情報をご紹介。
千葉県銚子市の旧公正會舘は、ヤマサ醤油10代当主が大正15年に私財で建てた社会教育施設。夜間学校と図書館を備え、二階講堂には映写室が張り出す。セセッション風の玄関が目を引く、市内最古級の鉄筋コンクリート建築です。
銚子市の旧西廣家住宅缶詰工場は、鰹節製造所を昭和10年に2階建へ改造した建物。木造トラスが柱のない大空間を架け、2階には事務室と座敷を置く。建築面積343平方メートル、平成30年登録の有形文化財である。
千葉県銚子市の旧西廣家住宅主屋は、明治10年頃の平屋建本館の背後に昭和12年増築の「総檜」と洋館が取り付く。付書院には犬吠埼の風景をあしらう。建築面積193平方メートル、平成30年に登録有形文化財となった。
銚子市の旧西廣家住宅倉庫北倉は、慶応年間の建築と伝わる漁網倉庫。切妻造の2階建部分の三方に下屋が深く延び、開口部は正面扉口と2階南妻窓のみという閉じた構成をとる。建築面積95平方メートル、平成30年登録の有形文化財。
銚子市の旧西廣家住宅倉庫南倉は、北倉と同一の構成をとりながら建築面積59平方メートルとやや小さい。2階妻面に開口部を設けず1階南面に窓を置く点が異なる。慶応年間の建築と伝わり、平成30年に登録された。
銚子市の旧西廣家住宅煉瓦塀は、基部に大谷石と銚子石三段を据え、上部を煉瓦のイギリス積、頂部を持送り状に広げて小屋根状に積む。延長34メートル、平成30年に4棟1基のうち1基として登録された工作物である。
千葉県柏市に残る旧陸軍高射砲第二連隊照空予習室は、昭和13年頃に建てられた防空訓練施設です。建物内部に人工の空を再現し照空灯の操作訓練を行った特殊な施設で、全国でも2棟しか現存しない貴重な戦争遺跡として2024年に国登録有形文化財に登録されました。
千葉県山武市に佇む九十九里教会は、1887年築の国登録有形文化財。ヘボン式ローマ字で知られる宣教師ヘボンが建設資金を寄付し設計にも関わった、日本最初期のプロテスタント教会堂です。和洋折衷の素朴な建築が明治初期の信仰の姿を伝えています。
千葉県匝瑳市八日市場の旧街道沿いに建つ坂本総本店店舗は、明治38年(1905年)築の黒漆喰塗・土蔵造り2階建ての商家建築で、国登録有形文化財に指定されています。文化2年(1805年)創業の老舗菓子店として、皇太子への献上菓子「落花煎餅」や伝統銘菓「初夢」を今も販売し続ける、歴史と味覚が一体となった生きた文化遺産です。
千葉県流山市の旧街道沿いに建つ笹屋土蔵は、明治31年(1898年)に移築された国登録有形文化財の土蔵です。江戸日本橋「越後屋」(後の三越)ゆかりの老舗寝具店の蔵として、白漆喰と黒漆喰のコントラストが美しい外観や二重梁の堅牢な構造を今に残します。現在はカフェ&バルとして活用され、江戸川舟運で栄えた流山本町の歴史的景観を体感できます。