兵庫県・室町
Muromachi兵庫県 の室町時代(1336 – 1573)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
兵庫県神戸市西区の天台宗・如意寺に建つ三重塔。至徳2年(1385年)の建立で、元和5年の修理時に見つかった相輪の刻銘から年代が判明した。県内では一乗寺の塔に次いで古く、三層に大日・釈迦・多宝の三如来を安置する。
神戸市西区の天台宗如意寺に建つ文珠堂は、部材の墨書から享徳2年(1453年)の建立とわかる重要文化財。傾斜地に合わせて前面を高床とする点が特色で、市内最古とされる阿弥陀堂や三重塔とともに、中世天台寺院の姿を今に残す。
長谷寺妙見堂は兵庫県丹波篠山市藤坂の長谷寺にある室町時代中期の鎮守社で、重要文化財。もとは真如寺の鎮守社で、覆屋の中に納まる一間社流造・板葺の簡素で古式な建物である。昭和54年(1979年)に指定された。
神戸市北区山田町の六條八幡宮境内に立つ八幡神社三重塔は、棟札により文正元年(1466年)建立と分かる檜皮葺の三重塔。強い軒反りと上へ細まる姿に室町中期の特徴が表れ、神社に仏塔が残る神仏習合の名残でもある。
小野市の浄土寺境内にある八幡神社拝殿は、桁行7間の寄棟造・本瓦葺の割拝殿。天井を張らず、虹梁や花肘木、木鼻に重源の大仏様を取り入れ、室町時代の折衷様の祖形とされる。明治34年(1901年)に重文指定。
宝塚市中筋の八幡神社本殿は、正面に軒唐破風を付けた一間社隅木入春日造で、室町後期(1499年とも)の建立。唐破風を柱筋より狭く奥へ引き込む技巧が評価され、震災で倒壊後、1996年に残った部材で修復された。
小野市の浄土寺境内に鎮座する鎮守社の八幡神社本殿は、室町時代中期の檜皮葺の三間社流造。妻に二重虹梁大瓶束を用いた早い例とされ、向拝の手挟や左右対称の蟇股に時代の特徴がよく表れる。1913年に重文指定。
宝塚市波豆の波豆八幡神社に建つ八幡神社本殿は、応永10年(1403年)建立の柿葺の三間社流造。両妻に扉を開く形式の最古例とされ、境内には応永32年銘の石造鳥居や、千苅水源池に沈んだ金福寺の石造物も残る。
日出神社本殿は兵庫県豊岡市但東町畑山にある室町時代末期の本殿で、重要文化財。延喜式内の小社の本殿で、三間社流造・こけら葺とし、正面の庇は江戸中期に改造されたが細部に当初の部材を残す。附として棟札2枚がある。
兵庫県姫路市の広峯神社宝篋印塔は、昭和28年(1953年)に国の重要文化財に指定された石塔です。表門に向かって右手の斜面に立ち、塔身の四面には線刻の月輪と胎蔵界の種子を刻む、神仏習合期の貴重な石造遺品です。
兵庫県姫路市の広峰山に建つ広峯神社本殿は、文安元年(1444年)再建で桁行十一間、神社建築では異例の規模をもつ重要文化財です。背面には九星詣りの九つの穴が並び、拝殿での表参りに続く裏参りの場となっています。
福祥寺本堂内宮殿及び仏壇は神戸市須磨区須磨寺町の福祥寺の本堂の内にある応安元年(1368年)の宮殿と仏壇で、重要文化財。宮殿は三間宮殿・板葺で正面の軒に後補の唐破風を付け、仏壇は三重とする。いずれも本堂の内に伝わる。
兵庫県姫路市安富町に佇む古井家住宅は「千年家」の愛称で知られる室町時代後期の民家で、国の重要文化財に指定されています。日本三大千年家の一つに数えられ、竹床や手斧仕上げの柱、伝説の亀石など中世農家の暮らしを今に伝える貴重な建造物です。
出羽三山・羽黒山の霊池に奉納された平安期の和鏡140面。兵庫県西宮の黒川古文化研究所に伝わる重要文化財から、古代の水霊信仰と王朝美の世界を巡ります。